• CD


Vernal Equinox (Remastered)

  • Cat No: NDEYA2CD
  • 2021-03-25

第四世界音楽を作り出したレジェンド、ジョン・ハッセルの1977年の記念すべきデビュー作にして、瞑想的エスニック・アンビエント電子音楽の雛形にして金字塔!実験音楽史に残る大名盤「Vernal Equinox」が、“春分” を意味するタイトル通り、2020年3月20日(金) に自身のレーベルNdeyaから待望のリマスタリング再発が成された。当時のオリジナル・マスターテープからリマスタリング、当時LOVELY MUSICからリリースされていたCDは30年ぶり、アナログ盤は実に42年ぶりに復刻される事となる。お求めやすいCDも入荷しております。

ブライアン・イーノとのアンビエントシリーズ他の協同作業で知られる今だ現役バリバリの異才トランペット奏者ジョン・ハッセル。シュトックハウゼンのもとで学び、1960年代にはラ・モンテ・ヤングやテリー・ライリーとも作業をしていたという彼がインド古典音楽の発声法を自分のトランペットでの演奏に取り入れることを試み、世界音楽を電子音楽の手法によって原始と未来を合体させる「第四世界」というテーマで模索はじめたのが1972年頃で、このVERNAL EQUINOXはその「第四世界」シリーズの記念すべき第一作目にあたり1977年にリリース。といううんちくはさておき、彼の他のどの作品よりもメロウで瞑想的で素敵なアンビエントの佇まいがたまらないのであります。もちろん第四世界的な摩訶不思議でエキゾチックでイスラミックでスペイシーな音響世界はもちろん全編で堪能することができます。いつの時代もいろんな聞き方ができるスルメ的名盤。アルゼンチン他、中南米系音響作品好きな方もチェックをお忘れなく。まずはフェンダーローズも冴えわたるメロウ・エスニック・アンビエントの傑作の1曲目をどうぞ。そして4曲目のSERGEシンセサイザーのドローンと電化2トランペットとの瞑想曲をsampleでお聞きできます。ナナ・ヴァスコンセロス、脳波音楽でもおなじみロバート・ローゼンブームが全編で参加。newtoen大推薦盤。一家に一枚の大名盤。トラックリストからもぜひともどうぞ。 (コンピューマ)

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