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Migratory

  • Cat No: ERATP167
  • updated:2025-06-13

Format

LP 4990 JPY

Jan Jelinekとのツアーも控えた異才日本人ヴィブラフォン/マリンバ奏者Masayoshi Fujitaの最新作。
聴き手の中に自然のイメージを呼び起こす、というテーマにてマリンバとビブラフォンの心地よい響きが全編沁み渡りながら、単純なチルアウトだけではない様々なレイヤー携えるサウンドスケープ。日本人的環境音楽感とインテリジェンスの折衷具合も絶妙。大推薦。

2020年に13年間過ごしたベルリンから帰国し兵庫県香美町へ移住。そこで幼稚園の廃校を"Kebi Bird Studio"に改装し本作が出来上がりました。参加ミュージシャンはレーベルメイト、Hatis Noitやスウェーデンの笙奏者マッティアス・ホルステン、そして藤田の父も参加。タイトルにある、"Migratory"とは移動、というような意味ですが、参加している音楽家たちや藤田自身の越境的な生き方や音楽観からのインスパイヤ。そして、アフリカや東南アジア、日本の空を渡る渡り(Migratory)鳥たちが、地上の音楽を聴いているかのような、というコンセプト。

「自然の音そのものも録音されているけれど、それ以上に"音楽を通じて聴き手の中に自然のイメージを呼び起こすこと”がこの作品の本質です」(Masayoshi Fujita)

豊潤かつ贅沢な音の隙間∞全編漂うオーガニック感はアメリカのニューエイジ系 / Leaving Records勢のものとは違い、日本人アーティスト古来の持つ質感や吉村弘の系譜も感じます。ふと連れてかれる、、シネマティックかつオーガニック。素晴らしいです。 (Shhhhh)

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