- LP
- Digital
- Recommended =
- New Release
Lemon Quartet
Crestless
Last Resort
- Cat No.: LR005LP
- 2020-03-19
〈WHERE TO NOW?〉〈HESSLE AUDIO〉などに参加し、ミニマルなサックスワークで実験音楽〜スピリチュアルジャズを探求する才人BEN VINCE、鬼才IVKOVICが主宰する〈OFFEN MUSIC〉からの作品が記憶に新しいサウンドアーティストCUCINA POVERAがコラボレーション!BEN VINCE操るサックスや鍵盤の伴奏、CUCINA POVERAがフォークをルーツにした郷愁薫るヴォーカルが結合。シュールレアリズム、サイケデリックに導かれるモダンクラシカル作品、美しい。カセット流通売り切れ、最終ストックです! (Akie)
Track List
コアな発掘復刻を進めるオーストラリアの〈LEFT EAR RECORDS〉がコンテンポラリーダンス名盤リイシュー!カリンバ・サンザなどパーカッション放つアフリカンフィーリングと,コンテンポラリーダンスの拍子の交わり。パーカッションのリズム進行に焦点を当てたミニマルダンスから、フルートやサックス,ギターを使用したジャズダンスまで展開。全体として生音パーカションの響きを際立たせるエフェクテイブな音響構築は臨場する透明感。トラックリストからも是非! (Akie)
Filmレーベルを代表する新作も愉しみなGrand Brothers、大人気信頼の名手Hauschka、人力ミニマルでおなじみのBrandt Brauer FrickのDaniel BrandtとPaul Frick、KompaktレーベルのGregor Schwellenbach、テリー・ライリー門下生のJohn Kameel Farahという6人のピアニストは、それぞれのスタジオで独自に楽曲をレコーディング、その素材をもとにブラント・ブラウアー・フリックのヤン・ブラウアーが「Six Pianos」を、テリー・ライリー「Keyboard Study」を、グランドブラザーズのルーカス・ヴォーゲルが加工編集して完成させた渾身作。万華鏡的覚醒トリッピン&フューチャーな名品。大推薦盤。 (コンピューマ)
昨年発表したアヴァンR&Bアルバム「Glass Lit Dream」で鮮烈なデビューを果たしたブルックリンのソングライターDAWUNAから、またも危険な12インチが到着。ループノイズ+スクリュードしたバックミュージックに艶かしいヴォーカルが現れる実験ネオソウル「baby boy」(sample1)。不可思議なキッズコーラスで導入する「white boy」(sample2)など。PRINCEやCAMILLE、D’ANGELOが浮かぶけど違う、DAWUNAの歪な感性に食らいます。 (Akie)
メアリーのハープと、鍵盤やギター。その音の世界観を拡張させるような背後のエレクトロニック。全てのインストゥールメンタルを彼女一人でこなしている。サティの家具の音楽的リラクゼーション、しかし、ミニマルで感動的に美しい音宇宙を内包した素晴らしい音楽。 (サイトウ)
ヨーロッパ最大規模の芸術施設であるサウスバンクセンターやバービカンなどでの演奏や、BBCラジオでの特集でもその名を知らしめる現代音楽家BRUNO HEINENを中核にしたジャズトリオ”BRUNO HEINEN TRIO”がファーストアルバムをリリース!ハンガリーの偉大な作曲家バルトークの楽曲を基に制作。BRUNO HEINENの滑らかに解けるピアノインプロを軸に、躍動的に実験するリズム隊が組み合わさった8つのピアノ組曲を収録!ピアノのスムーズな質感が異質にも感じる、そのアンコントラストなサウンドに惹かれる。 (Akie)
Track List
REINHOLD WEBERは元々クラシックの12音技法という厳格な作曲を行っていたが、1970年頃からは電子音楽に傾倒。こちらは電子音楽と出会った衝動をそのまま収録したような1stアルバム「Elektronische Musik (1968-70)」と2ndアルバム「Elektronische + Phonetische Kompositionen(1973-74)」をまとめた作品となります。1枚目は朗読を中心に構成された長尺「Schöpfung」と、いくつかのオシレーターのシーケンスをエコーでひたすら飛ばし続ける「Musica Mundana」の2曲を収録。2枚目は比較的短い曲群で構成されており、ところどころでユーモアも感じられる親しみやすさを持っています。もしかするときっちり作曲されているのかもしれませんが、衝動的に電子音を楽しんでいるように感じられる良さを感じられます。 (日野)
