- LP
Don Melody Club
Pure Donzin
Les Disques Bongo Joe
- Cat No.: BJR063
- 2023-01-23
The Mauskovic Dance BandのDonald "Donny" MadjidのソロプロジェクトDon Melody Club。坂本慎太郎氏も年間ベストでチョイスした2021年のアルバム。久々のストックです。
Track List
Track List
THE MAUSKOVIC DANCE BANDのツアースケジュールでご多忙のDonald “Donny” Madjidが、パンデミックによる休暇を利用して、60年代のドラムマシンMRK-1と数台のシンセサイザーで新しいサウンドを実験&宅録。アナログシンセの暖かく陰鬱なサウンドのノスタルジック・ドリーミー・シンセ・ポップ。 (AYAM)
クラウトやダブなどの影響が濃く感じられる「FUNKHAUSE」(sample 1)、ドリーミーでウェーブパンクな「FIXED POSITION」(sample 2)と両面じっくり聴き込ませダンス。 (AYAM)
ラテン、カリブのコンピはどれも素晴らしいものばかりですがどうしてもアーカイブスが多く進行形のコンピは全くないので嬉しすぎです!お馴染みのMeridian Brothers,Frente Cumbieroあたりは知ってる人も多いでしょうが、他は知らないバンドばかり。南米/スロー・オーガニック好きにも同時代で進行してる生演奏系としてチェックしてみては?南米ラテンをチェックしない人でも入門としても大絶賛おすすめです。にしてもこのポップ感は2000年代アルゼンチン黄金期Los Anos Luz Discosのサイケデリック・ヘンテコポップ感を思い出さざるを得ない、、とはいえ、この並びと聴かせ方はセレクターのCoco Mariaのスキルでしょう。ラテン、クンビア、バジェナート、チチャ、アフロ・キューバン et コロンビアetc,,を奏でる新世代たちが生き生きと並んでます。全曲いいのは当たり前!まじで大推薦!やっと入荷です! (Shhhhh)
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いわゆる"バレアリック"とは一線を画した(これ重要)新しい探究です。
スペインというヨーロッパでありながらアラブ文化の影響が強い土壌からくるエキゾ嗜好と音像、それはスペインでも興ったヒッピーカルチャーで深まりました。まず第一の流れはインダストリアルと東洋的サウンドを融合した世代、カセットテープで流通していたEsplendor Geométrico、Miguel A. Ruiz / Orfeón Gagarinら、さらにローファイ過ぎて分類不可能なCamino al desván、Eli Gras、Mataparda、Victor Nublaら(いずれも本作収録アーティスト)
そして第2世代からは知ってる名前がちらほら。アメリカのミニマリズムに影響を受けた者(Luis Delgado / Mecánica Popular, Suso Saiz, Javier Segura)、ジョン・ハッセルとブライアン・イーノが考案した第4世界の音楽に影響を受けた者(Finis Africae,Jabir)←こちらも本作収録。民族音楽、古代音楽、伝統音楽、現代音楽を経て、即興演奏やスタジオ技術に精通した彼ら。既にEMレコードの紹介していて擦り切れるほど聴きましたFinis Africae、Music from Memoryでも一番好きかもSuso Saiz、の聴こえ方がこの流れだと全然違いコンパイルの妙。個人的には南米サイケデリアみたいなものとも近しい感触、色使いを感じます。謎の儀式感と浮遊感と開放感、サイケデリックと言わざるえない。。一編の映画を見るようなトリップ感、、素晴らしすぎる。最初はバレアリック的耳障り気持ちよさを期待してたけど、聴くうちにこの世界に更新されて入ってきました。トラックリストからもぜひ!!!大推薦です。 (Shhhhh)
