フランクフルト時代にはATAとHEIKOにフックアップされた才能、レーベルFREUNDINNENを主宰していたANDY BAUMECKERと、彼と共にBARGHAINレジデントを務めるSAM BARKERのユニットが2枚の12インチを経て遂にアルバム・リリース！リズムのバリエーションにも幅を持たせた、意欲作がずらり。〆は美しくはかなく空間に消えていくような彼ら流のシューゲイザー・テクノ。 (カイハラ)

SAM BARKERと昨年はRESTORATIONからもリリースしたANDREAS BAUMECKER(aka ND_BAUMECKER)コンビの、OSTGUT-TONからは2枚目のリリースになる新作。非常に凝ったストーリー性のある展開で、MINILOGUEらにも通じる感触のトランシー・テクノ。WOLFGANG TILLMANSジャケで驚いた前回に引き続き、またジャケットがカッコイイなー。 (カイハラ)

OSTGUT-TONのニューは、HEIKOとATA(PLAYHOUSE)に見出された才能、その後様々な作品に参加しているND_BAUMECKERことANDREAS BAUMECKERと、こちらは初見のアーティストSAM BARKERによる共作。レイヴィーなリフをメインに据えながらも崩したビートや凝った展開で個性を出している「Candyflip」。JIMMY EDGARによるKorg MS20使用のキーボード・ソロをフィーチャーしたダビーなテックファンクのB2「Refugee Hipster」。BEN KLOCKやLEN FAKI路線の「The Hole」。いづれもアナログ・サウンド全開の3作収録。ジャケットのかわいいメガネザル？の写真は誰かと気になってクレジットを見れば、そこにはWOLFGANG TILLMANSの文字が！ (カイハラ)