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Shy Layers
Shy Layers
Growing Bin Records
- Cat No.: GBR 007
- 2020-11-17
レーベル・ファミリーの紅一点・CONNY FRISCHAUFのヴォイス・チョップを引き立たせる、TUFF CITY KIDSらしいシンセワークの塩梅が流石なリミックス”Bright White Shoes (Tuff City Kids Remix)"(sample1)、<MUSIC FROM MEMORY>傘下のサブレーベル〈SECOND CIRCLE〉からデビューしたウィーンの注目アクト・GIUSEPPE LEONARDIによるマリンバやシンセドラム使いがユニーク、妹のORIANE MEUZARD嬢が歌うオブスキュアな仕上がりの”Digital Love II (Giuseppe Leonardi Remix)”(sample2)に加えて、<CHALICE>や<LEVELS>からの12インチも人気だっらエストニアの奇才・RUUTU による、奇想天外なローファイ・エレクトロに挑戦したフリーキーなリミックス”Birds (Ruutu Poiss Remix)”(sample3)もクレイジー!3トラック収録。
NYCのカッティング・エッジなレーベルTHRONE OF BLOODがサブレーベルTHRONE OF KANADAを始動。A-TRAKのFOOL'S GOLD RECORDSからリリースしていたトロントのデュオJOKERS OF THE SCENE。テクニカルなシンセワーク、実験的な要素をエンターテイメントへと昇華したディープエレクトロニクス、なかなかのレベル。ユニークなモダン・レトロ・サウンドに仕上がっています。 (サイトウ)
BCクルーの一員・NEWMANによる、カームなドライヴィングで攻めるポップ・カラーのネオ・ディスコティック”Chordz”(sample1)をAサイドに、ニューフェイス・CHINIによる、張りのいいエレ・ドラにキラキラとレイドバックした風が通り抜けてくような晴天バレアリック・チューン”Tropical Taste”(sample2)、知る人ぞ知る'90sレーベル〈AROLA〉などで活動していた古株によるチル・プロジェクト・OURRAによる、心地よさを誘う音色が多層的にレーヤードされた充実のシンセブギー”Horizons Of Funk”(sample3)も活躍することうけあいです。
90年代後期より活躍しているニューディスコ・ユニット・FAZE ACTION兄弟の片割れであり、昔大阪に住んでいた時期もありAHBオーケストラの立ち上げの最初期メンバーとしても知られるROBIN LEEが、ヴォーカル兼マルチ・インストゥルメンタリスト・ED BEGLEYと組んだニュープロジェクト・DOS PALOS、はやくも1stシングルからのリミックス盤がリリース!同じくイギリスの古株であるJOHN TYE & PETE FOWLERコンビのサイケデリックなチルウェイヴ・ユニット・SEAHAWKSによるリミックスは、原曲にアナログシンセやギターなどを足しつつ色んなスペクトルのダブミックスを手入れしたセミ・インストゥルメンタルになっていてリスニングにもいい感じ、”I've Been Around (Seahawks Ultra Remix)”(sample1)!ピカデリーのスタッフでもあるEL DIABLOもやはりオリジナルに馴染むようにクラップとシンセをふわりとミックスした感じの仕上がり”Lady Of The Westway (El Diablos Remix)”(sample2)、そしてレーベルのボス・ B.J. SMITHはあらたな中域のストリングス・アレンジとキックを加えて印象を変え、さらにエモーショナルな10分超のロング・トラックをメイクしています。
老舗のレフトフィールド〈LO RECORDINGS〉のオーナーであり、近年はセルフ・レーベル〈OCEAN MOON〉からのリリースでイメージを更新してきた、ベテラン・JON TYE & PETE FOWLERによるサイケユニット・SEAHAWKSが、若頭・EDDIE Cとのコラヴォレーションを発表。レイドバックした乾いたギターの余韻に浸るヨットロック風ビートダウンから、するっとMOODYMANN影響下のフェンダーローズのジャジーなハウスへとスイッチングする”Say Hello To Love”(sample1)、オススメ!そして、ボアやホークウィンドっぽい共鳴フランジャーがイマジナリーに揺れるサイケなクラウトロック”Make Your Mind”(sample2)をカップリング。
