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Haunted Dancehall

  • Cat No: WARPLP26R
  • updated:2025-08-17

Format

2LP 5350 JPY

1994年にWarp Recordsより発表されたセイバーズ・オブ・パラダイスの2作目。制作トリオからフルバンドへと進化した彼らによる、テクノの先鋭性をブレイクビーツ、エレクトロ、レゲエの多様なリズム、実験音楽、ダブの音響で拡張させたテクノ初のコンセプト・アルバム傑作「Haunted Dancehall」が、オリジナルリリース以降、アナログ盤およびCDは長らく入手困難となっていたが、今回マット・コルトンによってオリジナル・テープからリマスタリングが施されて2LP復刻がなされた!C1「Theme」が初収録されている。世界中の音楽フリーク達の人生を変えた、音楽史に刻まれる奇跡の一枚。

ポスト・レイヴ、UKのDJカルチャーの中で、アンディ・ウェザオールのクリエイティヴィティが、ゴシック・ダーク・インダストリアル、ジョン・カーペンター映画音楽、ポストパンク世界観を、サンプリング、生演奏も交えて、トリップホップ前夜、テクノ、ダブ、ブレイクビーツ、エレクトロを独自に融合させた、映画のサウンドトラックさながらの世界観が展開されたセイバーズ・オブ・パラダイスのセカンドアルバムにして時代を超えて影響を与え続ける唯一無二の傑作アルバム。
1930年代に活躍したトリニダード・ドバゴのカリプソ・アーティスト、ウィルモス・フーディニの楽曲から引用した、あの印象的なエキゾチック・フレーズでお馴染み、ビザールなブレイクビーツ・カリプソ・ダブワイズ大傑作にして世界的大ヒット曲B3「Wilmot」(sample1)、ジャジーなベースラインも激渋レフトフィールド・ダブワイズ・ブレイクビーツA3「Duke Of Earlsfield」(sample2)、今回初収録されたスパイ映画さながらのスリリングなスローモー・ブレイクビーツ・ダブワイズC1「Theme」(sample3)、エフェクティヴ・オブスキュア・エレクトロなC4「Ballad Of Nicky McGuire」(sample2)もかっこいい。ストイック・ダークでソリッド・イマジナリーな全14トラックを収録。 (コンピューマ)

1994年に発表されたセイバーズ・オブ・パラダイスの2作目。初回リリース以降、アナログ盤およびCDはいずれも入手困難となっていたが、今回、オリジナル・テープからマット・コルトンによりリマスタリングが施され、「Theme」が初めて2枚組LPに初収録されている。

本作がリリースされた1994年末には、セイバーズ・オブ・パラダイスは制作トリオからフルバンドへと進化しており、ライブ・ツアーも開始。〈Warp〉のレーベル・メイトであるレッド・スナッパーのリッチ・セアや、後にLCDサウンドシステムに参加するフィル・モスマンといった追加メンバーを迎えてステージを展開した。ノエル・ギャラガーからオアシスのサポートとして大規模会場での共演を打診されながらも、彼らは学生会館やクラブ、そしてロンドンの駐車場といった場所での公演を選んだ。ツアー告知には「ジャグラー禁止、火吹き禁止、フルート禁止、弁護士付きのヒッピー禁止」といった注意書きまで添えられていた。

スタジオでの音楽性も大きく変化しており、サンプリング、生演奏、そして映画音楽への深い愛情が随所に感じられる。たとえば「Theme」のブロック・パーティー的ファンクから、タイトル曲「Haunted Dancehall」のノワール風サウンドスケープに至るまで、映画のサウンドトラックさながらの世界観が展開されている。

加えて、各トラックに付属するテキスト(ジェームズ・ウッドボーン名義)が収録されており、それらは連なって一編の陰鬱で退廃的な短編小説となっている。これらのテキストは、実はウェザオール自身が偽名で執筆したのではないかという噂もある。後年、『ガーディアン』紙は本作を「テクノ初のコンセプト・アルバム」と評した。
(メーカー・インフォメーションより)

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