由緒ある米ニューミュージック・レーベル〈Lovely Music, Ltd.〉に残された数々の名盤の中でも一際広範囲のファンから愛される『Out Of The Blue』。David BehrmanやLaurie Anderson、John Cageといった実験音楽レジェンドたちと共演をしてきた"Blue" Gene Tyranny。ARTHUR RUSSELL/Dinosaur L をはじめ、NYCの70s前衛ディスコシーンなど様々な作品に携わり参加共演もしてきたNYの奇才サキソフォニストPeter Gordonと#1と#2は共同プロデュース。フロアでも機能する前半ファンク・ポップから後半に向けてジャズ・プログレへ向かう目眩く展開の#2(sample_1)、牧歌的ポップスの背景に流れるムーグシンセとエレピの音が可愛くアヴァンギャルドな#1,#3(sample_2)。アシッドフォーク好きの間でもファンの多い、約26分間の瞑想エレクトロ・アコースティック#4「A Letter From Home」(sample_3)は至宝です。アヴァンポップ大名盤。 (AYAM)
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1978 年から1982年頃に彼のプライベートレーベルである〈EDITIONS WALRUS〉から自主リリースされた4枚のアルバムから選りすぐられたコンピレーションアルバムが登場。ピアノ、シンセサイザー、パーカッション、ワーリッツァー、オルガン、声は全て自らで操り製作した美しいミニマル・アンビエント作品たち。エリックサティのオマージュである鍵盤ミニマル作品から、物憂げなアンビエントアプローチまで。ミニマルな音の回転を色づける多種インスツルメントの介入やダイナミクス操作は圧巻の一言。当初はBRIAN ENOの〈OBSCURE RECORDS〉からのリリースも検討されていましたが、このように愛のあるコンパイルの形式でリリースされたことが何より素晴らしい、手放しで推薦させていただきます。(ジャケットも「Vis A Vis」(1979)から) (Akie)
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アコースティック・ジャズ・ピアノ・トリオの新たな可能性を追求した、アコースティック・グルーヴによるコンテンポラリー現代音楽アヴァンギャルド・ミニマルジャズにしてネクストなフリー・ミュージック・モダンなニュージャズ新世界を探求。ファースト・シングルA2「Enlightened』(sample1)を筆頭に新たなるサウンドを提案する静謐モノクロームな美しい地平が広がる意欲的秀作となっている。全8曲。レコメンド。 (コンピューマ)
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"SOKRATIS VOTSKOS QUARTET"のメンバーとして名門〈JAZZMAN〉にも参加する鍵盤奏者LEANDROS PASIASの感傷的なピアノ捌きに、GIORGOS KLOUNTZOS CHRYSIDISとΒΑΓΓΈΛΗΣ ΒΡΑΧΝΌΣの正統硬派なリズム隊からなるジャストリオがアルバムを発表!ニューイングランド音楽院にて音楽修士も取得し、BOB MOSESといったレジェンドとも共演した管楽器奏者JAMES WYLIE、NICOLAS MASSONを客演に迎えた今作。ピアノとサックスのリード両者がエモーショナルなハーモニーを生み出す「The Call」(sample1)のような楽曲もあれば、スピリチュアルにフリークするサックスをピアノが感傷的に添う「Indian Dream」(sample2)も。古典で正統派なジャズでありながら、センチメンタルな個性がある作品。 (Akie)
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「東京ラブストリー」をはじめとしたTVドラマやCMへの楽曲提供でもその名を知らしめる前段階、85年から87年にリリースした4アルバムから抜粋した楽曲集。アルバム「Chat D'Ete」に収録され特に人気の高い「新しい遊牧民」(sample1)が分かりやすいですが、別録りを重ねていく曲作りとバークリー音楽大学を修了するピアノ技術が反映したコンテンポラリーミュージック/アンビエントは独特。個々アルバムを全て集めるのは至難のレアアイテムであること、そのこと以上に日向敏文の世界観を堪能できる選曲が嬉しい一枚だと思います、この機会にぜひ。 (Akie)
同じく〈SHELTER PRESS〉より発表されたふたつの共作アルバムはリモート録音でしたが、今回は初となるブルックリンにて両者揃っての録音です。その効果もあってか、これまで以上にお互いに相手のサウンドに飢えた意欲的な音が特徴的。ラーガドローンやフリージャズ、アブストラクトに線化された持続音と、くっきり具体に浮き出るフィールド録音やポエトリー、アコースティック楽器。その両方をシームレスに同じ音世界へまとめ上げた名品。 (Akie)
