• 2LP (予約)


Makedub

  • Cat No: GRLP004
  • updated:2026-10-16

Format

2LP 6600 JPY

【2027年1月27日発売予定!ご予約受付中です!】国産エレクトロニック・ダブ / ダブ・テクノの、知る人ぞ知る名盤、AKIO NAGASEの『Makedub』がついにアナログLP化!

◾️作品コメント◾️
国産エレクトロニック・ダブ / ダブ・テクノの、知る人ぞ知る名盤、AKIO NAGASEの『Makedub』がついにアナログLP化!

大阪を拠点に活動をするAKIO NAGASE。ここ数年はUKのエッジーなエレクトロニック・ミュージック・レーベル〈Emotional Response〉のサブ・レーベル〈[Emotional] Especial〉から、「Global Acid」「African Acid」「Dub Acid EP」と、通称アシッド三部作の12インチをリリース、2025年には琉球民謡の唄者、稲嶺幸乃とのコラボ・アルバム『世果報藍風』をリリースするなど、2010年代の一時期リリースなかったことを考えると改めてその活動が活発化している。

そんなAKIO NAGASEの原点とも言うべき、当時CDのみでリリースされたファースト・アルバムが、上記『世果報藍風』もリリースした〈Glocal Records〉によって待望のLP化と相成った

リリース元の〈Sound Channel〉は2000年前後、ポスト・テクノ、ポスト・ドラムンベースとも言える時代の潮流のなかで、当時アンダーグラウンドで勃興していた先鋭的なブレイクビーツ〜ダブ〜IDMなどが結びついたシーンのなかで登場し、初期は10インチの2アーティストのスプリット・シングルで注目を集めた。その作品は〈Revirth〉や〈Pickin' Mushroom〉などとともにそうしたシーンを象徴するサウンドを生み出していった。さらに主宰のTAIYOが関西へと拠点を移し、2000年代中頃の、その後の同名のクラブや〈鶴の間〉など味園ビル周辺でのエネルギッシュな大阪アンダーグラウンド・ダンス・シーンにも続く重要レーベルと言える。AKIO NAGASEは、上記の10インチ・シリーズの3枚目にて、2000年にJUZU a.k.a MOOCHYの楽曲とともに本作にも収録されている「Makedub」でデビュー、その後、2003年にリリースされたのが本アルバムだ。
「AKAIのサンプラーとMACKIEの16chミキサー、シンセ2台、安いエフェクター2台、RolandのシーケンサーMC-50」だけで制作されたという、まさにDAW以前のベッドルームなDIYシステムによって生み出された作品だ。野太いブレイクビーツのワンドロップ「Makedub」にはじまり、ミニマル・ハウスをダブ化した「Drop out」、トライバルなディープ・ダブ・ハウス「Real life」、そして脅威的なのが早すぎたダブ・ダンスホール「Dance Hall King」(当時12インチ・カットされている)、ダーティなダウンテンポ「The rock」や「Give me」、ブレイクビーツ「Fishermans dub」、そしてラストはレゲエのロッカーズ・スタイルなリズムとダブ・ハウスを結びつけた「Dub House Disco」。テクノやハウス、ブレイクビーツといった要素が絶妙に入り交じるエレクトロニック・ダブの名盤と言えるだろう。リリースから20年以上の歳月が経っているが、そのアイディアとサウンド・センスはいま現在でもオリジナルで単純にかっこいい。本作のLP化でさらなる再評価を切望する作品と言えるだろう。

河村祐介(『DUB入門』監修)

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