〈CLEAMONT56〉からリリースするジャーマン・カルト・デュオ・BAMBI DAVIDSONのメンバーによるセッション、HALF SILK”Delicious Crime”で幕開けし、ミステリアスな3人組・MENAGE A TROISによる黄昏のヨット・ロックナンバー”Conditional Love”(sample1)も夢心地なAサイド。〈FASAAN〉のリリースも好調に滑りだしたPRINS EMANUELによる、プリミティヴなラーガ・セッション”Dr. Arvid's Campfire On The Doones (Wildlife Edit)”(sample2)、そしてLEN LEISEの作風にもかなり近いニューエイジな雰囲気、〈NOT NOT FUN〉から限定カセットもリリースしたパースのニューカマー・ELEVENTEEN ESTONによるラスト・トラックも極上なBサイド。
あのUSヒップホップR&B界の至宝PV映像作家&映画監督HYPE WILLIAMSの名前を拝借したドローン・サイケ・クランクなトンデモナイ二人組のローファイ・インダストリアル・メロウなモッサリ問題作12インチ。独創的な全4トラック。sample2のみ2曲。
〈BOOGIE FUTURO〉の第3弾のスプリット・シングル以降、昨年はあまり音沙汰のなかったロンドンのプロデューサー・TOBY TOBIASがテクニカル・パートナーのDANIEL MODEと結成した新ユニット・DOUBLE KNOTSのデヴューEP!まずオススメは、TOBY自身によるリミックスが施された淡青で奥ゆかしくもドリーミーなバレアリック・ロッキンなタイトル・トラック”Double Vision (Toby Tobias Remix)”(sample1)、そしてBサイドの前半部分をビートレスで浮遊感たっぷりにひっぱりつつ、後半ひらけてビートと共にフュージョニックなシンセが上昇し温度を高めていくような長尺トラック”Vital Connection”(sample2)、これは是非チェックどうぞ!
あの<Clan Distine>の代表マイクがマネージャーを務める、カナダの秘蔵っ子・CLARIAN NORTH。3年間契約しアルバムもリリースした<Visionquest>の初期から活躍したデュオユニット・FOOTPRINTZを経て、ソロリリースも好調を見せていたテック〜ハウスなプロデューサーが、いきなり「インド」に開眼か!?母なるシヴァを讃えるスートラをフィーチャーした歌もの”Ma Shiva”(sample1)は、DFA界隈のJUSTIN SIMONによるダブ化リミックスな”Ma Shiva (Invisible Conga People Remix)”もいい具合にとろけております!ほか、マッドなトランス観が出たエキゾチック4/4の”Dystopia”をくぐり抜けてからの、素の自分が表れているようなエレクトリックウェーヴな安堵感の”Open Your Eyes”(sample3)と、いろんな趣向を楽しめる1枚!
MADLIBとMY BLOODY VALENTINE、BOARDS OF CANADAを並列にし、見事共通項を抽出したメランコリア。BASSやDUBSTEP、WAVEと言われる新たな音楽をフィルターとして作り出されるアンビエンスと暖かく緩やかなシューゲイズ的多幸感。なんとも言えない粘りとうねり、スクリュードされたボーカルフレーズがさらに耽美さを生んでいます。ハウスでありエレクトロニカでもありロックでもある、クロスオーバーというよりはボーダーレス。正しく今の感覚だと思います。デッドストック発掘! (住友)
ニューエイジ・エレクトロニクス・チルウェイヴを経た煌びやかなシンセのレイヤーと響きが新鮮なアンビエントなリラクゼーションR&B。全10曲。ダウンロードコード付き。 (コンピューマ)
Oneohthtrix Point NeverのReplicaとも通じる感覚。のこれはより黒い版というか。モクモク&ユニーク独創的なローファイ・インダストリアル・メロウなドローン・モッサリ&アレコレ問題作。以前よりも何だか進化しているような。いわゆる楽曲とジングル的なトラックもとトロミも交えた全15トラック。ある種スクリュー盤とも共通する嗜みが淀んで漲っている。sampleはそれぞれ2,3曲づつ。 (コンピューマ)
