芳醇グルーヴィなファンクベースにしっとり寄り添うエレピ、フリーフォームなブレイクビーツも合わさった極上クロスオーヴァー「Desert Wind」(sample1)は、イタリアのベテランディープハウサーREEKEEがガラージスウィングを加えたリミックスもグッド！ポリリズミックなジャズドラムとシンコペーションが心地い「Breakfast Sun」(sample3)など。確かなリズムセンスとジャズへの造形感じるクロスオーヴァー名品。 (Akie)

LOBSTER THEREMINを想起させる、ローファイでアンニュイなディープハウスをリリースしている〈Q1E2 RECORDINGS〉。本作では、レーベルカラーを表しながらも、Dr. Sudの巧みさが際立っています。哀愁漂うローなパッドシンセに取り込まれない、クリアな音像のみずみずしいパーカッションのコントラストが素晴らしいA1.Brina（sample1）。A3. Evening Breath（Sample2）は、ドラムスのリズミカルな複合と、エモーショナルなトランペットが美しく調和。このトラックは、Dr. Sudのインスタグラムで制作風景がアップされていますが、アナログ機材やパーカッション、トランペットなどがふんだんに使われている一方で、ライブ性も重視していて、真摯な曲作りが垣間見れます。おすすめです！！ (Ashikaga)