2007-2010年の3年間で、プライベートに近い形で60-200枚ずつ程度でリリースしていた、今やもう入手困難な作品群からセレクトされたDISC-1の全9曲＆DISC-2の全11曲。トータル2時間半以上収録された初期MARK McGUIREの青春期の大充実の作品集をこれで存分に満喫してださい。繊細な揺らぎとまやかしのギターアンビエント最新系の第一人者。ギターテクニック＆エフェクトの変幻自在な魔術師的まやかし加減に70年代ジャーマン・エレクトロニクスのマニュエル・ゲッチング的なミニマルでスピリチュアルでサイケな世界観も感じ取れるのですが、それ以上にアンビエントでアトモスフェリックな音像が催眠的にめくるめくゆるやかに展開されていくさまが大変心地よいのです。もちろん朝方のチリンな空気にもばっちりとはまり、そして浸れそうな催眠的リラックス＆PEACEで余韻な盤となりそう。Emeralds周辺から目が離せませんね。sampleは2曲ずつ。 (コンピューマ)