ベルギーのニューウェイヴ〜トロピカルバンド・ALLEZ ALLEZにも一時的に在籍、デトロイト伝説のクラブ「MUSIC INSTITUTE」の東壁にもウォールペイントを手掛けた、HEAVEN17のグレゴリーの奥方でもあるSARAH OSBOURNEのヴォイスをフィーチャーした、CARL CRAIG a.k.a. PSYCHEの”Crackdown (Re-Mix)”(sample1)、そしてDERRICK MAYのRHYTHIM IS RHYTHIMによる、＜POSITIVA＞のアンビエント〜テクノコレクションにも選出された”Kao-Tic Harmony (Relic Of Relics)”(sample2)、ここのみに収録された'89年作”Beyond The Dance (Re-Mix)”(sample3)のアンリリースドミックス。

まずはベテラン兄弟ユニットOctave One、そしてRandom Noise Generationで知られるBurden兄弟によるプロジェクト"Never On Sunday"によるトラック。エキゾティックなシンセのメロディーが桃源郷的な世界観を生み出すA4.NEVER ON SUNDAY - The Journey（sample1）がすごくいいです。土着的なリズムに神聖なストリングスが重なり合うデトロイティッシュ・ブレイクビートB2.CARL CRAIG - Suspiria（sample2）。そしてDJ STINGRAYことSherard Ingramを中心として、CARL CRAIG、KENNY DIXON JR.、ANTHONY SHAKIRといった面々が集結した伝説的ユニットURBAN TRIBEによる、ジャジーなブレイクスA1.Covert Action（sample3）はやはり外せません（このトラックではIngramとCARL CRAIGが携わっているようです）。豪華なメンバーを揃えた一枚!!
[経年劣化のためチリノイズは強めです]

デトロイト第2世代のベテラン・JOHN BELTRANの別名義"Placid Angles"と、〈Nu Groove〉でのリリースでも知られるOpen HouseことMark Wilsonによる名作。A1.Aquatic（Sample1）は、Running Backによるハンブルグの伝説的クラブ"Front"のトリビュート・コンピレーション『Running Back Mastermix: Front』にも収録されています。全曲必聴です！