いつもNewtone Recordsをご利用いただきましてありがとうございます。
通販の送料に関してのお知らせとお願いです。
長年にわたり1万円以上のご購入の方に送料無料サービスを提供してまいりましたが、円安の影響や、その他の様々な要因による、原価、輸送費の高騰を踏まえまして、心苦しくはありますがサービスを終了させていただくことになりました。
ご利用のお客様には申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
8月31日をサービス終了日とさせていただき、2022年9月1日以降のご注文分より送料を請求させて頂きます。
送料は、佐川急便で590円+消費税、重さが増えても一律とさせていただきます。 北海道、沖縄、離島など佐川急便で中継が必要になる、または利用できないなど対応できない地域は、郵便での発送となりますので、都度送料を計算しましてお知らせさせていただきます。
CD、カセットなどクリックポストで対応可能なものは169円+消費税で発送いたします。(代引きには対応しておりません)。
送料無料サービス終了日時:2022年8月31日 23時59分
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Sugai Kenの同レーベルからの2020年アルバム「利根川」同様、今作では秋田県にある湖「八郎潟」にスポットをあてた美しきサウンドスケープ・アンビエント作品が誕生している。以前は日本で2番目に大きな水域であった八郎潟は、第二次世界大戦後、オランダ人技師ピーテル・ヤンセンとアドリアン・フォルカーの協力を得て、政府が大規模な排水工事を命じた。1977年の完成後、干拓地は八郎潟の面積の80%を占めるようになった。その結果、周辺地域から植物が広がり、鳥類をはじめとする野生生物の種類も増え、新たな生態系が確立された。このユニークな題材に対する畠山のアプローチは、排水路、尾形橋、草原保護区など、湖周辺の特定の場所からフィールドレコーディングを行い、その素材をもとに、彼の手腕であるドローンのようなシンセサイザーの持続音、アンビエンス優しいギターの音色と響き、繊細で緻密丁寧なミックス音響の施しと共に、八郎潟周辺の環境を反映する広大なアンビエント空間を作り上げている。全9トラック。
今作も、Sugai Ken「利根川」同様、八郎潟をテーマにした、失われていく日本の原風景へのイマジナリーな憧憬も強く感じさせてくれるかのような、日本とオランダの「水」にまつわる関係を考察する側面も持ち合わせたロマンチックなサウンドスケープ作品となっている。好調リリースが続くField Recordsからのナイス・リリース。レコメンドとさせていただきます。 (コンピューマ)