- 2LP
Various
Nigeria 70 - Lagos Jump
Strut
- Cat No.: STRUT035LP
- 2023-02-01
キックを前面にハウシーに仕上げたA1「Ku La Foon feat. Lass」はリミキサーに〈RAZOR N TAPE〉主宰、ブルックリンの Jkriv。NYのシーンとそのダンサー「スパニッシュ・ハーレム」、モンゴ・サンタマリアからインスピレーションを得て、Patchworks自身がラテン風にリワークしたA2「Ben Bene La (feat. Lass)」ともう一方は、自身のヒット曲 B1「Spies Are Watching Me feat. Sir Jean」をクラシックなディープハウスに調理。VoilaaaとしてリミックスしたB3「Tu Mens Devant Moi feat. Ramatou Traore」は 増量されたハイライフなギターとRama Traoreのコケティッシュなヴォーカルの相性が素晴らしい。Voilaaa/ Brun Hovartらしさ爆発&洗練の一枚。 (AYAM)
Track List
ブギー/ディスコ/ファンク等のブラックミュージック、そしてアフリカ音楽を見事に調理し、あたたかみのあるアナログ的触感と演奏、現代的なエレクトロニックの質感をさらっと交配。BPM119の心地よいフレンチハウス・エレピグルーヴ A1「PAS SI VITE」(sample 1)はシングルカットされ7inchでもリリースされており、当店にもストックしておりますので是非ゲットしてください!トラックリストからも全トラックご試聴いただけます。 (AYAM)
Track List
シンセ、エレキ、リズム、ホーンセクション、ダブ・ミキシング。煽る。弩級のアフリカン・ビート超人の音楽です。 (サイトウ)
ベルギーのモダンアフロ〜クロスオーヴァー集団<LEMONADE>レーベルから現れた、アフリカン〜ハイライフ・プロジェクト・STUDIO 58による7インチに収録されていた、底抜けな陽気さとグルーヴィーな演奏で楽園へと誘う”Birds Of Paradise (Nick The Record Remix)”(samole1)、ブルキナファソ出身の女性シンガー・MANDJOU KONEによる'09年リリース12インチから、トーキングドラムと歌うようなバラフォンの二重奏にパワフルなビートで次元を超えていく”Wamian (Nick The Record Remix)”(sample2)、SOUL ASCENDANTSから貫かれているアフロミュージックへの熱い信条が伝わるエクスクルーシヴな2リミックスをカップリング!
フランスのワールドミュージック/民族音楽の名門〈BUDA MUSIQUE〉から、現在30作を超えてエチオピアのゴールデン・イヤーズの素晴らしい音源を発掘してきた名シリーズ「Ethiopiques」シリーズ。その数珠の音源をアナログでライセンスリリースしてきた〈HEAVENLY SWEETNESS〉が「Best Of...」と謳った2枚組コンピレーション・リリース!Ethiopiquesの魅力に触れるサンプラーとして間違いない内容です。このすごい曲たちの中でもTÈSFA-MARYAM KIDANÉ一瞬で世界を変える音のちから。Mulatu Astatke、Mahmoud Ahmed、Tilahun Gessesse等々の巨人の音源を網羅。エチオピークの深い魅力へのサンプラーとして是非。180gバイナル、見開きスリーヴ。 (サイトウ)
パリのメニルモンタン地区の小学校に通っていたフランシス少年は、7歳の誕生日にレコードを出すと父親にせがみ、祖国とのアーティスト・コーディネイトをしていた母親のつてで、フランスのミュージシャンやカメルーンのディアスポラたちを集めて77年にパリで録音された奇跡の1枚。ベーシスト・VICKY EDIMOの采配のもと、ギターのTOTO GUILLAUMEやシンセのMICHEL MOROSEらの自由極まりないアレンジに、フランシスくん自ら書いた英語の歌詞を舌っ足らずに歌い上げるという結果、トンでもなくオブスキュアーでサイケな空間を堂々と闊歩するキッド・アフロファンクに仕上がったBサイド"Look Up In The Sky (Négro Nature)"(sample1)がたまらない!とにかくスゴイ演奏ですねこれは、、。打って変わって、Aサイドの陽気なソカ〜ハイライフ・スタイルの”Ravissante Baby (Négro Phasing)”(sample2)も、超絶なベースの動き回りや時折かかってくるハイハットのフェイジングなども味わいディープで、こちらも是非プレイされたい内容です。
前作のメモリーカードで流通していたと噂の(!)10インチ"Imidiwan N'assouf"が、The Wire, Pitchfork, and Rolling Stoneなどで高評価を得て、私もいいんだかなんだかよくわからないうちにDJでよく使ってて気になってたHAMAによるアルバムがついに入荷。
砂漠のブルース、ノマドのバラード、太古のキャラバンの歌とそのポリリズムと拍子記号をシンセで再構築。妙にクセになるっていうか謎の祝祭感と妙なトランス感と共に80`sのサハラ産SFサントラのような、トゥアレグ族のファミコンか、、本人曰く砂漠のブルースとデトロイトに影響を受けたとのこと。極めてユニークな作品であることは間違いないです。ベベイの登場ってこんなだったのかしら。おすすめ。 (Shhhhh)
