• LP


En Tremenda Salsa

  • Cat No: VAMPI 280
  • 2024-01-12

Format

LP 3990 JPY

"エル・マゴ(魔術師)"の異名を持つコロンビアのアコーディオン奏者、アニバル・ベラスケス。カリブ海とマグダレナ川の間に位置するバランキージャ出身。バランキージャという街は50年代コロンビアのラジオ局が集まる音楽中心地の一つ、ルチョ・ベルムデス、パチョ・ガラン、ペドロ・ラサともにムジカ・トロピカル・ムーブメントの黄金の10年を支えたコロンビア音楽を代表するアコーディオン奏者の名演。お酒が進みまくる。1972年発表、名門Fuentesからのライセンス!アコーディオン・サルサ/ ブーガルがピアノとティンバレスがフィーチャーされたラテン・コアな一枚!最高!

1936年生まれ、キューバ音楽から発生したデスカルガ(=セッション)に影響を受け当時はそこまでメジャーではなかったアコーディオンを有名にした奏者でもあります。キューバのグアラチャやルンバで使われる伝統的なボンゴを、コロンビアの伝統的なドラム「ラ・カハ」に置き換え、これがアニバルのパワフルなアコーディオンと組み合わさることで硬く乾いたサウンドを生み出しセンセーションを巻き起こした。そこでクンビア、メレンゲを演奏し、首都ボゴタ、そしてニューヨークまで到達。一躍スターに!この時期にはもちろんオールドクンビア名門、Discos Fuentesの立ち上げもあり多くの録音に参加することとなります。ムジカ・トロピカル・ムーブメントの黄金の10年と言われるこの時期。
そして、60年代の後半に西海岸でヒッピームーヴメントが勃興すると、コロンビアのカリブ海沿岸は密売の中心地へ。そしてバジェナートというアコーディオンを使うコロンビア伝統音楽がマフィアたちに流行、マフィアたちがスローな演奏を好んだが(この辺面白い)、治安の悪化にベラスケスは嫌気がさしてベネズエラに移住。当時の首都カラカスはラテン黄金期ですね。そこで150枚もの録音に参加したらしいです。20世紀のラテン・レジェンド。6,70sラテンまずはこの一枚から! (Shhhhh)

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