- 4LP
Daphne Oram
Oramics
Young Americans
- Cat No.: YoungAm001
- 2019-07-05
イギリス電子音楽のお母ちゃん的存在として、オーラム・システムというフィルムを使用した図形楽譜の自動演奏の開発に、1943年からBBCでのサウンド・エンジニア、1958年からは、かの有名なBBC Radiophonic Workshopで日々ラジオ・ドラマや数々の番組の音源を制作していたダフーン・オーラムの偉大で膨大な作品を年代ごとに紹介していくというシリーズの第1弾が発売されました。もちろんリリースはUKのYoung Americans。すでに入手困難となっている彼女の偉業をまとめたセレクション4LPの前作「Oramics」も強力でしたが、今回のシリーズはより壮大で強力なシリーズとなりそうで見逃せません。これは2枚組のCD39トラック♡。抽象的ながらうごめく電子音の黎明期の重要な音源がたっぷり。- The audio has been carefully mastered and cut by Lupo at Dubplates & Mastering, Berlin. 音もばっちり。sampleは2曲づつ。 (コンピューマ)
ページトップへ戻る
オーラム・システムというフィルムを使用した図形楽譜の自動演奏の開発者として、1943年からBBCでのサウンド・エンジニアとして、1958年からは、かの有名なBBC Radiophonic Workshopで日々ラジオ・ドラマや数々の番組の音源を制作していた彼女のある意味でレイモンド・スコットにも通じるユニーク可愛い電子音楽からドローン的なサイケ作まで、そして面白い音源を基調にした幅広い多彩なミュージック・コンクレート作まで全44曲のダフネ・オーラム女史の偉業と功績をたたえたアンソロジー4LP。見開きジャケの内側には彼女のいい写真が満載すぎる。電子音楽ファンはお見逃し無くどうぞ。大充実の貴重な音資料。これがアナログ盤で聞けるのが嬉しい。イギリス電子音楽のお母ちゃんですね。sampleは3曲ずつ。 (コンピューマ)