- LP
Arthur Verocai
Encore
Far Out
- Cat No.: FARO122LPX
- 2023-09-26
ドイツのアンダーグラウンド・テクノ、エレクトリック・ミュージック界の重鎮達MORITZ VON OSWALD、VLADISLAV DELAY, MAX LODERBAUER(NSI.)によるトリオ新作!近作はなんとPAUL ST. HILAIRE aka TIKIMANがギター(!)で参加。そしてECMからリリースしているMARC MUELLBAUERがダブルベースで参加。深いダブ音響世界で繰り広げられるドープネス。流石です。 (サイトウ)
ARTHUR RUSSELL没後の1994年に、PHILIP GLASSのPOINT MUSICからリリースされたCDコンピレーションが鉄板の再発の名手〈BE WITH〉からアナログ化にともない、CDでも再発されました。「In The Light Of The Miracle」の短めの別テイクや後にリメイクされる「This Is How We Walk On The Moon」、名曲「My Tiger, My Timing」。チェロとヴォーカルのソロやゲストを交えた演奏を主体に、ビートボックスを使った曲なんかも収録。ジャケも印象的。コンピレーションですが、ほとんどが他では聴けない曲でアーサー・ラッセル・ファン必須の一枚!12pのブックレットつきデジパックCD。 (サイトウ)
Track List
カエターノやジルベルト・ジル、OS MUTANTESらと共にトロピカリアを巻き起こしたトン・ゼーの1STソロがアナログ再発!ビートルズのサージェント・ペパーズの衝撃を、前面に受け止めブラジルの伝統音楽とダンスの魔力を武器に魅惑の幻想世界を描いたブラジル音楽、サイケデリック・ミュージック史に残る名盤!DAVID BYRNEに再発掘され、音響派から現行のワールド再考の中で神格化された経緯は、ご存知のとおり。CDでも入手が難しくなっていたのでうれしい再発!ブラジル・サイケ、特に北東部ペルナンブコにスポットを当てディープサイドを堀り起こしはじめたMR BONGOワークスです。 (サイトウ)
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〈REARWARD〉からの一連のCLARKE & BOLAND関連の再発でも個人的にハイライト、SAHIB SHIHAB,68年の「Seeds」のアナログ再発。この人達の作品のどれにもいえることですが、特にこのタイトル曲「Seeds」は、KENNY CLARKE達のリズムの感覚が人間離れしていて変則なリズムで各パートが奇跡的な調和をみせる脅威の演奏。超絶な時間の感覚。ある意味どんなフリージャズよりフリーな瞬間を獲得してると思います。かつてAS ONEもフィヴァレットに挙げていた3拍子を基盤にした「Peter's Waltz」も素晴しすぎる。クラブ・ジャズでも再評価されているヨーロピアン・モダン・ジャズの大名盤。サイケデリックや現代音楽を通過した耳にもかなり刺激的だと思います。 (サイトウ)
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ウエスト・コースト・ロック人脈のネッド・ドヒニー76年作。サザン・ソウルの要人スティーブ・クロッパープ・ロデュース。TOWER OF POWERやEAGLESのドン・ヘンリーとグレン・フライ、 J.D.サウザーやロンダ・ロシェット等がゲスト参加。ヤング・ブルー・アイド・ソウルの甘いサウンド。素晴らしいアルバムです。重厚なシンセと眩いエレピの「Get It up For You」は、バレアリックなロック定番! (サイトウ)
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Konono N°1, KASAI ALLSTARS,STAFF BENDA BILILI.。クラムドからリリースしているコンゴの電化アフロバンド達の音源のリミックスするCNGシリーズ第2弾!KONONO NO1 をBASIC CHANNELのMARK ERNESTUSがミックス。抑制させたトライバルなビートに電化カリンバやスクリーム・ヴォイスが飛び交うサイケデリック・トライバル・ダブ。すさまじい!B-SIDEは、より音数を絞ってリズムに焦点を強めたヴァージョン。フェージング的ずれが独特のファンクネスを産むアフロビート・ミニマル・テクノ。これは後に残る大傑作でしょう。文句なしレコメンド。 (サイトウ)
オリジナルは1993年PLANET EとR&SからリリースされていたQUADRANT名義での「Infinition」とそのB-SIDEに収録されていた「Hyperrism」収録。 MORITZ VON OSWALD 自身によるリマスターでの再発! (サイトウ)
シルキーでベルベットの歌声と極上オーケストラ&コーラス・アンサンブルによる心安らぐクリスマス讃美歌集。1962年リリースの名作クリスマス・アルバム。インテリアとしても嬉しいピクチャー・ディスク、いかがでしょうか。 (コンピューマ)
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LARRY MIZELLやI.G. CULTUREもゲスト参加。ざっと聴いた感じでは、「Parallel Dimentions」期にも近いアナログ・マシーンのビートの極限をいくようなミニマルでRAWなマシーン・ファンク。かなりの完成度じゃないでしょうか。今年は、CRUE Lに提供した傑作リミックスや後半の怒涛のリリースをしまくっただけに、どんだけディープな世界を描いてるのか楽しみです。これはファン必聴。 (サイトウ)
