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Michal Turtle
Are You Psychic? / Astral Decoy
Music From Memory
- Cat No.: MFM 008
- 2016-02-05
カルト音源の良質コンピのリリースが続く〈MUSIC FROM MEMORY〉が今回、2016年に1度フューチャーしたサウスロンドンのプロデューサーMICHAL TURTLEに更に踏み込んだコンピレーションをドロップ!その質の高さで話題を呼んだ前作「Phantoms Of Dreamland 」は、彼が93年に発表した唯一作である「Music From The Living Room」からも選曲したコンパイル作品でしたが、今回は全曲未発表の秘蔵音源で構成!ギター、シンセサイザー、パーカッション、あらゆる楽器を素晴らしい音感覚で紡いだアンビエント~バレアリック~ファンク、エレクトロニックサウンド。正直どの曲を試聴音源に選択すればいいのか迷ってしまうほどの上質コンピ、全曲素晴らしいです。トラックリストからも是非! (Akie)
Actress主宰の〈Werk Discs〉(現在はNinja Tune傘下)からデビュー、Muteのサブレーベル〈MuteLiberation Technologies〉や〈WARP〉のサブレーベル〈Arcola〉からもリリース、自身の〈Glum〉からはLukid名義でのビートミュージック、エレクトロニックミュージックのクサイエンスを追求、Refreshers名義ではOld Skoool Jungleをリリース、(覆面だったThe trilogy tapesからのRezzettも彼とTAPESジャクソンとのプロジェクトだったことが判明しています) Luke BlairのLukid名義でのアルバム。アナログストックしています。 (サイトウ)
Track List
恐らくモジュラーシンセを使っていると思いますが、無駄な音の無い完璧な音作りでひとつひとつの音の質も素晴らしい。ゆっくりとだけ変化していくすごくミニマルな展開ですが、音自体が良いので延々と聴き続ける事ができ、それゆえのトリップ感があります。土台がしっかりしていれば華美な事をしなくてもいい、というかシンプルに聴かせる方が良いと思える良い例。TOM DISSEVELTやKID BALTAN、DAPHNE ORAMやDELIA DERBYSHIREの初期電子音楽のポップサイドが好きな方から、DON'T DJの〈DISK〉など追ってる方などにもお勧めできます。45回転のレコードですが、33回転で聴いてもハマります。 (日野)
Beshkenとしてのリリース、NYCのインディペンデントシーンのレーベル〈29 Speedway〉を主宰の一人、Ben ShirkenのEx Wiish名義でのフルアルバムがAnthony NaplesとJenny SlatteryのInciensoからバイナルリリース。ストーンドな電子音楽、ヴィデオ・ゲーム、ダンス、ジャズ・インプロ、ノイズなどからレゲトン、ダンスホールまでクロスするNYCのアンダーグラウンド・シーンからのサウンド。 (サイトウ)
Track List
ノルウェー・アンビエント才人BIOSPHEREことGeir Jenssenが、フランスのラジオ局からアーカイヴを使って作品制作を依頼され、ジュール・ヴェルヌの宇宙旅行物語『De la Terre à la Lune』(「地球から月へ」)のラジオドラマから音を選び、MIR宇宙ステーションで録音された音源から素材を使用して制作、2004年にTOUCHよりリリースされた9つの楽章からなる74分の宇宙空間を深淵に浮遊するかのような、星空の前を悠々と進む宇宙船のキャプチャ映像を思わせる静謐なるアブストラクト宇宙ミニマリズム・アンビエント/ドローン傑作「Autour De La Lune」が、ボーナス音源を新たに収録して自身のBiophonより2CDリイシュー復刻が成された。 (コンピューマ)
Track List
このエレクトロニック環境音楽作品は、もともとはGeir Jenssen(a.k.a.BIOSPHERE)が、日本の戦後の高度経済成長の奇跡をテーマに作品を構想していたものが、進行の流れの中色々と調べていく中で、美浜原発の古い写真を見つけて、未来的な外観のこの原発が、海に近い美しい場所にあること、そして、地震や津波は大丈夫なのだろうか?調べてみると、これらの原発は地震の多い地域にあり、中には過去に津波に襲われた海岸に隣接している原発もあることがわかり、美浜の写真をきっかけに、日本の原発だけに焦点を絞るようになりました。その未来的なデザインやフォルム、建築、デザイン、ローカライズに集中しながら、潜在的な放射能の危険性(地滑りや地震で冷却装置が破壊されるなど)にも疑問を持ち、いくつかの原発にサウンドトラックを作りたいと思ったという。そして、2011年の2月中旬にはほぼ完成しつつあったところで、3月に震災が起こり、奇しくも3/11以前と以降の気持ちをアルバムの中に込めることとなったという。マニュエル・ゲッチングやクラフトワークや砂原良徳やブライアン・イーノを彷彿させる、構築されたやわらかで美しい音響空間のエレクトロニクスでアンビエントな環境音楽が慈しみや憂いに満ちた思いが静かに佇んでいる。各曲のタイトルは、「Monju」「Shika」など日本各地の原子力発電所の存在する地名ともなっている。全13トラック。 (コンピューマ)
