COMPANY FLOW解散後、ソロを出していた合間に、フリージャズレーベルながらヒップホップアーティストの作品もリリースしていたTHIRSTY EARよりリリースされたEL-Pによるインストフリージャズ作品。セシル・テイラーなどと渡り歩いてきた、おなじくTHIRSTY EARからリリースしていたベーシスト、WILLIAM PARKERや、現代フリージャズに欠かせないピアニストMATHEW SHIPPが全面的に参加しており（個々の作品も素晴らしいジャズ・インプロヴィゼイション！）、そこに注入されるEL-Pによるヒップホップ的感覚。と言ってもビートがきついわけでもなく、どちらかと言えばNYのドロっとした雰囲気を仕込んだ陰に隠れた名作。