世界中のコレクターに長く愛されてきたアフロ・ファンクの名盤。ガーナ出身のシンガー・パーカッション奏者、シディク・ブアリのセルフ・タイトルLP。ケニー・ドープサンプリングのA4(sample 3)「Advice From Father」や、ドラムバーナード・パーディー(全編参加)のドラムブレイクが強烈に首を鳴らすA3(sample 2)「Ku Ka Maria」、レイドバック・ギターグルーヴのA2(sample 1)「Them Yebtheyet」など、アレンジも演奏もタイトでキラーなトラックが目白押し!これはB-Bboyからコレクターまでみんな夢中になるわけだ (AYAM)
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先行でシングルカットされていた「Lovestruck」をはじめ、ビンテージシンセサイザー、グループチャント、アコースティックパーカッション、テルミン、スペースエコーの使用など、ディスコ時代の洗練された制作美学が随所に盛り込まれており、イタロディスコやアフロビート、ファンクなど様々なレアグルーヴムードのサウンドを展開した7トラック。現行ものはベースがブンブン鳴って気持ちいいですね。 (AYAM)
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前回は〈AESTUARIUM〉からの再発でしたが、今回は装丁も洒落ての〈NUMERO〉から。Boadiが新天地シカゴでミュージシャンとして学んでいた頃の興奮を反映している時期の作品。タイトル曲は、イントロの激しいリードドラム、リバーブするDan BoadiのギターとThe African Internationalsのオルガン&ホーン、、高揚です。コズミック・アフロ・ディスコ・クラシックな一曲。B面は、こちらもレアアルバム『Abrabo』からフルートとオルガンのアレンジが軽やかな「Duodu Wuo Ye Ya」。両面ショートヴァージョン、カラー盤:クリアイエロー です。 (AYAM)
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ナイジャリアのムーグ使いWILLIAM ONYEABORと並んでシンセサイザー・アフロ・ロックの最重要アーチスト、カメルーンのフランシス・ベベイの75-82年黄金期のベストアルバム!シンセやビートボックス使って、こんなリズムを刻むという発想が凄すぎます。ポリリズムの感覚。アフロ・ファンもコズミック・ファンも必聴の打ち込みミュージックの奇跡。 (サイトウ)
Quanticとのクンビア・ユニットでもおなじみのNidia Gongora、アフリカ南西部アンゴラの伝説的でありながら現役のアーティストPaulo Floresや、南アルジェリアの新世代を代表するコンポーザー/シンガーであり、グナワの伝統継承者でもある Souad Asla 、デンマークのヒップホップクルーDafuniks、リミキサーにはVoilaaaや新星Dowdelin、Futuropeloを迎えた、アフリカ堪能の布陣。注目は、グナワのトランシーさを拡張、アップデート、ダビー陶酔のB1「Maydoum Hal feat Souad Asla」(sample 2)。おすすめです (AYAM)
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脈動する重低音に猛烈なホーンセクション、不気味なオルガンリフ、TOMEDE EHUEなるミステリアスなレディによるパワフルなボーカルがサイケデリックに交錯するオリジナル「Bella Bello」(sample2)。今回は〈UBIQUITY〉を代表するクロスオーバーなプロデューサーBOSQとSAM REDMOREが、パンチの効いたエレクトロニックの美学でリミックス! (Akie)
前回に続いてWinqvist氏が2018年にセネガルで採集してきたリズムを再構築。その中にはレジェンダリーなフルート奏者であり、グリオ(伝統伝達者)のOusmane Baなどの演奏も含まれています。マリの伝統楽器コラやサックスの絡みや童謡のカバーなどどれも有機的にほっこり交わるナイス盤。前作に続きのおすすめです。Nyege Nyegeみたいなヒリヒリの先端って感じではないですが、アフロ音楽の良さをゆっくり味わえる良盤。バリオリンドとエル・ブオのSHIKA SHIKAがお届けする"BIRDSONG"シリーズの最新作でもこのWAU WAU COLLECTIFはフィーチャーされてましたね。オーガニック・ダンス系は是非。 (Shhhhh)
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ロンドンを拠点に活動するHenry KeenとOllie Keen兄弟を中心に結成されたプロデューサー集団SOUNDSPECIESの3枚目となるEPが遂にリリース。話題となった前作よりもより生音に傾向したセッション的な楽曲で前作を軽く上回る素晴らしい内容。全体的にアフロの要素を取り入れ、パーカシッブなビートに彼等の根底にあるジャズやクラブ・ミュージックの要素をも感じさせられる素晴らしいサウンド。これはクロスオーバーに評価されるであろう1枚。収録曲4曲、全部オススメできる好内容です!
