- LP
- Digital
Frankie Reyes
Originalitos
Stones Throw
- Cat No.: STH2424
- 2023-07-24
LAのダウンテンポ/HIPHOPの名レーベルSOUND IN COLORからデビュー以降、GB名義始め様々な名義で活躍しているGABRIEL REYES-WHITTAKERのプロジェクトFRANKIE REYESのフル・アルバム。彼のルーツでもあるスパニッシュ系ラテン・アメリカの民族音楽ボレロ。オーダーハイムのアナログ・シンセサイザーを使い、DICK HYMANたち先人を彷彿させる電化したノスタルジックなファンタジーの世界に。Space Age Bachelor Pad Music。良い。 (サイトウ)
どこかアジアの少数民族の唱歌をメインにフィーチャーし、独創的でモーダルなインストゥルメンタルを溶かし込んだショート・スキット(sample1)から、イスラムの宗教歌・カッワーリーのようにも汲み取れるまだ見ぬ景色が拡がっていくようなフーチャリスティックなエレクトロニカ・ソウルへと流れていくAサイド(sample2)も極上。そして、若々しいアフリカの少女たちの無垢な息吹を感じる歓喜の農歌のようなコーラスに、スリリングなシンセ・パッド&イーブンキックをのせたモダン・エレクトロニックなBサイド!エスノロジーが1枚に集約されたプリミティヴ・ソウルな”Technoindigenous Studies”の第1弾、完全限定400枚プレスです!お早めにどうぞ。
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古びたポストカードの写真、、アカプルコ、、メデジン、、ティファナ、、??どうやら彼のルーツでありサルサの源流であるプエルトリコの古き情景を描いたようです。夢見心地かと思いきや時に強烈なイリュージョン。ラテン黄金期の映画の世界みたいな音像。大好きFRANKIE REYES。って彼の正体はJ Dillaとも交流ありKelelaもプロデュースしたり西海岸ニューエイジのオリジネーターSteve RoachともコラボするGifted & Blessedの変名でした。Peanut Butter Wolfと意気投合して名盤である前作"Boleros Valses y Mas"を作るに至り、今作という訳です。個人的にはクンビア/サルサの総本山であるコロンビアのDISCOS FUENTESという伝説的レーベルがあったんですが、その社長であるトーニョ・フエンテスが趣味で作ったアルバム諸作(乞再発)を思い出す。聴きように拠ってはサイケすぎてラテン音楽の評価の主流から外れたがサボール(味)と夢とファンタジーが溢れる隠れた瀟洒なアルバム。今作もそんな1枚となっております。DJ諸氏は是非酒場で。最高。 (Shhhhh)