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The Hands Of Grace

  • Cat No: ANF009
  • updated:2026-07-04

Format

LP 4500 JPY

英〈All Night Flight〉が〈Reading Group〉との共同制作で再発した、Mashu Hayasakaに続く特別な輝きを持ったローファイ・ピアノ作品。ニュートーンにも到着してます。アメリカ文学の伝説的な小説家、劇作家、詩人であり、文筆のかたわら音楽家としても活動したイシュメール・リードの自作曲集『The Hands of Grace』。

1938年テネシー州生まれのアフリカ系アメリカ人の著作家。ジャズを愛し、Sun RaやCecil Taylorなど多くの前衛的なジャズミュージシャンと交流のあったイシュメール・リードが、2022年にNYの〈Reading Group〉に残したCDアルバムが待望のLP化。ジャン=ミシェル・バスキアが題材の戯曲のためのミニマルな瞑想曲のオープニングに始まり、ブルース、情景描写のような楽曲、亡き娘ティモシーが遺した留守番電話で締めくくられる。カルメン・ムーアがTV映画『Personal Problems』のために手がけたスコア(制作にIshmael Reed)にも似た生活感のあるシンプルさと個性的な響き。リズムを取り、譜面を繰る音、呼吸までそのまま聞こえる生録の粗い空気感。60歳を過ぎてからジャズ・ピアノを習ったというリード自身によるピアノ・ソロやアンサンブル作品も収められ、妻カーラ・ブランクのバイオリンを初め、フルート、ギター、ヴォーカルで親しい友人達が参加。読むジャズと評されることもある作家ならではの語り口がそのままピアノへ移し替えられたような、魅力溢れる演奏がとにかく素晴らしい。 (足立)

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