- LP+DL
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- New Release
Various Artists
Sound Surrounding On Sado
Experimental Rooms
- Cat No.: ERLP-006
- 2025-11-15
佐渡島の住環境に暮らす作家10組によって紡がれていくオブスキュアなサウンド・ドキュメンタリー。
Track List
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ベルギーの古都ゲントで、二人のアーチスト・レジデンシーで産まれた作品。2024年リリース。「街をキャンバスに、彼らは散歩中のフィールド・レコーディングを行い、後に最終的な楽曲に取り入れた。アコースティック・ピアノ、ヴィブラフォン、小さなアコースティック楽器、そしてわずかな電子マシンを素材に、ルイとフェルムはゲントでの体験に生命を吹き込み、小さくて繊細なものとのバランスをとり、慣れ親しんだ音の枠から飛び出すことを探求した。」LPとアートブックのセット。ステファン・シュナイダーやM.SAGEとのデュオも素晴らしかったZander レイモンドなどもラインアップに名を連ねるカセットリリースをしてきたObjects & Soundsのレコードでのリリース。ストックしました。 (サイトウ)
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Future Timesからの過去作は一部DJたちにもカルトヒットしドラマーだけじゃない顔も見せてくれたジェレミー。
今作もテクノ?ハウス?そもそもダンストラックなのか?という折衷感となるほど確かにFuture Times流れのフローティン / オルタナ・グルーヴ。控えめな音数が気品を上乗せし、アナログシンセの音色が自然とオーガニック感も。ジャケット・アートワーク&タイトル通りの静かな/ 薄い空気感が全編を纏う絶妙アンビエント・テクノ。5~6分の中釈トラックも多くてリスニングにも。 (Shhhhh)
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ダブ、サイケデリック、透明感のあるスロー・ミュージック。重量盤、ポスターとステッカーが封入された限定盤。(サイトウ)
『Méabh McKenna、Ross Chaney、そしてWRWTFWWの中心人物Gareth Quinn Redmondの頭脳から生まれたThrowing Shapesのセルフタイトル・デビュー作は、催眠的でテクスチャー豊かなサウンドの探求である。アイルランドのワイヤー・ハープの印象的な音色に導かれて、このアルバムは野心的なエレクトロニック・シンセシスとアレンジで複雑な楽器のタペストリーを織りなしている。 限定盤LPはヘビーウェイト・スリーヴに収納され、ポスター付き/世界限定300枚 アートワーク:Stina Sandström (auto-translated from information)』
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現行屈指の実験音楽アカデミック処〈MANA〉運営に携わったMATTHEW KENTが創設した音響実験処〈SHORT SPAN〉カタログ6番。リトアニア生まれ、ブリュッセル在住のサウンドアーティストであり〈STROOM〉からもリリースを果たしているMARIJA RASAが登場!ドリーミーで甘美なアンビエント・エレクトロニクスに、厚みがあり包み込むようなベースとキックを重ねたアトモスフェリックダウンテンポ集。ボーカルやメロディも活用し、方向感覚を失わせるミキシング、歌声や旋律が宙に浮いているかのような空間音響をデザイン。ヘッドフォンでもバッチリでしたがこれはフロアでもゾクっとしそうなサウンド。 (Akie)
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今年亡くなったJÓHANN JÓHANNSSONやHAUSCHKAなどのリリースをしている〈FATCAT〉傘下の〈130701〉からリリースしたり、先日2014年の名盤「A Turn Of Breath」が再発されるなどされたIAN WILLIAM CRAIG。こちらはベルギーの〈AGUIRRE〉よりリリースされたもので、ピアノの即興演奏やフィードバックループを録音したものを編集、劣化させたりして作られたものです。美しいピアノの旋律に激しくぶつかるノイズサウンドが儚く美しさを引き出しています。 (日野)
