Tag: NUKE
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Biosphere
N-Plants
Touch
- Cat No.: TO84CD
- 2012-06-06
エレクトロニクス名門TOUCHより、ノルウェー・アンビエント才人BIOSPHEREから日本の原子力発電所をテーマにした新作「N-Plants」が届けられた。
この環境音楽作品は、もともとはGeir Jenssen(a.k.a.BIOSPHERE)が、日本の戦後の高度経済成長をテーマに作品を構想していたものが、流れの中で日本の原子力発電所がテーマに移行し、その未来的なデザインやフォルム、環境などをモチーフに制作をし、今年の2月にはほぼ完成していたところで今回の震災が起こってしまったのである。奇しくも3/11以前と以降の気持ちを作品の中に込めることとなったこのアルバム。結果として当然ながら、なんとも考え深い作品となってしまったのではあるが、マニュエル・ゲッチングやクラフトワークや砂原良徳やブライアン・イーノを彷彿させる、構築されたやわらかで美しい音響空間のエレクトロニクスでアンビエントな環境音楽が静かに響いている。各曲のタイトルは、「Monju」「Shika」など日本各地の原子力発電所の存在する地名ともなっている。全9トラック。sample3のみ2曲。 (コンピューマ)
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このエレクトロニック環境音楽作品は、もともとはGeir Jenssen(a.k.a.BIOSPHERE)が、日本の戦後の高度経済成長の奇跡をテーマに作品を構想していたものが、進行の流れの中色々と調べていく中で、美浜原発の古い写真を見つけて、未来的な外観のこの原発が、海に近い美しい場所にあること、そして、地震や津波は大丈夫なのだろうか?調べてみると、これらの原発は地震の多い地域にあり、中には過去に津波に襲われた海岸に隣接している原発もあることがわかり、美浜の写真をきっかけに、日本の原発だけに焦点を絞るようになりました。その未来的なデザインやフォルム、建築、デザイン、ローカライズに集中しながら、潜在的な放射能の危険性(地滑りや地震で冷却装置が破壊されるなど)にも疑問を持ち、いくつかの原発にサウンドトラックを作りたいと思ったという。そして、2011年の2月中旬にはほぼ完成しつつあったところで、3月に震災が起こり、奇しくも3/11以前と以降の気持ちをアルバムの中に込めることとなったという。マニュエル・ゲッチングやクラフトワークや砂原良徳やブライアン・イーノを彷彿させる、構築されたやわらかで美しい音響空間のエレクトロニクスでアンビエントな環境音楽が慈しみや憂いに満ちた思いが静かに佇んでいる。各曲のタイトルは、「Monju」「Shika」など日本各地の原子力発電所の存在する地名ともなっている。全13トラック。 (コンピューマ)