- 2LP
Matthew Tavares & Leland Whitty
Visions
Mr Bongo
- Cat No.: MRBLP206
- 2023-09-25
瞑想的なサウンドスケープが流麗かつ華麗に鮮やかに描かれます、アルトゥール・ベロカイへのオマージュとファラオ・サンダースの70年代初期作にも奇しくも近いオーガニック・セッション。ニューエイジ以降、新時代のスピチュアル・ジャズの再考にも。
Track List
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パンデミック前夜、2020年1月12日にカナダの醸造所兼音楽ホールであるBurdockでのフェスティバルでの録音。ベーシストのJulian AndersonとBowesとドラマーのMatt Chalmersを迎えてのカルテット編成です。当時リリースをした『Visions』(ニューエイジ以降、新時代スピチュアル・ジャズ名作です!)のプロモーションのために、毎晩ユニークな即興のセットで構成されるツアーを計画していた中での本パフォーマンス。ワンテイクの即興演奏というよりも、長いツアーの最後に十分にリハーサルされたセットのように息の合った、ドラマチックな展開が圧倒の約28分に及ぶA1「10,000 Roses」(sample 1)、ラストのMatthewがギターに持ち替えたオルタナティブな「Forever」(sample 3)など、スピリチュアルから鬼気迫るフリージャズ的なプレイまで魅せる4曲。まるでスタジオ録音のようにクリアに録れているのもすばらしい。試聴では収まりきらない全4曲10分以上。是非通しで体験してください。 (AYAM)
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フランク・オーシャン、ケンドリック・ラマーらUSヒップホップの錚々たるメンツのバックバンドを非アフロアメリカンながらするなどユニークな存在のBADBADNOTGOODの元メンバーで、マルチ奏者のMATTHEW TAVARESとフルート奏者のLeland Whittyによる素晴らしきジャズ/オーガニック・セッション。ベロカイ・インスパイア系の白いサイケデリアとチェンバー(室内楽)感が漂い、そしてブラックジャズ的なレベルな重厚感よりも、ニューエイジ以降も感じるヒッピー・フレンドリーな浮遊感が心地よく流れリピート中。USバンドって今全然元気ないですがこのセッションからはネクストを感じます。MR.BONGOから。大推薦。すでにミックスに使わせてもらいました、"Blue"(sample2)、11分に渡る壮大なスピリチュアル・ジャーニ"Visions of You"(sample3)など全曲素晴らしい。 (Shhhhh)