Track List
CRAMPS RECORDSの伝説的なシリーズ「NOVA MUSICHA」の記念すべき一作目として発売されたJOHN CAGEの作品に収録されている「Radio Music」が72分に拡張されて演奏されたのがこちら。最初は「オリジナルの冒涜にはならないか」と少し思いましたが、しばらく聴き続けているとラジオから発生するノイズが鳥のさえずりのようにも聴こえ、森のフィールドレコーディングを聴いているような心地良さが生まれてきますす。ケージが当初から想定していたかは分かりませんが、Radio Musicは曲に入りこむほどに「ラジオ」という機械を意識することから離れられ、純粋に音を楽しむことができるという特性があると今作を聴いて感じました。この拡張バージョンはケージのオリジナル曲の意図とは違うかもしれませんが、別の側面にフォーカスを当てた別物の音楽作品であると思います。 (日野)
純正律で調律されたガムランタイプの打楽器とプリペアド・ピアノの其々の音域の調和を探ったKRISTOFFER SVENSSON「Ir Himinn, Groœn」(sample1)に始まり、打楽器の固有のピッチに合わせて調整されたシンセサイザーとガムランをセッションしたEDBERG, ERLANDSSON & LISINSKI「Dissolving Ceremony」(sample2)。倍音中心のハーモニーに特化したエレキギターのカノンCATERINA BARBIERI & KALI MALONE「Glory」(sample3)など、絶えず変化する音色とハーモニクスの領域に踏み込んだ楽曲群。素晴らしい。 (Akie)
Track List
アコースティック・グルーヴによる実験的コンテンポラリー現代音楽アヴァンギャルド・ミニマルなフリー・ミュージック・モダンなニュージャズ探求作。内省的ジャズ・ピアノ・ミニマル・コンテンポラリー桃源郷グルーヴなSide-Bのテリー・ライリー「Keyboard Study No.2」カヴァー(sample2)も美しい。 (コンピューマ)
Track List
〈MURAILLES〉と〈SHELTER PRESS〉の共同リリース!演奏のジェスチャー(引っ掻き、振動、叩くetc)に焦点を当て、音楽でなくその動作を記録。各楽曲名に示されたあらゆるインスツルメントは本来的な演奏法を離脱。アンプの上に置き特異な振動を帯びたタンバリン、高速のメトロノーム、強く打鍵するピアノ、引っ掻くバンジョー。。。生じたノイズとリードは衝突し不協和音になりますが、楽器それそのものが持つ美しい響き、楽器同士が調和する瞬間の美しさは独特。『聴くだけでなく見ることが出来る音楽』との文言がありますがまさにその通り、手放しで推薦したい一枚、限定プレスです! (Akie)
Track List
林英哲 本人による和太鼓、鉄琴、銅羅、木魚、Pipe、Cowbell、Shaker、鉄板までも駆使した各種パーカッションと、高田みどりによるマリンバ、アンティック・ベル、千野秀一によるシンセサイザー、ハネムーンズとも呼ばれるカムルとテンコの二人による声によって作り上げられた、天空の神々と対話するかのような日本的な和の伝統音楽世界と深淵なるスピリチュアル・ニューエイジ・パーカッション・ミニマル・ミュージックがオーガニック・アヴァンギャルドに調和奏でられる唯一無二のメディテーショナル・アンビエントな音世界。精神世界を幽玄にトリップする6曲を収録。リリース当時と同内容ライナーノーツ封入。トラックリストからも是非ともどうぞ。 (コンピューマ)
ハープ、ベース、ドラムによるトリオでの演奏、フレディ・ハーバード、アストル・ピアソラ、デューク・エリントン等のスタンダード名曲を、コルトレーンやアシュビーに敬意を表したメディテーショナルでスピリチュアル、コンテンポラリー・モダンジャズ・マナーでカバーした名演集。5曲を収録。 (コンピューマ)
Track List
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G.S. SCHRAY、AQUEDUCT ENSEMBLE等、丁寧な素晴らしいリリースが続く、ロンドンのインターネット・ラジオNTSの人気番組”LAST RESORT”がスタートした注目の新興レーベル待望新作5番。今作も大推薦とさせていただきます。音質、ヴァイナルカッティング含めて素晴らしい。シンプルな装丁からもジェントルな愛が伝わってくる。聴き手の心象風景に呼応するかのような全8トラック。Gigi MAsin、The Necksファンも是非ともどうぞ。トラックリストからもぜひ。 (コンピューマ)