Track List
2020年に、イギリスのレイヴ、DIYサウンドシステム最盛期で、Bass MusicのルーツにもなるイギリスのUK Bleep & Bassにスポットを当てたコンピに続いて、〈Cease And Desist〉の第2弾。 JD Twitchによる日本の電子音楽、先鋭音楽にスポットを当てたコンピレーション。ポリフォニック、対位法をテーマに、日本の環境音楽、DIYな電子、音楽先鋭音楽、坂本龍一、清水靖晃ら、EP-4、World Standard、原マスミ、Normal Brainの「M.U.S.I.C」等々。質の高さとエキセントリックなユニークさ。日本の音楽。推薦盤です。 (サイトウ)
Track List
INA-GRMと現代の多様な電子音楽紹介レーベルEDITIONS MEGOの協力もと、遂に歴史ある仏電子音楽図書館の発掘アナログ・リイシュー・レーベルRECOLLECTION GRMの第9弾。アナログ・カッティングは信頼のベルリン・ダブプレート&マスタリングのRashad Beckerが担当しており、高音質はもちろん、現代的な圧倒的な臨場感溢れる漲った音で甦っている。ぶっとく太いレゲエ・ダブのレコードのような最高級&感動の臨場感の音質にも悶絶。 (コンピューマ)
故小杉武久氏とのライヴパフォーマンス、ALTZMUSICAからのaSymMedley名義でのリリース、自身のbitSOMAを立ち上げてIZUMI KIYOSHI名義での4枚組「Boundaries」、ボアダムスにも再度合流するようになり、JIKAN DESIGNでの映像とのインスタレーション等々でもマイペースながら素晴らしい活動を展開している和泉希洋志のニュープロジェクトMIRAIGAMILLでのアルバム。到着しました。近年のモジュラーをメインに展開するようになってから初のフル・アルバムになると思います。ノイジー実験的な電子音だけれども、アナログな音色の深み、心地よさ、音響、難解さではないイマジネーションをかきたてる有機的な音の世界があって感動的。根源的な奥底をたどるかのような。自らが手がけたと思われるジャケットに描かれた鳥は八咫烏がモチーフになっているようです。素晴らしい作品の誕生。ぜひ聴いてほしい! (サイトウ)
インダストリアルやアーリー・テクノやシカゴハウス、IDM等のシンセサイザー、リズムマシーンをベースにした実験的なダンス・ミュージックのコネクションを築き上げ、怒涛のリリースで今最もエキサイティングなレーベルのひとつNYCのL.I.E.S. (Long Island Electrical Systems)を主宰するRON MORELLI。かつてはBrennan Green作品でヴォーカルをとっていたこともあり、STEVE SUMMERSとのTWO DOGS IN A HOUSEやLEE DOUGLOUSのBAD NEWSでのリリースしてきたRON、初のソロ名義でのフルアルバム。電子音楽やノイズ的要素のシンセサイザーベースの実験、テープ的ともいえるLO-FIな質感の音の鳴りもフロアでも独特でしょう。時間進行のねじれた感じもサイケ。 (サイトウ)
HUERCO S.やURA, BEN BONDYらNY音響職人軍団〈WEST MINERAL〉周辺が手がけたリミックスアルバムも好評だったPICNICの最新作。浮き出る音像のクリックノイズ、ぼやけて滲むクラシックピアノのコントラスト沁みる「dilly bar」(sample1)から、ベルとシンセサイザーが LO-FI音響でセッションする「sequins」(sample2)など、ノイズとリードの絶妙な調合でノスタルジーを形成。 (Akie)
Track List
変名SECRET CIRCUITとしては〈BEATS IN SPACE〉〈STONES THROW〉などでオルタナティブなダンス作品を生み出し、昨年は〈GOOD MORNING TAPES〉からアルバムをリリースし話題となったアートオールラウンダーE RUSCHA新作!ARTHUR RUSSELLの盟友でもあるトロンボーン奏者/ミニマルサウンドアーティストPETER ZUMMOをフィーチャリング。ユニークなアコースティックインスツルメントを多数導入、サイケデリックなエレクトロニクスと結合させた脳内麻薬、宇宙ハーモニックプロダクション。THE VINYL FACTORYのANTON SPICEによるインサートも付属。 (Akie)
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NY音響職人軍団〈WEST MINERAL〉オーナー、変名PENDANTとしてはアルバムをホームよりリリースしていましたがメインプロジェクトHUERCO S.としては久しぶりとなる新作アルバム!同じくANTHONY NAPLESが率いる〈PROIBITO〉から発表した前作を筆頭に、各作品でも顕著な霧かかったアンビエント/ドローンから離れ、クリアな電子音を聴かせているのが今作。ドリルやジュークからの影響を受けたソリッドなビートに、シンコペーション等のギミックを交えた難解なリズム。テンプレートなIDM/テクノを解体。無機質にはならずメロディ&コードに彼特有のセンチメンタルも宿した革新的な作品に、手放しで推薦です。 (Akie)
