- LP
Takeshi Terauchi & The Blue Jeans
Rashomon
Victory
- Cat No.: V14699
- 2000-01-01
60〜80年代の韓国は軍事独裁政権下で、音楽など芸術、メディアは政治的であったり反体制的な内容のものが規制されていたこともあり、当時演歌以外の音楽はアングラとして盛り上がっていたそうです。そんな背景にも思いを馳せながら聴いていただきたいのが、その当時の韓国ロックシーンに絶大な影響を与えたバンドのひとつ 산울림(サヌリム)。3人兄弟での編成で77年結成から、08年に三男のKIM CHANG IKが事故で他界する08年まで活動していました。バッチリ60年代的なファルフィッサとファズギターのレトロサウンド上にリバーブする韓国語歌唱。英語では出せないおもろさにハマります。というかこの歌唱がないと、全然US,UKのバンドかなと思うくらい。お隣り日本のゆら帝、ラリーズにも無い味が絶妙に妙でかっこいい傑作。 (AYAM)
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タイトル曲のイントロに逆回転だったり、ファズギター、ギュイギュイのエフェクト、膨張したベースがサイケ盛り盛りで最高です。そして肝はそれに乗る尺八。やはりこの湿気たっぷりミステリアス和風尺八ガレージ、海外で人気みたいです。今の日本を代表するジャズギタリストの渡辺香津美をはじめ、当時はみんな寺内タケシ(GSやサーフなら加山雄三でしょうか)に憧れていたといっても過言ではないほど、日本ロック界に大きな影響を与えた存在でした。合掌。 (AYAM)