- LP
Frank Harris & Maria Marquez
Echoes
Strangelove
- Cat No.: SL104LP
- 2019-07-10
ドン・チェリー率いるビター・フューネラル・ビアー・バンドのメンバーでECMからもリリースしている、ベングト・ベルガー。同じくビター・フュネラルのメンバーでもあるクリスター・ボーテンの二人がアフリカ旅行で出会い、ドン・チェリーとの邂逅を経て1975年8月にN.Yで録音されたのが"SPJARNSVALLET"。マグレブ諸国を旅してきたという後だけに、グナワで使われるゲンブリが効果的に使われてたり、ベングトのエスノ志向かインドの両面太鼓ムリダンガムも使われています。ただしもちろんそれだけではないストイックな時代がかった演奏がかっこいいです。 今作はそのアルバム、"SPJARNSVALLET"が当時曲によってLPの尺に合わせて短く編集を余儀なくされたり、未発表だったりした部分を編集した盤。オリジナルメンバーの一人の追悼盤ですね。 (Shhhhh)
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ARVO・LENA D'ÁGUAを復刻したNZの重要再発レーベル〈STRANGELOVE〉から初となるLP。本作は80年打半ばにHARRISの自主レーベルから発表したシングルと未発表曲をコンピレーションした一枚。伝統とメロディ、テクノロジーを融合させたと謳われるとおり、MARIA MARQUEZに宿ったベネズエラ伝承音楽と、FRANK HARRISが操るプリミティブな電子音楽、そして遊び心溢れるフィールドレコーディングが組み合わさり、ボサノバ・ポップス・ジャズ・ニューエイジといったジャンルにひとくくり出来ないサウンドに。トラックリストからも是非! (Akie)