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A-SIDEは、70年代より、ベル研究所に所属し、アルゴリズム・ミュージカル・コンポジションMusic Mouseの開発者で、伝説のブックラシンセと、EMLのシンセサイザーシステムを使用した、アメリカの女性電子音楽のパイオニア、ローリー・スピーゲル。2001年にCDオンリでリリースされ、UNSEEN WORDからのThe Expanding Universeの再発の際に2CDとのちの3LPに追加収録された曲だそうです。左右のポリフォニー、ポリリズミックなミニマル・エレクトロニック「Drums」。それぞれの音の相関性が不思議な感じです。B-SIDEはスエーデン、00年代にONI AYHUNとしての活動でも知られるOLOF DREIJER。エキゾチカと、フィールドレコーディングとエレクトロニックなトライバル・ビート。BEN UFO流石のセレクト。ローリー・スピーゲルへのインタビューやBEN UFOによるテキストと、折り込みのポスターで構成されたブックレットがついています。MATT COLTONによるハーフスピード・マスタリングという贅沢な仕様。素晴らしい。 (サイトウ)
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Special Guest DJ (uon, Caveman Paradise)が運営するレーベル〈EXPERIENCES LTD〉から2020年にリリースされた夢のコラボレーションアルバムがリプレス!没入感に満ちた音空間をベースに、音像生々しい電子音やノイズが取り込まれた実験電子音響作品。抽象変化する電子音と具体な音像が共存したサイケデリックな混沌。電子ダブ〜モダンミニマルを取り入れた拡大アンビエントダブミュージック。この機会に是非。 (Akie)
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AV MOVESやNERFTOSS名義でも活躍、今年はトリオ”GEO RIP”として〈THE TRILOGY TAPES〉にも登場した鬼才JOHN CALVIN JONESとJESSE SAPPELLによるコラボレーションプロジェクト。ノイズがビートに変わったのか、ドラムが入ってきたのか不慥かでミュータントな変化に錯乱する「Dog Days」(sample2)、郷愁溢れるギターアンビエント「Meeting and Partings」(sample1)など。鋭角な音響ワークも随所に取り入れつつ、柔らかな音作りが基調。LO-FI、コンクレートの素晴らしいバランス。 (Akie)
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インドネシアの芸術集団UWALMASSAから、ミニマルハウス/テクノ作家PRETTY SNEAKY、そして現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、学術的見地より音楽を探求する〈MANA〉の新作!SMALL FISH WITH SPINE名義では〈APOLLO〉や〈OMW〉に参加、その他ヴィジュアルパフォーマンスやバンド活動でもコアなフォロワーを獲得しているRIZ MASLEN。ゴシックなインダストリアルビートトラック「Untitled 4」(sample1)を筆頭に、ヴォリューミーな低音域に加え、深いリバーブ空間の形成で展開する4つの長編トラックを収録!名門”DUBPLATES & MASTERING”によるマスタリングとカッティングも荘厳なサウンドに寄与してます。圧巻。 (Akie)
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60年代にバーミンガム大学でオペラを学び音楽学士を取得、70年代にスコットランドで、王立スコットランド音楽演劇アカデミーでで電子音楽と出会う女性音楽家JANET BEAT。磁気テープのミュージックコンクレート、エレクトロアコースティック、イギリスで初めて市販されたモジュラーシンセサイザーを所有し、電子音楽の録音を残しています。 (サイトウ)
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DAY 1 ~ DAY11まで11の楽曲。ダウンビート、ポリリズミック・イーブンキックなど。 コンピューターライズドなサウンドがひんやりとファンクする。ハードコアなディガーの通る道、かつてテレビや映画などのためのフリー素材として、凄腕のミュージシャンたちが制作したLibrary musicと呼ばれるレコードを模して制作。Matt Edwards教授。RUNNING BACK INCANTATIONSからのリリース。アナログストックしています。 (サイトウ)
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サウス・ロンドンのミュージシャンで、現在もプロデューサーとして活動しているMICHAL TURTLE22歳の83-84年に録音された唯一のアルバムに収録されていた「Are You Psychic? 」。捩れのニューロマンチック・サイキック・エレクトロ。B-SIDEは未発表音源。シンセサイザー、リズムマシンにシロフォンを導入したアメイジングな一曲。 (サイトウ)