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2020年の話題の一つ、アクサク・マーブルの40年ぶりの再発とも呼応するハイセンスなユーロ・プログレッシブ・ポップ、またはJaga Jazzistを思い出しますね。坂本慎太郎のプレイリストにも上がった"Lost And Found"(sample 1)等オーケストレーションされた演奏の中にほろっとさせられる秀逸すぎるポップセンス、、、このスピード感に耳が乗ったら一気に魅力がわかるユニーク盤。こういうの待ってた方も多いんじゃないでしょうか。面白い〜 (Shhhhh)
70年代のサイケデリック・ロックやディスコを通過して、現代のダンスフロアや、ワールドミュージック、サイケ音楽ファンに愛され続けているトルコの伝統音楽をベースにした、多国籍バンドDERYA YILDIRIM & GRUP ŞIMŞEKのフル・アルバム!スイスのLE DISQUES BONGO JOEとフランス/ロンドンのレーベルCatapulte Recordsが共同のリリースとなります。テュルク系の民族の血を引く女性シンガー・ギタリストのDERYA YILDIRIM(デリヤ・ユルドゥルム)の妖艶な魅力、ペルシャ音階、シンセサイザーとギター、リズム&ベースが産み出すマジカルなサイケデリック・サウンド。ストックしました! (サイトウ)
マルチパーカッショニスト・ROMÉO MONTEIROが加入する以前のオリジナルメンバー、プロデューサー兼コンポーザー・GUILLAUME MEDIONI、鍵盤奏者・FANNY L'HÉRITIERとGUILLAUME MEDIONIの女性2人を中心に結成された・ODESSEY & ORACLE。ギターにバンジョー、ヴィオラ、そしてカシオトーンやシンセサイザーなどのエレクトロニクスを演奏するメンバーに、ほか多く参加クレジットされたローカル・ミュージシャンらで構成。ブライアン・ウィルソンのペットサウンズやホワイトノイズからの影響が顕著なミキシングとマジカルなアレンジメントで桃源郷へと誘うヘヴンリーなインディ・フォーク〜カラフルポップな世界、フランス訛りの歌も相まってサイケデリックな余韻に浸れる、インタールード含む全11トラック。
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1919年パナマ生まれ。まだ生きてます(2019年現在)スミソニアン・フォークウェイズで紹介されたり(82年)、私もコスタリカ本国のレーベルから輸入しておりました初めて聴いた時はびっくりしたもんです(その2002年作はご本人が村をでたがらなかったらしく録音機材を持ち込んだとか)。今作はそれ以前に、観光客相手に本人が売っていたというカセットテープがどっかから発見されてBONGO JOEが編集リリースしたもの。カリプソにしては珍しいシンプルなギター弾き語りです。当時はきちんとした録音スタジオなんかもなかったんでしょうか、コケコッコーとかたまに入ってますね。最高。カリプソは基本的に英語詞なので辺境ブルース、R&Bを聴く感覚でもどうぞ。というかこんなのもあるんだな。。またカセットのビンテージ感が堪りませんね。真冬に聴いてコタツでアイス食う感じもよし、真夏にエアコン消してカリブの海を思い起こすのもよし。カリブ音楽入門としてもどぞ。私、数年カリブ音楽の沼にハマったことがありますがきっかけのアーティストの一人です。 (Shhhhh)