やはり凄い!モスクワ出身ブルックリン在住SLAVAのSOFTWAREリリース。多用されるオルタナティヴシンセサイザーミュージックの中でも相当癖とセンスに溢れた、高次元に歪んだ美しいシンセウェーヴ最新型。耳に残るどう処理していいかわからないこの感覚、楽しむしかないですね。FORD&LOPATIN然り、ONEOHTRIX POINT NEVER然り、こんな面白い才能が混在するSOFTWAREレーベル、間違いなく熱いと思います。DLカード付き、500枚限定。レコメンド。 (住友)
NOT NOT FUNやHIPPOS IN TANKなど、現在盛り上がるインディーダンスシーンの中でも最もヒットし、さまざまなジャンルのファンを飲み込み発売後即完売となったWASHED OUTの2009年リリース1stEPがDLコード付きで再発しました。ノスタルジックなメロディと多彩な色使いのねじれと揺れ。インディーダンス/エクスペリメンタルからハウス、ディスコをまたいだサンセットビーチで緩やかに肌を撫でるブリーズディスコ全6曲。 (住友)
LOW END THEORY周辺から、SOUDCLOUDやBANDCAMPをチェックする耳の早い人までも虜にさせたGROUNDISLAVAがFRIENDS OF FRIENDSよりアナログをリリース!BALAM ACABやCLAMS CASINOに見られるUSヒップホップ的アプローチ、そしてWASHED OUT的な白昼夢メロウネスをバランスよく昇華した、しかしダサくならず見せ付けることに成功した一枚。USインディー、エレクトロニカまでにもアピールする繊細で耽美な世界観、話題になるのも頷けます。 (住友)
秘かに局地的に話題のインディー・ドローン・サイケ・クランク二人組HYPE WILLIAMSのセカンドアルバム。モクモクな中で繰り広げられるどこかで聞いたことあるようなトラックも含めたローファイで引き延ばしドローンでふざけきったインダストリアルでクランクでヒップホップな、ある種スクリュー盤とも共通するノロさの中に嗜みが淀んで漲っている。「こんなののどこがいいの?」と言いたくなるのも分かるモッサリ問題作。 (コンピューマ)
イタリアのソロ・フィメールアーティスト、MUSHYの新作12inch。4ADやROUGH TRADEからのリリースもあるバンド、A.R.KANEが参加しており、バンドの持つNW/ロック要素に、チルウェイヴ的な耽美でじゅわじゅわしたバレアリック・ディスコテイスト、そしてシンセサイザーが織り成すポップが眩いインディー・ダンスに仕上がっています。アルバムヴァージョン、ボーカルヴァージョンありますが、パーカッションが効いたダブヴァージョン(sample_3)オススメです。 (住友)
インストゥルメンタル・ビートミュージックを軸に、独自のトラックメイキングで個性を発揮するアーティストに焦点を当てた7インチレーベル Lazy Woman Musicよりの15枚目は、TEMPLE ATSのメンバーでもあるYAMAAN。A面はタイトル通り怠惰でアンニュイなフィメールボーカルと、曇ったストリングスにソリッドビーツが気だるさを誘うドープチューン。B面はCHILL WAVE以降の出音を意識した儚さとシューゲイズ感を出した深いベッドに沈む込むミッドナイトチューン。どちらもそれぞれに雰囲気があって◎! (住友)
自身のサウンドを「ALTERNATIVE R&B」と形容したり、実際に足を運ぶほどのチベットカルチャーへの傾倒、そして「室内楽的でアカデミックな音楽を作りたい」などのメディアでの発言から汲める通り、この人やはり全部狙っているようです。USのR&Bを意識したとしか言いようのないメロディ、スコスコに刻まれるハットと散りばめられた微粒子的サイケデリック・シンセ。何よりも美しいボーカルワーク。そんな感覚をニュー・エイジ的視点で纏め上げたこの才能。既に数多あるWAVE解釈の中でもひと際尖り、そして輝いていると思います。GRIMESとの作品にも入っていた""Transparency""のテイク違いも2曲収録(良い!)。ぜひトラックリストから聴いてみてください。 (住友)
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MOON BやANDRAS FOX関連のリリース、PTAKIの変名アンビエントBARTOSZ KRUCZYŃSKIなど素晴らしいリリースの続くの〈GROWING BIN〉からブルックリンのSHY LAYERS。ヴォコーダー、シンセ、ギター、ドラム、バンド的スタイルをマルチにこなすソロ・アーチストのようです。めちゃ良い!最高。 (サイトウ)