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            Jim O'Rourke
              Hands That Bind (Original Motion Picture Soundtrack) 
            Drag City - Cat No: DC839
 - updated:2025-01-21
 
説明不要のジム・オルークによる2023年にひっそり発売されてたサントラが入荷・映画自体は日本未公開ですがジム・オルークの音と世界は存分に楽しめるシネマティックかつディープ・リスニング!!!寒い時期に聴きこもるにはちょうど良さそうです。
Track List
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A1. Go Spend Some Time With Your Kids
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A2. Wasn't There Last Night
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A3. He's Only Got One Oar In The Water
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A4. That's Not How The World Works
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A5. A Man's Mind Will Play Tricks On Him
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B1. Here Is Where I Seem To Be / The Good Lord Doesn't Need Paperwork
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B2. You Have No Idea What I Want
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B3. One Way Or Another I'm Gone
 
    
"カナダの映画作家Kyle Armstrongによる映画、"Hands That Bind"のサウンドトラック。日本未公開なので内容が確認できずですが、ここはピッチフォークのレビュー(7.5点)を引用してみます。
"ジム・オルークのサウンドトラックは、乾燥した野原と吹きさらしの空に挟まれたこの容赦ない空間に完璧にマッチしている。調律されたピアノ、水のようなビブラフォン、ハルモニウムかシンセサイザーと思われるミュートされた不定形のきらめきなど、彼のパレットは、ベージュ、ピューター、モービルホームの茶色といった映画の埃っぽい色調にマッチしている。サウンドトラックは、メジャーでもマイナーでもない、曖昧でアンビバレントな未解決のインターゾーンを漂いながら、始まりと同じように終わる。"By Philip Sherburne
しかし今作は独特の"暗さ"があり、それは映画の内容とか以外でなんだろうと考察したのですが、アメリカーナを追求していたジム師から出る音なので、フォルクローレ / アメリカーナ独特の”暗さ”なのかなと勝手に推測。好きな人には堪らない世界かと。
ジェフ・パーカーの新作素晴らしかったinternational anthemといいシカゴサウンドの脈々としたインテリジェンスと真摯さを感じます。少し大人のアイテムですがこの辺のリテラシーある方には間違いない一枚です。やっぱラスボスの一人ですね。サブスクもbandcampも音を公開してないのでレコードのみです。もちろんDRAG CITYから。 (Shhhhh)