- CD
Bernie Krause
Citadels Of Mystery
Collectors' Choice
- Cat No.: CCM6512
- 2012-10-02
動物や自然の音のフィールド・レコーディング作品、アナログ・シンセを使って、コンセプチャルなアルバムをリリースしたり現在でもインスタレーションをやったりしている個人的にも大好きな音楽家BERNIE KRAUSE。そして初期は、MONKEESやQUINCY JONES、SPLEENなどの名盤やEDDIE HARRISからJACK NITZSCHEと、表から裏までさまざまなセッションをこなしたシンセサイザー/モーグ・サウンドのパイオニアPAUL BEAVER。この二人のコラヴォは、どれもやばいですが、こちらはエッシャーの絵をスリーヴに使った70年作。ムーグをメインとしたインストやワールド・ミュージック、ジャズ、キューブリックの『2001年宇宙の旅』にインスパイアされた曲など多彩なサウンドに、自然の響き、動物のざわめきを取り入れ奥行き深いサウンドに仕上げています。笛や木琴やギターがパーカッションの上で踊る異色な「People's Park」(sample_2)は、3分強と短いですがほのぼのと最高です。WHITE NOISEあたりと並べて語られてもいいはずのサイケデリック・エレクトリック・ミュージックの傑作です。 (サイトウ)
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60年代末から、自然の音のフィールド・レコーディングとアーリームーグ、アナログ・シンセ等を駆使して様々なリリースやコラヴォレートをしてきた奇才BERNIE KRAUSEの79年リリースのアルバム。このアルバムは、ワールド・ミュージック的な要素の濃いアルバム。『幻想時な都市を離れた孤島で、森が音楽を奏でる。』魔法のじゅうたんとそれを囲む森の木々や花の絵が描かれたジャケットを見事に音で表現したような幻想的な素晴らしい音楽。「DAVID MANCUSO氏がアルバム丸ごとプレイした」というキャッチでも有名になった1975年録音の名作。 (サイトウ)