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Nora Sarmoria
Victoria Zotalis
Colibri
- Cat No.: WOR20208
- 2014-05-30
アルゼンチンの天才女性ピアニスト、ノラ・サルモリアの作風はエルメート・パスコアルの血を正当に受け継いでる、遊び心とサイケデリアなジャズ・アンサンブルが持ち味。今作はモノ・フォンタナのライブメンバーでもあるマルコス・カベサスのミニマルなマリンバの響きとの2人セッション。あの世とこの世を往っ たり来たりの、南米風味の黄泉の国へトリップ。日常をえぐられるアンビエント感覚。 (Shhhhh)
アルゼンチンの天才女性ピアニスト、ノラ・サルモリアの2010年最新作にして本 年度アルゼンチンものBESTが決定いたしました。一曲目のルーベン・ラダの流麗でサイケデリックなカバーが宇宙の入り口。自身の娘とのデュエットの音処理は 遊び心と実験精神、ブエノスアイレス独自の箱庭宇宙の例として完璧。さらに、 リリアナ・エレーロをフィーチャーするなど、アルゼンチン・フォルクローレの伝統を踏まえつつ、摩訶不思議なリズムとジャズ・アンサンブルの最新の感性をもってして、昨年のプエンテ・セレステ「canciones」に続く大傑作とします。 この美しく無邪気な南米サイケデリアはエルメート・パスコアルの系譜、間違いないです。 (Shhhhh)
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アルゼンチンの才女、ノーラ・サルモリアの早くも届いた2012年作はヴィクトリア・ソタリスという同じくボーカリスト/ピアニストとのライブ盤。前作は並行のプロジェクトである"南米楽団"でフォルクローレの真摯な憧憬とジャズへの愛情、幽かな実験精神で美しく完璧なチャンバー・ミュージックを確立しましたが、今作は音数が少なくなった分、よりノーラ本来のコアなサウンドスケープを体験できます。 ヴィクトリア・ソタリスとの息の合った掛け合い、躍動感溢れるピアノの響きが素晴らしい。声とピアノ、その間の空白と会場の空間までをも味方につけた風のような音楽。作品を発表し続ける毎に自由度が増していく、時代感を超越した他と比較できないブエノスアイレスの内面宇宙の結晶のひとつ。フューチャー感溢れる美しくもはかない南米サイケデリア。 (Shhhhh)