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ダブ〜ポストロックに至る広域ジャンルへの造形で独自の路線を突き進むGABRIEL CYRのメインプロジェクトTELESEEN!パーカッシブセクションからシンセサイザーをスリリングにミックスしたオリジナル「Exposures」(sample1) は、イタリアの敏腕ハウスデュオ”BLACK LOOPS”の手により加速度高いミニマルディープハウス〜ハイテンポテックハウスへ落とし込まれています(sample2)。中速パーカッションブレイクとバレアリック・ギターが交わるダウンテンポ「Transfer」(sample3)まで、世界各地のアンダーグラウンドから影響を受けた独特なサウンドデザインが遺憾なく発揮された一枚に! (Akie)
DJ HARVEYやGILLES PETERSONなど数多のDJたちがプレイした、73年作Sabu Martinezのドラムブレイク名盤『Afro Temple』からの一曲「Hotel Alyssa-Sousse, Tunisia」、当時すでにダニーがプライヴェートでエディットしており、今回それを自分の納得のいく水準までフレッシュかつタイト、原曲を損なわないDJライクなイン&アウトロに仕上がっております。もう一方はラテン・クロスオーバー・人気トラック、Nico Gomezの71年作「Lupita」。こちらもイントロのドラムブレイクやフィルの再構築が美しく、ドラマチックな展開とビルドアップを加えられた匠の技エディット。以後のシリーズ展開にも期待大です! (AYAM)
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TONY ALLENの名曲「Ariya」のリメイクをCATALISTことALEX ATTIASがリミックスしたA1、IG CultureのSON OF SCIENTIST、ジンバブエ出身のシンガーESKAのコラヴォレーション、 2000年代のTONY ALLENのプロデュースも多数手がけ、サイケデリックなサウンド・プロダクションで一部カルト人気だったキーマンDOCTOR L、 TONY ALLEN VS THE CINEMATIC ORCHESTRAの「Brotherhood」、CHATEAU FLIGHTによるPSYCO ON DA BUSのリミックスの5曲! (サイトウ)
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最初は無名のカリプソのコンピに入ってたのをMR BONGOが気に入って調べたらなんとウルトラレアな南アフリカのディスコとのことで慌てて発表のこのレコード。プロデュースは南アフリカジャズのパイオニア、Mankunku Quartetも関わったRay Nkweとなかなかのヒストリーを持つこの盤。そして"Disco Stomp"(sample 1)はセオ・パリッシュプレイということも納得の煌びやかな辺境ディスコ・ジャズ・グルーヴお早めに。むさ苦しくなくクールな演奏がまた気分です。この時代にやっぱ生のグルーヴは頼もしい、、当たり前に最高〜! (Shhhhh)
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今年になって復活した名再発レーベル〈STRUT RECORDS〉。ディスコのディープサイドに焦点を当てた素晴しいリリースが続いていますが、今回はアフロもの。かつてリリースしていた名作コンピ「Nigeria 70」の続編。アフリカン?ナイジェリアものは、もちろん灼熱のアフリカン・エキゾ感ももちろん魅力なんですが、やっぱり超絶のリズム感覚のポリリズムが生み出すビートがなんといっても凄い!今のマスロックや先鋭的なアーチスト達が挑む感覚の源流といえるリズム感。その魅力を純粋に楽しんでる素晴しい音源の数々がここにはあります。ハイライフ、アフロビート、サイケ、ファンク。こんな凄い音源がずらり。「Baby I Love You So」をベースにしたアフリカン・ダンスホールな曲もあったりでそれもかっこいいです。今回も文句なしのお奨めです! (サイトウ)