昨年ALEKS,TIM JACKIW,THE JAFFA KIDなどがハウスとテクノの境界を探る〈DEEPTRAX〉よりデビュー。ドイツ初期電子音楽からの影響と特異なバックグラウンドが生み出す独特のサウンドが話題に。印象的なポルトガル語ヴォーカルにピアノ＆アシッドリフでチャーミングなレフトフィールドハウス「O Que Não Existia」(sample1)を皮切りに、メカニカルなブレイクビートと鍵盤を噛み合わせた「Data Flow」(sample2)など、一聴すれば記憶に残ってしまうユニークな楽曲群、ヒットの予感しかしません、推薦！ (Akie)

ファットなビート、旋回するダーティーなエレクトロニック。エレクトロ、レイヴのエンターテイメント「Number Done」。変拍子2STEPとイーブンキックの「DT64」。オルードスクールなハウス、鍵盤リフの「Almost Wanted」。 (サイトウ)

2013年以来だったBELTERSから復活リリースに続いて、古巣のPERMANENT VACATIONからも新作リリース。電子音で漂うかなりプログレッシヴ、哀愁のスロートランス、コズミックで、ゴシックっぽいというか独特の世界観のエレクトロニック・ハウス「Meti」。エレクトロニックビート、パーカッションの「Melchom」。B-SIDEもディープな世界観です。 (サイトウ)

R & S RECORDSやROYAL OAKからリリースを続けるイギリスのJACK HAMILLのプロジェクトSPACE DIMENSION CONTROLLERがDEKMANTELからニューシングル。「Planète(惑星) Contraire(contrary(真逆の))」。洗練のエレクトロニクス、ロマンチックなスペース・ミュージックのファンタジー。じっくり素晴らしい。 (サイトウ)

KILL THE DJやKARATでお馴染のパリのベテランDJ クロエの12インチ。彼女が主宰する新しいレーベル〈LUMIÈRE NOIRE〉の初のアナログ・リリース。オリジナルは、淡い感触の前半から、うねるベースのグルーヴに展開していく、LO-FIなエレクトロニック、インナーマインド、電脳のファンタジー、サイケデリックな世界。「THE DAWN(夜明け)」。 新たな次元へのスリップです。DIXONのリミックス(sample_2)も、ダンスフロアを揺るがす圧巻のクレイジーなエレクトロニックのダンスです。 (サイトウ)

まずは、昨年の〈SONAR KOLLEKTIV〉からの2枚のシングルで注目されたオーストリアのJAD & THE LADYBOYのアフロ・エスニックな部族のチャントを使ったB1「Gervinho」。ダブエフェクト、変則のアフリカン・リズムをそのままよつうちに組み合わせるアラ技が妙にはまってます。CMTも当時へヴィプレイしたというWHOMADEWHOのDJ KOZEリミックスの別ミックスとなるDUB MIX(sample_2)。インストパーツに焦点を当て、ダブワイズ、解体し再構築したDUB MIX。2014年のMUNK & REBOLLEDOのロッキン・サーフ・エレクトロ、ALIEN ALIENのダビー幻覚的「Uhura」も捩じれています。 (サイトウ)

DFA周辺のジャーナリストJames F!@#$%^ Friedman主宰の〈THRONE OF BLOOD〉からデビューし自身の〈FEEL MY BICEP〉を中心に、〈AUS MUSIC〉、〈50WEAPONS〉にもフィーチャリングされたBICEP。モダンな感じのエレクトロからエピックなシンセサイザーの展開の「Just」、バレアリック・ハウス/オルードトランスな「Celeste」,「Back 2 U (Tranz Dub)」。 (サイトウ)

オランダの老舗エレクトロニック〈SD RECORDS〉(Syncom Data)から、アムスのFMことFILIP MOBACHのアルバムがリリース！うっどまんのレーベル〈RARE BREEZE〉から出ていた初期ALTZの世界観にもつうじるような、ローファイでありながらも独自のメロディーセンスと小ワザが効いているハウス、エレクトロ〜ブレイクビーツ、ダブ、ダウンテンポetc.色んな要素がバランスよく統括されたナイスな10曲入りアルバム！本人デザインのユルいCGアニメキャラのジャケットも何だかゆるせてきます！オールラウンドに映える楽しい内容。