松浦俊夫2013年〈BLUE NOTE〉からリリースしたHEXのアルバム中のBOBBY HENDERSONで知られる「Hello to the Wind」のカバーのリミックスEP。東京とフランスをベースにしているMIDORI主宰の〈MENACE〉からの12インチ。THE CINEMATIC ORCHESTRA、BONOBOでもフィーチャリングされているシンガーGrey Reverendをフィーチャリング、 Kan Sanoなどのミュージシャンも参加した曲でA1,A2はサウンドエンジニアとして知られるレジェンドZAK氏が、B1とB2はMenaceからもリリースがあり、〈BALANCE〉、〈MCDE〉はじめ、DJ SPINNAとの共作でNDATL MuzikからもリリースのあるパリのHUGO LXがリミックスを手掛けています。 (サイトウ)

JEREMY TALON a.k.a SAPE Jはフランスの才能あふれるプロデューサー・ミュージシャン。影響を受けたアーティストにBudamunk feat.Kaneko Takumi,MNDSGN、BIBIOを挙げている。 パリと東京のビートメーカーを繋ぐコンピレーションとして話題を集めた「MENACE vol 1」でもSAPE-J名義で素晴らしい存在感を示していたJEREMY TALON。待望の1st Album-LP-がMENACEよりリリース。彼の音楽スタイルはヒップホップやソウル、リベラルミュージック、レイドバックしたサウンド等、多くのジャンルの音楽より形成されており、JEREMY TALONの存在を存分に投影し見逃せない作品となった。楽器の演奏・録音さらにはミックスまで彼自身によるもので、サンプリングミュージックの魅力を自らの手腕において表現。リラックスや有機的な生命感を見事に演出している。LPサイズで身体に取り入れる事をオススメしたいアルバム。