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フランス第二の都市であるリヨンには北アフリカの音楽家が1950年代から多く移り住み、クロワ・ルッセ地区(Croix Rousse)とガブリエル・ペリ広場を中心とするギヨチエール地区(Guilotière)にあったカフェに集まったミュージシャンたちの日常のセッションから発展。アルジェリア西部のオランの有名なライだけが演奏されていたわけではなく、東方の町セティフからはスタイフィが、内陸部シャウイア地方からはシャウイが持ち込まれ、シャウイで用いられる葦笛ガスバをエレキギターに、そしてゾルナなどの伝統打楽器をリズムボックス、ドラムセットに置き換えたり、チープなシンセサイザー(アルバム・タイトルにあるサンテ(SYNTH)のこと)の音を大胆に使用したり、また当時世界的に流行していたディスコやファンク、電子音楽なども取り入れここに収録されているハイブリッド音楽が生まれたわけです。今作はそれらの音源の1985-1997年に録音されたキテレツ・マグレブ音楽集。伝統ど真ん中よりもDJユースで親しみやすい。リヨンにはそんなリヨン・マグレブ音楽のカセット屋がたくさん立った模様。マグレブ音楽は知られてましたが、このリヨンのシーンを俯瞰した珍しいコンピレーション。 (Shhhhh)
"サントメ島の声"まで言われた彼の音楽。サントメ島はコンゴ共和国の対岸でもあり素晴らしきアフロルンバの影響下で、さらにナイジェリアのアフロビートの長尺なミニマル感とも掛け合いなんとも緩い普遍的でビューティフルなダンスミュージックが彼によって作られました。2019年亡くなったそうですが国葬レベルだったといいます。アフロルンバの良作もそろそろ再発の波が来そうですがこれあたりから?リピート確定の気持ちよさ!西アフロ入門としても是非。 (Shhhhh)
500年前には誰もいなかった無人島にヨーロッパからは移住者マダガスカルやアフリカ本土からは奴隷が持ち込まれ、パーカッションと歌、踊りでプランテーション労働の疲れを癒してたのが原風景。そこから発達したのがこのセガというこの島々の音楽。インド航路の真ん中だったためにレコード時代にはジャズ、ソウル、ロックンロール、さらにはキューバやブラジルの音楽までも入ったそうです。さらにエレキ・ギターやエレピも導入され、この混血としか言いようのないごった煮サウンド集が出来上がりました。妙に熱いけど抜けの良さともってかれるポリリズムはやっぱり島音楽だからでしょうか。ラジオ的にトリップできる曲並びもいいです。 (Shhhhh)
楽器を買う金がなくての自家製の1弦スライドベース、4弦ギター、牛革のフットドラム、そして2人の豊かな声のハーモニー、すばらしや。2017年にザンジバルの音楽フェスティヴァル、サウティ・ザ・ブサラ(Sauti Za Busara)に参加し話題になり、ヨーロッパのフェスでも大いに受けたとか・屈託のないグルーヴはNyege Nyegeの元ネタ的でもあります。EDITなんかも良さそう。理屈抜きの豊かなオーガニック・アフロ・グルーヴ。 (Shhhhh)
先ずはムーンドックの作品『A New Sound of an Old Instrument』(79年)のジャケアートワークからトリビュートしてますね。さらに、このアルバムのオルガンのための音楽や同時期にヨーロッパで作曲された作品を新たな楽器編成で演奏。それはムーンドッグ自身も生涯を通じて、自身の作曲物に定期的に楽器編成を変えることで新たな色を与えてきた事へのトリビュート。リリースから少し経ってますが時折思い出すなんとも不思議な作品。入荷です。少し長いですがメンバーのテキスト(面白い)も添えておきます。 (Shhhhh)
ムーンドッグ 知られざる伝説
"橋" ルイス・ハーディン(ムーンドック本名)が自身に生涯につけた数多くのあだ名の一つです。もちろん明らかに"ムーンドッグ"も有名だが。だが、後者が彼の芸名であり作曲のサインに使った名前なら "橋"は彼のインディアンの名前だ。彼を代表する名前であり、彼の特殊性を際立たせる名前でもある...
