- 12inch
Decada 2
La Noche Del Atomo
Philoxenia
- Cat No.: PHLX 002
- 2023-07-11
リプレス!1985年に誕生したメキシコのシンセウェイヴ/エレクトロニックユニット”DECADA 2”が、80年代半ばから90年代初頭にかけて制作した未発トラックがリマスタリング復刻&初のアナログ化!レイヴムーヴメントの時代背景を映すEBM〜プロトハウス。
Track List
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CARL COXやJEFF MILLSも目を掛けたというFUTURE SOUND OF MELBOURNEの'92年シングル”Meglamania”、ORGANARCHY SOUND SYSTEMSの一員であるヴィデオ・アーティスト・IAN ANDREWSによるエイリアス・HYPNOBLOB、UK〈LEAF〉のコンピレーション「Invisible Soundtracks」にも参加していたIAN ECCLES-SMITH、ノーウェイヴからゴアトランスへシフトしたPOETS OF THE MACHINEのJANDY RAINBOW嬢の”I Will Go”(sample1)、EBMバンド・SOBRIQUETによる”Is This Your First Time?”、ほか無名ながらも現在の90'sリヴァイバルにジャストな素晴らしい内容!シドニーの〈CLAN ANALOGUE〉のCDコンピレーションからのコラヴォレーションGENERAL ELECTRIKk Meets ANDY RANTZEN”Leather Lover”、'95年にNYで録音されたアボリジニのトラディショナル・ソング”Gubbi Gubbi"&"Gurri Nina Nami”をリアレンジしたMAROOCHY BARAMBAHによる”Mongungi”(sample2)や、'70年代から活動してきたアイコン的存在でSLINKY WIZARDやZEN LEMONADEなどのサイドプロジェクトも知る人ぞ知るレジェンド・OLLIE OLSENの初期プロジェクト・THIRD EYE”Behold The Angel Of Frequency”(sample3)あたりもトピックです。全12トラックのダブルパック!レコメンド。
SEOFONの’94年デヴューシングル”Access EP”から、インテリジェントなパッド翻り恍惚のメロディに身を包んだアンビエント〜ハードコアなトランス・ブレイクス”Ylem (12 Inch Mix)”(sample1)、未発表曲の極彩ビートレストラック”Protamx”。そして、90年代西海岸レイヴ期から現在に至るまで主軸となるSEOFON a.k.a. JEFF KIHNによるプロジェクト・AMBIENT TEMPLE OF IMAGINATIONの別体となるシアトル支部トリオ・ATOI SEATTLEの”Integraton (ATOI SF Remix)”(sample2))は、MARTIN BONDによるリミックス!さらには、初期DUBLAB周辺のキーマンである天才・DENTELことJIMMY TAMBORELLOの初期プロジェクト・ANTIHOUSEが、<VISIBLE>にのこしたアルバムからのリプロダクト”16 (Easy-To-Swallow-Gelcap)”(sample3)など、貴重なアーカイヴが堪能できるVISIBLE再発コンパイラー。
Track List
OPTIV EYESやCRYSTAL MOONといったカルトな連中と活動していたサイケデリック・グル・SHARMANIC ON ACIDことJAKE STEPHENSONの〈KINETIX〉からも、EQ a.k.a. EQUONOXやNITROUSなどの名義でリリースしているWESTWORLDが、ちょうど1990年にセルフ・インプリント〈WEST〉からリリースした傑作”Dreamworld (Original Mix)”(sample2)を、心地良さだけを抽出させたTUFF CITY KIDSのGERD JANSONによるエディット”Dreamworld (Gerd Janson Edit)”(sample1)が素晴らしい、さらにもう1枚のシングルのタイトル・トラック”The Slam”も2ヴァージョン収録です!
アシッドジャズ、アーリーレイヴと初期G2Gあたりのデトロイト・フューチャリズムが出遭い、今のニューエイジ感覚に落とし込んだような冒頭のタイトルトラック”It's Fine”(sample1)、NUYORICAN SOULの歴史的名曲”The Nervous Track”に影響されたような”Ok Drumroll”(sample2)など、どこか懐かしいブレイクビーツのリヴァイバルに着手!ウォーミーかつジャジーな揺らぎのディープハウス”Mediocrity”(sample3)なども手掛けておりセンスが光る、全4トラックEP。レコメンド!
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2020年に結成35周年を迎えながらも、メンバーであるMATEO LAFONTAINEが急逝、ラテンアメリカにおける電子音楽/ウェイヴのパイオニア的存在でもあった”DECADA 2”の軌跡を残すべく復刻!下敷きにしたスローブレイクスにヴォコーダーでニューウェイヴエッセンスを忍ばせた「Psycho Dance」や、ドラムマシンと加工ヴォイスサインプルで跳ねるプロトハウス「La Voluntad De Dios」(sample1)など、90年代初頭にかけてのレイヴ隆盛、その初期レイブサウンドに対するMATEO独自のアプローチ。 (Akie)