水面に反射する色彩や風景を音に反映させたかのような、この二人ならではのモダン・ニューエイジ・アンビエント・フューチャーとでも呼ぶべき、コンテンポラリー・ミニマリズムでどこか懐かしさを感じさせながらも、切れ味鋭いエレクトロニクスやフィールドレコーディングも交えながら自然回帰スピリチュアルで新たな音色音響の佇まいのサイケデリックなサウンドスケープ桃源郷音楽世界をゆったりと心地よく繰り広げてくれている。Mikaela Davisによるハープ、Randal Fisher、Aaron Shawによるテナーサックスも印象深い全9曲を収録。MVも必見。 (コンピューマ)
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Prologue Recordsからリリースされた最初の2枚のEP、2011年「Subterranean Liquid EP」「Pulse Trader EP」から6トラック+2013年アルバム「Lustrations」から6トラックを収録した全12トラックを丁寧に収録した素晴らしき3LPアナログ盤。今回のリリースは、Mike Parkerの輝かしいキャリアにおける重要な転換期を再構築した作品にして、厳密なパルス音の一つ一つ暗黙の空間設計の隅々に至るまで、今なお影響力を保つ彫刻的自然科学ディープテクノサウンドを構築する熟練者の技が宿っている。
Ena、Sugai Ken、Chihei Hatakeyama、Monolake、Imaginary Softwoods等々、素晴らしきリリースが続くオランダField Recordsからの素晴らしきアナログ化リリース。 (コンピューマ)
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ララージ等の演奏で知られる弦楽器ツィターや、ギターなどのリラックスした心地よい音で始まります。Sun Arcsの音楽は、終始その優しい心地よさがありますがそれだけではなく、次第に背後にフィードバックやドローンが挿入され覚醒へと向かうような作用があり、サイケデリック、桃源郷のような世界、音の強度、自然と同期するような美しさを感じます。傑作の予感。 (サイトウ)
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ロンドン拠点の新鋭Jas Shawによる記念すべきデビューアルバム「Between The Seed And The Timber(種と材木の間に)」は、現代の儀式的・神秘的側面を探求する6曲からなる連作であり、ノワールとサイケデリックを併せ持つ楽曲群は、消えゆく時代への強いノスタルジアを喚起させてくれる。 (コンピューマ)
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ロンドンにおけるチルアウトイベントの先駆けとして、MIXMASTER MORRIS(THE IRRESISTIBLE FORCE)とMATT BLACK(COLDCUT)などの協力を得て開催、APHEX TWIN、ANDREA PARKER、TONY MORLEY(THE LEAF LABEL)といったレジェンドも招いた”TELEPATHIC FISH”の偉大な歴史を残す大型企画が誕生!ディープアンビエントはもちろんオリエンタルダウンテンポ、アーリーエレクトロニカまで、収録曲はすべて90年代のでTELEPATHIC FISHにてプレイされていたもので、主催であるDAVID VALLADE、MARIO AGUERA、KEVIN FOAKESの3名により特に重要だった楽曲をセレクト。1992年か ...もっと読む (Akie)ら1995年にかけての彼らのパーティーの歴史を綴った20ページにも及ぶブックレットも付属したスペシャルな作品。 (Akie)
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日本産のアンビエント・ミュージック、京都発話題を呼んだ若き才能TAKAOのアルバム「Stealth」を丸ごと作り直したオルタナティブ・バージョン。「Stealth [Gold Edition]」。環境音楽の系譜といえる、音響、アンビエント・サウンド。 (サイトウ)
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90年代の初頭、VAPOURWAVEのオリジナーター的な存在であり、メディアアート、コンピューターを介した、音楽、ヴィジュアル、電子音楽、アンビエント、民族音楽、サイバーなニューエイジな感覚をミックスして制作を残しているミステリアスなアーチスト、ヘンリー川原の全貌が垣間見れます。EM RECORDSから電脳的反抗と絶頂2。 (サイトウ)
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NYCの60年代アヴァンギャルド/現代音楽の最深部、ラ・モンテ・ヤングの永久音楽劇場やフルクサスにも参加したYOSHI WADAのEM + OMERGA POINT共同企画による再発第3弾!85年のバグパイプのドローン。ドローン〜サイケデリック・ミュージック・ファンマストの脅威のアルバム。ドローン/ミニマル・ミュージック。傑作。 (サイトウ)
