やはりシブい。FREDDIE GIBBSの2010年EPがピクチャーヴァイナルとしてリリースされました。エレクトロの進化系でもあり、昨今のBASSやハイブリッドなポストダンスサウンドにも大きく影響を与えているとも言えるこのビッシビシにドライブバイな低音を鳴らすドープ・トラック。そしてFREDDIE GIBBSのストーナー・ギャングスタなハスリングラップが渋すぎます。盟友B.J, THE CHICAGO KID、UGKよりBUN Bの参加も流石の人選。EPというには豪華な8track。最高。 (住友)

OH NOとのGANGRENE、そして既存のビートを集めたインスト集に続き新作がリリース。QUEENS的ハードコアを礎に、最先端で活躍するMCたちと渡り歩き、もはや誰も追いつけないんじゃないかというオルタナティヴ・クオリティ。過去にあった何かを引き摺るでも新しいものに何でもかんでも飛び付くとも違った、今を見据えた視点からの筋の通ったアプローチ。客演にはACTION BRONSON、AG DA CORONER、MAHEYM LAURENにSCHOOLBOY Q、ROCMARCIANOにDANNY BROWN。豪華というよりは全てがハマった完璧としか言いようが無い布陣を携えた傑作。 (住友)

ABSTRUCT RUDE、そしてFAT JACK、THE NONCE（！！！）のプロデュースによる大々名盤！DOPEかつファンキー、そしてGOOD LIFEカフェ周辺としての雰囲気、コンシャス。全てが相まったちょっとした奇跡。こちらはDECONが2004年に出した再発盤です。ジャケットが少し変わってますね。

ついに待望の2ndフルアルバム到着。QBハードコアMCを常に支え、CURREN$Yとのコラボレーションも記憶に新しいALCHEMISTと、こちらも言わずともビート&マイクアサシンOH NOによるタッグ。飲みさしのウォッカとスネアから滲むアヤワスカ。各々のソロ作では絶対出得ないこのツヤとゆがみのGRADIATOR SHIT。客演にはPRODIGY、ROC MARCIANO、KOOL G RAPなど。特にやはりハイトーンにドスの効いたライムを繰り出すROC MACRIANOと、出所したてのPRODIGYのスピットがたまらなく愛おしい。アートワークも含め大推薦。 (住友)

2007年から5年を経て待望の第二弾リリースされました。前作同様これまでの既発の曲でまとめてます。昔からのツレノリQUEENS BRIDGE直系冷たいアレから今を捉えたBPMのストーナートラックまでをも日和らずに、しかし古びた金太郎飴にもせず魅せるさま、やはり格好良い。配信のみだったMOBB DEEP""Whole Lotta Thug""のインストが入ってるのも嬉しい。さらにJADAKISS、GFK、SNOOPなどなど。ただインストを並べるだけで突きつける説得力。まさしくマスターマインド。渋い。 (住友)

一時はかなり人気があった(？)西海岸アンダーグラウンド・シーンをJ5達と支えてきたDILATED PEOPLESの太い方、RAKAAのソロ・アルバムからEPカット！ALOE BLACCをフューチャーした「Crown Of Thorns」(sample1)、U-ROYの「Tom Drunk」をサンプリングした「The Delilah」(sample2)、DJ BABUプロデュースの「C.T.D.」(sample3)、ALCHEMISTプロデュースの「Aces High」を収録。どれも激渋。内に秘めた何かを感じる熱い1枚。ここらへんは変わってない。格好いい！ (土橋)

天才は何をやらせてもその人のフォームになる。元FREESTYLE FELLOWSHIPの主幹であり西海岸HIPHOPのカリスマ、エーシャローンの2007年アルバムはDANCEHALL REGGAEを大胆に料理したウルトラC傑作！NY発のTROPICAL　BASSムーブメントに呼応するように自然発生的に変態したMADなヒトゲノム。素晴らしい混血具合のバイオニック・レゲが聴けます。ニューオリンズ流ガンボ・サウンドをデザートにはさんで、DOPEなRIDDIMとMCの連発。200点。 (2YANG)

呆れるほどの天才が　RJD2やZ-TRIPらと組んで作った2006年のスーパーアルバム。POIRIERの相棒・ZULUとのかけあいがカッコいい変則ラガや、自身のスタンダード曲をMJトラックにのせてフリースタイルでつないだレイドバック・セッション収録！これが相当WICKED。 (2YANG)