SARAH DAVACHI Gave In Rest
昨年京都で行われたフェスティバルMAZEUMにも出演し、BOOMKATの2018ベストでも選出されたSARAH DAVACHIのアルバムがこちら。電子ドローンやピアノ、弦楽器の生楽器でのノスタルジックでミニマルな旋律がエモーショナルに体に染み込んでいく。
カナダの電子音楽家としてキャリアを重ね、同時に生楽器での可能性も追及してきたSARAH DAVACHI。austerというオープニングトラックはシンプルなドローンであり、曲の途中でところどころ空白を差し込んだ断片的ドローントラック。あえて感情的な部分を切り取ったようなこのトラックと対照的に、その後に続くのはとてもエモーショナルでありノスタルジックな曲たち。自らがフルート、メロトロン、オルガン、ピアノ、シンセサイザー、そして声も担当して音を重ねていき、ストリングスや他のボーカリストのコラボレーターを招いて作られています。今作の冷たく儚い美しい響きはTHE CARETAKER aka LEYLAND KIRBYを追っている人にも是非聴いてほしいです。 (日野)
A1. | Auster (8:35) | |||
A2. | Third Hour (7:37) | sample | ||
A3. | Evensong (5:27) | sample | ||
B1. | Matins (8:29) | sample | ||
B2. | Gloaming (5:41) | |||
B3. | Gilded (3:30) | |||
B4. | Waking (3:19) | |||