1916年にアメリカで生まれ、1999年にドイツで故人となったムーンドッグは、橋の役割を果たしていた。新世界と古代世界の架け橋だった。彼の足はアメリカにしっかりと植え付けられ、彼の心は紛れもなくヨーロッパに近く、彼は時に「亡命中のヨーロッパ人」と定義するほどでした。彼の作品のユニークさは、バロック音楽のカノンとネイティブアメリカンのダンスの部族的な脈動との稀に見る真摯な混ざり合いによって特徴づけられるこの二重のアイデンティティから生まれる。それによって、時間を超えた架け橋となる。"今日は昨日の明日であり、今である" "マンハッタンのホワイトカラー労働者の中の北の戦士 "ビートニクの前のビートニク "であり、最初のダルマ・バムの一人。現代のクラシック作曲家であり、彼のミニマリズムと現代音楽は、中世やルネサンスの文様から派生したものであった。彼は自身が生まれた世紀を旅して、オルガンからコンピュータまで、数十種類の楽器のために書かれた1000の作品を残しました。それによって美学の間の架け橋となった。これは本当の意味でのクラシック音楽ではないし、彼の作品はメロディーとハーモニーの点でクラシックの文章から借りているかもしれないが、リズムの手順は新しい。サックスが即興演奏を想起させるようなフレージングで厳格であっても、実際には対位法で書かれているので本当の意味でのジャズではない。これもポップではなく、単純で素朴なメロディのひとつひとつに、彼の作品の核心にあるこの交配の科学から生まれる信じられないほどの複雑さが隠されているからだ。
ムーンドッグはやがて建築家になった。ユニークな作品の建築家。
彼が残した何百もの楽譜の編集作業が十分に行われていないためか(その中にはまだオリジナルの点字が残っているものもある)、あるいは、博学と大衆の間で選択したくないという彼の強い意志のためか、カテゴライズされることを拒んでいます。しかし、少数の愛好家の粘り強い努力のおかげで、今、世界はこの輝かしい先駆者を再発見しつつある。
Amaury Cornut (ENSEMBLE MINISYM) 2017年10月
カリブ海のハイチといえばVoodooドラムですが、ルーツはもちろんアフリカ大陸。"Nèg Ginen"(sample1)はそのアフリカはベナンの伝統リズムをハイチ風にアレンジした強烈なパーカッションチューン。"Ogou Bwe"(sample2)はハイチの伝統歌でOgouとは戦いの神様だそう。どちらもフロアで爆音で仕掛けてみてください。南米やアフロではない、カリブはハイチのVoodooリズムの珍しい7インチ化。トラックメーカーの方々もエディットなんかもいいんじゃないでしょうか。 (Shhhhh)
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アフロ、カリビアンからニューウェイヴまで、HONEST JON'SやMISSISSIPI RECORDS, 仏LE SAULEあたりとも結びつきながら、レア音源から現行アーチストまでユニークなリリースをしているスイスの〈LES DISQUES BONGO JOE〉から7インチストックしました。リズムマシーンっぽいイントロから、ダビーパーカッション、シンセ、レゲエ、アフロ、中南米/カリブ音楽に複合リズム、ダブ感覚もミクスチャーされたユニークサウンド! (サイトウ)
Beyond Beyond Is Beyond RecordsというUSのインディーレーベルからリリースされたL'ECLAIRの「Sauropoda」をBONGO JOEがアナログライセンスリリース。リズム時間の感覚、音像が独特、ミニマルに流動していくような不思議なサウンド、素晴らしい一枚。是非! (サイトウ)
FRENTRE CUMBIEROのMario Galeanoとともに、コロンビア、ボコダの音楽シーンを築いた奇才Eblis AlvarezのメインプロジェクトMERIDIAN BROTHERSの3年ぶりとなる待望の新作アルバムが到着しました!「Cumbia Siglo XXI(クンビア21世紀)」というタイトルは80年代に存在したというサイファイ・クンビア?バンド"Cumbia Siglo XX(クンビア20世紀)"にちなんでいます。SOUNDWAYからの前作「Donde estas Maria?」から、より電化、エレクトロニックなアプローチを展開しつつ、バンドのアンサンブル、リズムや空間性に多層な立体感がひろがり、ユニークなサウンドヴィジョンをうちだしています。コロンビアの濃厚な歴史、神話、ロマンス。。。ぎゅっと濃縮され、はなたれるサウンドのバイブ。情景。サイケデリック。MERIDIAN BROTHERS。 (サイトウ)
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