ダフネ・オラムの先駆的な電子音を、オラムのアーカイブテープを用いてターリア、コージー・ファニー・トゥッティ、マルタ・サローニ、アルシ・ジェインらが再構築。

見過ごされてきた電子音楽の先駆者ダフネ・オラムの生誕100周年を記念し、ノンクラシカルはオラム・トラストおよびオラム・アワードと共同で、次世代の開拓者たちを称える現代の先見的なマイノリティ・ジェンダー電子音楽アーティストたちによる新作を委嘱した。

参加アーティストはキャリア初期から著名なDJ・ミュージシャンまで多岐にわたり、クラブビート、パフォーマンスアート、サウンドアートからアンビエント、未来志向のアラブダンスミュージックの脱構築まで、多様な電子音楽の世界で独自の表現を追求する。

アーティストたちは、ロンドン大学ゴールドスミス校に所蔵されるオラムのアーカイブからサンプリングした素材を用いて新作を制作。このアーカイブには、彼女の革新的なオラミックス・マシンやその他の電子音楽だけでなく、マッチの擦れる音、猫のゴロゴロ声、擦り音、コマーシャルのジングル、そしてオラム自身の声の録音など、多様なサウンドクリップが収められている。

リリースに合わせて、英国各地およびロンドンのバービカン・センターで開催される公演にご注目ください。 (コンピューマ)