REINHOLD WEBERは元々クラシックの12音技法という厳格な作曲を行っていたが、1970年頃からは電子音楽に傾倒。こちらは電子音楽と出会った衝動をそのまま収録したような1stアルバム「Elektronische Musik (1968-70)」と2ndアルバム「Elektronische + Phonetische Kompositionen(1973-74)」をまとめた作品となります。1枚目は朗読を中心に構成された長尺「Schöpfung」と、いくつかのオシレーターのシーケンスをエコーでひたすら飛ばし続ける「Musica Mundana」の2曲を収録。2枚目は比較的短い曲群で構成されており、ところどころでユーモアも感じられる親しみやすさを持っています。もしかするときっちり作曲されているのかもしれませんが、衝動的に電子音を楽しんでいるように感じられる良さを感じられます。
(日野)
REINHOLD WEBERは元々クラシックの12音技法という厳格な作曲を行っていたが、1970年頃からは電子音楽に傾倒。こちらは電子音楽と出会った衝動をそのまま収録したような1stアルバム「Elektronische Musik (1968-70)」と2ndアルバム「Elektronische + Phonetische Kompositionen(1973-74)」をまとめた作品となります。1枚目は朗読を中心に構成された長尺「Schöpfung」と、いくつかのオシレーターのシーケンスをエコーでひたすら飛ばし続ける「Musica Mundana」の2曲を収録。2枚目は比較的短い曲群で構成されており、ところどころでユーモアも感じられる親しみやすさを持っています。もしかするときっちり作曲されているのかもしれませんが、衝動的に電子音を楽しんでいるように感じられる良さを感じられます。 (日野)