- LP
Bitter Funeral Beer Band
LIVE IN FRANKFURT 82
Black Sweat
- Cat No.: BS040
- 2019-02-12
現在はJAZZ LANDでBugge Wesseltoftと共に活動するノルウェーのヴォーカリストSIDSEL ENDRESENによる1990年リリース1stアルバム。冷やかな印象ながら力強い、ポエティックで存在感のある歌声,抑制されたパーカッション、ピアノがバックでECM的な世界を作り上げていきます。トランペットを担当するのは,現在はECMを離れたNils Petter Molvaer。ここでも美しいブロウを聴かせてくれますよ。
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アフリカや東洋のワールド・ミュージックを取り込んだスエーデンの実験的なフュージョン、プログレの伝説的バンドARCHIMEDES BADKARのBENGT BERGERが中心となったバンドBITTER FUNERAL BEER BAND。2007年にCD化された「Live In Frankfurt 82」が嬉しいアナログプレスです。ECMのアルバム直後のジャズ・フェスティバルでの録音。「Eternal Now」(先日アメリカ盤(Tibet)として再発された)やECM作でも競演しているDON CHERRYが全面的に参加しています。ガーナに渡って学んだというBENGT BERGERのアフリカ音楽と北欧音楽に、今作ではインドのサロードというギターのような楽器の奏者K.SHIDARも参加していてポリリズム、対位法様々な民族音楽のテイストや現代音楽の要素が入り交じった不思議なサウンド。ECMでのレーベルメイトSTEVE REICHらミニマルミュージックの影響もでかいんじゃないかと思います。BENGT BERGER参加のスウェディッシュ・プログレARCHIMEDES BADKARの再発はJIM O'ROURKEがライナーを手掛けたらしいですが、このアルバムも素晴しい です。大推薦! (サイトウ)