- LP
Various
Soul Sega Sa ! Vol.2 Indian Ocean Segas From The 70's
Les Disques Bongo Joe
- Cat No.: BJR036
- 2022-01-19
17世紀、アフリカやマダガスカルから渡った奴隷たちが、サトウキビやコーヒー農園での過酷な労働のあとの疲れを忘れるために踊りだし、打楽器をメインとしながら愛や生活のことを歌ったという大衆ダンス音楽であり、その後、西洋と東洋の双方からの影響を吸収しながら様々なスタイルに派生していくクレオール・ミュージックの代表ともいえる「セガ」の'70年代ころの音源を発掘したコンピレーション!アラン・ぺテルスとも親交の深かったカメレオンズのHERVE IRAREによる、弛みきったエレキベース&ギターが絶妙なツボを刺激する”Mêle Mêle Pas Toué P'Tit Pierre”(sample1)、モーリシャスの国民的人気シンガー・CLAUDIO VEERARAGOOのアツく渦巻くハチロク(8/6)グルーヴの上でのシンセやディスコ・タムなどが楽しい”Raphael Zougadeur”(sample2)など、全10曲のLP盤に加えて、セイシェルのJOSEPH LOUISEの南国SCI-FI感覚溢れるエレクトーンがたまらない”Ti Kreol Leo”(sample3)も7インチ盤に収録。
インド洋のトロピカル・アイランド、モーリシャスの70s/80sの素晴らしい音源。「Soul Sega Sa !」レゲエやエチオピークなんかの流れを組むようなダンス・ミュージック。両サイド最高なダンス音楽。 (サイトウ)
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500年前には誰もいなかった無人島にヨーロッパからは移住者マダガスカルやアフリカ本土からは奴隷が持ち込まれ、パーカッションと歌、踊りでプランテーション労働の疲れを癒してたのが原風景。そこから発達したのがこのセガというこの島々の音楽。インド航路の真ん中だったためにレコード時代にはジャズ、ソウル、ロックンロール、さらにはキューバやブラジルの音楽までも入ったそうです。さらにエレキ・ギターやエレピも導入され、この混血としか言いようのないごった煮サウンド集が出来上がりました。妙に熱いけど抜けの良さともってかれるポリリズムはやっぱり島音楽だからでしょうか。ラジオ的にトリップできる曲並びもいいです。 (Shhhhh)