2014年から亡くなる2017年の間に録音されほぼ完成させていたという、全20曲、約60分に渡る自身のプロデュース作品が2LPにCD版を同梱してリリース。タイトルのSysivaloは、フィンランド語のsysi(暗闇・不吉)とvalo(光)を組み合わせたヴァイニオの造語です。ビートの無い曲が多くを占め、エチュードなど短目のトラックで構成。ツンドラのように広大なドローンの荒野に時折差し込むオルゴールなどの煌くメロディーが印象的な、優しく柔らかい感触の残る、強靭で美しい形而上的な孤高の音楽。アルコール依存と鬱に苦しんでいたという氏の、大気のようでありながらも触れられそうな魂の音響世界。ラストトラックは「Loputon(終わりなきもの)」。人生。 (足立)
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TRUCK1階に新しく生まれた「S.T,N.E. 」ショールーム・オープンのために制作された楽曲3曲を収録。自身の音楽制作環境としてもTRUCK FURNITUREチェアと共にあるという本人の気持ちも伝わってくるかのような、エレガント気品のエレクトロニカ・ポストロック・アンビエントなダウンテンポ・トラック「N/E」、優しいピアノ・アンビエント室内楽エレクトロニカ「still TRUCK」、まどろみのポスト・クラシカルなピアノ小曲「MONDAY FELT PIANO」を収録。
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蘭テクノ名門〈DELSIN〉の”Mantis”シリーズでの作品も素晴らしかったミラノ拠点のアーティストKATATONIC SILENTIO。妖しげに反響する音空間でメカニカルに刻むドラムとベースが共鳴する「Tidal Reverie」(sample1)から、不規則にノックするキックとミュータントシンセシスが抽象的に交錯する「Marcia Subacquea」(sample2)まで。躍動感あるパーカッシブビート、変化し続けるシンセサイザーも飲み込んでしまうような音響構築に圧倒される。 (Akie)
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看板アーティストとして〈ANIMALIA〉と〈NAFF〉がタッグを組んだ共同リリースにも参加したユニットOK EG!ダンスホールイノベイトなメカニカルビート&神秘的にデザインされたシンセシスが歯車合わせる「Veil」(sample1)。アンニュイなパッドを背景にシーケンスされたハンドドラムが刻む「Death Adder」(sample3)など、内省的アプローチと繊細なグルーヴ構築で魅せる没入型アンビエントダンスワークス。 (Akie)
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現在も数多くの能舞台が各集落に残り、海山に囲まれた豊かな自然とともに能楽や鬼太鼓が今も生活に息付く佐渡島。今作は島の文化や風土を暮らしの背景に持ちながらも新たな創造の息吹を感じさせる、2025年に現存する佐渡島の音楽と人々を記録するために制作されたコンピレーション・アルバム。伝統を超え新たな地平を切り拓く太鼓芸能集団・鼓童の重要人物である「住吉佑太」と「前田順康」によるそれぞれのソロ、佐渡に自生する孟宗竹から竹太鼓を自作し独自のグルーヴを創出するグループ「サドラム」、ポップスから前衛まで多才な作曲センスを魅せる音楽家・佐藤望による「プランタール」、佐渡でレストラン<ラ・パゴッド>を営み食とアートの融合を試みるシェフ/美術家「ジル・スタッサール」、世界中の試し書きをアート作品へと昇華させる美術 ...もっと読む家であり能を題材としたアンビエント・ミックスを制作する「シャルル・ムンカ」、さどの島銀河芸術祭を先導しつつ自らも先鋭的な現代美術家として活動する「吉田盛之」、独創的な視点と美学を持った絵画や実験音楽の制作を行う「青木孝太」、90年代より音楽活動を開始し近年はラップトップを用いた新たな作曲の可能性を拡げる「福西みゆき」、ウクレレ奏者のユカとジョン・ゾーン主宰のTzadikからのリリースでも知られるベース奏者シャニール・エズラ・ブルーメンクランツによるユニット「ザ・フグ・プラン?」と総勢10組がここに大集結。更にジャケット写真には佐渡在住の写真家/僧侶である「梶井照陰」が撮影した踊る佐渡の海波を捉えた「NAMI」を起用し、ライナーノーツには美術批評家でありさどの島銀河芸術祭アドバイザーを務めている「椹木野衣」が執筆するなど、作品を構成するもの全てが佐渡ならではの人々によって制作された、佐渡の<現在>をも示す渾身の1枚。