- LP
Erasmo Carlos
Sonhos E Memorias 1941-1972
Light In The Attic
- Cat No.: LITA 150LP
- 2019-09-20
MR.BONGOからも再発された「Coqueiro Verde」(sample_2)も収録のエラズモ・カルロスとOS TREMENDÕESの コラヴォレーション。ANTÔNIO ADOLFOやCAETANO VELOSOの曲も取り上げながら、ブラジリアンなサウンドに、ストリングスや、ホーンセクション、スタジオ・ミキシング、エレクトロニクスが導入され、サイケデリック・マジック、素晴らしい音世界が繰り広げられている。LIGHT IN THE ATTICから素晴らしい再発。推薦です。 (サイトウ)
こちらはARTHUR VEROCAIもアレンジで参加した72年アルバム。ブラジリアン・サイケ屈指の名盤GAL COSTRAの「Gal」を手がけたLanny Gordinプロデュース。OS MUTANTESのメンバーも参加しているそうです。トリニダッドから滑り落ちるストリングス、JOE MEEK、VAN DYKE PARKS,ESQUIVEL達のクレイジーな要素がブラジル音楽と出会ったような「Maria Joana(YOUTUBE)」。まだサージェント・ペパーズから3年しか経っていない時期にこのサウンドは驚異。サイケデリック、ブラジル音楽再考、のハイライトといえるでしょう。 (サイトウ)
ページトップへ戻る
ROBERTO CARLOSとのパートナーシップで、MPBと同時期にポップ・フィールドで活躍したERASMO CARLOSの72年のブラジルでリリースされていた名作2ND アルバムが〈LIGHT IN THE ATTIC〉から再発。アーリーデイズのポップスやロックン・ロールからサンバ、ボサノヴァ等を取り上げいて、クレジットにはAZYMUTHのJOSÉ ROBERTO BERTRAMIやMAMAOの名前もあります。ビートルズや、バカラックたち以降のUS 60sのポップ・フィールドで繰り広げられたスタジオ・サウンド革命に匹敵するような、ミキシング、アレンジのセンスに加えて、ブラジルのリズムの感覚のマジックも加わった驚異のサウンドで、当時のブラジルの音楽のレベルの高さを物語っています。HARRY NILSSONやVAN DYKE PARKS, LEE HAZELWOODなんかも取り上げた〈LIGHT IN THE ATTIC〉らしいユニークな視点です。そしてブラジリアン屈指の名曲「Mané João」(sample_2)収録。ダンス音楽として奇跡のような曲です。全体に随所に音の楽しさが溢れている素晴らしいサウンド。是非。 (サイトウ)