• LP


Otra Rumorosa Superficie

  • Cat No: UTO001
  • 2020-08-27

ウクライナ生まれでマドリードを拠点にし映像作家でもあるIURY LECHによる、1989年当時カセットのみのリリースだった元々は2つの短編映画「Final Sin Pausas」と「Bocetos Para Un Sueno」のサントラ。瞑想的なニューエイジ/アンビエントの美しきサウンドスケープ。

90年作"Musica Para El Fin De Los Cantos"がベルリンのパーティCockTail d'Amore主催のレーベルから再発されたというエピソードでヨーロッパのダンスプロパーからも支持されているんだなとわかります。Suzo Saiz,Joan Bibiloniらスペインのニューエイジ/音響系と並べて聴くべき静かなる傑作。この辺は和製環境音楽や西海岸のヒッピーカルチャー流れのニューエイジとは違った趣きで、ラテンと強引に括りたくなるようなバレアリックの奥底のインテリジェンスとエロスと美学を感じます。そして違う"静けさ"。今作はギリシャ産のサントラなどを再発する個人的にも信頼のレーベル、Utopia Recordsからの再発。180グラムVinyl、300限定プレス。めちゃくちゃいいです。 (Shhhhh)

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