RECLOOSEやTHEO PARRISHの重要作品に参加、THE ROTATING ASSEMBLYのメンバーでもあるパーカッション奏者Jerrald JamesことJERRY THE CATがSound Signatureからリリースした名作。 AサイドはCDのみのリリースだった「Sound Sampler(Part 1)」に収録されていたシカゴ・50年代のドゥーワップ名グループFLAMINGOESのサンプリング+カバー的な「I Only Have Eye's For You」。 THEOの大阪でのプレイも印象的でした。Bサイド「Vanished」は空間を駆け巡るようなシンセをバックにコンガが冴え渡る、ブラックメンタルサウンド。こちらは、個人的にも大好きだった曲でオープンエアとかで最高なんです。 (サイトウ)
NYCの60年代アヴァンギャルド/現代音楽の最深部、ラ・モンテ・ヤングの永久音楽劇場やフルクサスにも参加したYOSHI WADAのEM + OMERGA POINT共同企画による再発第3弾!85年のバグパイプのドローン。ドローン〜サイケデリック・ミュージック・ファンマストの脅威のアルバム。ドローン/ミニマル・ミュージック。傑作。 (サイトウ)
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EM RECORDSのタイ音源発掘第2弾!SHADOW MUSICに続いては東北部イサーン地方の民族歌謡モーラム。弦楽器ソウを操るトンファド・ファイテッドに焦点を当てたコンピレーション!JAH WOBBLE / BILL LASWELLも取り上げ、SUBLIME FREQUENCIESの連中も音源をリリースし、PARADICE BANKOKのマフト・サイとクリス・メニストも「タイファンクから徐々に興味の対象は、モーラムに移っていった」と語るように、タイ音楽の神髄ともいえるディープサイド。
このアルバムにもゲスト参加しているスパープ・ダオドゥアンデンとホントーン・ダオウドォンという二人の女性モーラム歌手の音を初めて聴いたときに驚かされたサイケデリックな音色は、その時は判らなかったけれど、このトンファド・ファイテッドによる弦楽器ソウと、ラオスの民族管楽器管楽器ケーンよるものでした。最高にヒップなベースだとかドラムだとかも多分同じメンバーでしょう。京劇に代表されるような中国の音楽からの影響濃い寸劇的展開、南米音楽にも通じるような不思議なリズム感覚、ベースのグルーヴ。CDでモーラム,ルクトゥンも徐々に紹介してきます。まずはこれどうぞ! (サイトウ)
PEACEFROGを離れて、自身のSOUND SIGNATUREから1000枚限定でリリースされた2000年リリースの名作「Parallel Dimensions」のUBIQUITYからの再リリースversionがCD化!UBIQUITY VERSIONは、当時の名シングル「Summertime Is Here」や「Violet Green」を加えたSOUND SIGNATURE CD VERSIONの曲を入れ替えたもの。ロウかつ深く揺さぶるドープ・グルーヴ!10年の時を経ても色褪せないブラック・ハウス・サイケデリア! (サイトウ)
傑作。マスターピーズ。ジム・オルークによるディスカヴァリー・オブ。アメリカ。 (コンピューマ)
MARK GERGISコンパイル。オークランドで発見された150以上のカセットテープからセレクトしたというまるで嘘のような話。カンボジアのポップス、サイケロックなど細部まで濃厚な全20曲。 こんなのなかなか無いです!すごい! SUBLIME FREQUENCIES再ストック! (サイトウ)
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JIM O’ROURKE8年振りとなるオリジナル・ソロ・アルバム、リリース!全編1曲40分。LPは、見開きスリーヴ。AB面に分かれて収録されています。様々な実験的要素が複雑に絡み合い、静と躍動、調和と不協を行き来しながら、美しくて不思議な旋律を辿るドラマチックな作品。スリリングな音実験の旅とも言えるでしょう。これは、すごいな!感動しました。椅子の上に崩れ落ちたミラーボール。名作「Bad Timing」の延長上、そしてそれを超えた作品だといえます。実験的な音楽は、数あれどこんなに美しくて、感動的なのは、はじめてです。大推薦! (サイトウ)
トロピカリア時代から活動しカルトな人気、周りでもファンの多いブラジルの奇才TOM ZEの2006年作。近年の作品はどれも素晴らしいんですが、2006年のLUAKA BOPからの名作入荷しました!オペラ仕立てのトータルコンセプト・アルバム。摩訶不思議な世界。創作意欲に溢れてる。いい感じのダンスなテンションも最高。近年作の最高傑作ともいえるオススメの一枚! (サイトウ)
インドネシア、スマトラ島のグループSUARASAMAの98年の1STアルバムをDRAG CITYが再発!トラディッショナルなスマトラの音楽をベースに、SUFI、中近東、インド、アフリカ音楽の影響取り入れているそう。ふわりと柔らかい空気感が、淡い異次元へと誘う素晴らしいサウンド。 (サイトウ)
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現在の音楽シーンに再発見され、ブラジル音楽指折りの名作として知られるようになった72年のアルバム「ARTHUR VEROCAI」や、数多くのプロデュース、オーケストラ・アレンジャー・ワークシンガーソング・ライティングで、ブラジル音楽ファンに愛され、神格化していた最中にリリースされた復活アルバム「Encore」。IVAN CONTIたちAZYMUTHや、IVAN LINSとのコラヴォレーションを含む2007年のリリースで、ファンを驚かせ絶賛されました。〈FAR OUT Recorings〉からCDオンリーだった名作、後に10周年を記念してアナログリリースされた一枚。レコードスリーヴを手掛けたアーチスト90年代以降を象徴する一人SWIFTYのデザイン。アナログ再プレス。 (サイトウ)