- LP
Ian Carr
Belladonna
Mr Bongo
- Cat No.: MRBLP229
- 2022-06-24
72年作 '白い電化マイルス'こと 英国を代表するトランペッターIan Carrが残した、ジャズ・フュージョンとロックのハイブリッド作品「ベラドンナ」がハーフスピード・リマスターでリイシューです!
Track List
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オーストラリア、ブリスベインを拠点にMIDDLE NAME RECORDS主宰、ムーグやローズピアノ等のシンセ、鍵盤を中心に、ドラムパーカッション等様々な楽器を操るマルチ・ミュージシャンSam PoggioliのプロジェクトSAMPOLOGYのフル・アルバム。Allysha JoyやSeven Davis Jr等のシンガーや、周辺のミュージシャンをフィーチャリングしながら、ジャズファンク、ニューソウルなどのスタイルをベースに、先鋭ジャズ、ダブや、ミキシングの巧さ、電子音楽の実験、複合拍子、アフロ、コンテンポラリー、ミニマルミュージックなんかの要素も垣間見れてしまうようなミュージカルな素晴らしいサウンドを産み出しています。冒頭では、ウルグアイのレジェンド、マリアナ・インゴルドのサンプリングを使用してます。それ以外は全てオリジナルの音で構成されています。ウェスト・ロンドン、BONOBOやミックスマスター・モリス、SUFJAN STEVENSやChassolなんかのファンもどうでしょう?アナログはbandcamp等でも早々にソールドアウト。ストックしています。 (サイトウ)
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TELEXのメンバーとしてもお馴染みのキーボード奏者MARC MOULINによる、ベルギーのプログレッシヴ・ジャズ・バンドPLACEBO時代(70年代)の音源集。PLACEBO作品の中でも最も人気の高い「Balek」にはじまる名曲群。アブストラクトなムード、シンセサウンドが面白いのはもちろんのこと、各楽器の音像や間を重視したアレンジも乙な物です。このドープなビートが後にビートメーカー/レア・グルーヴディガーの絶大な支持を得るのは必然。未聴の方は是非とも摂取してみてください。効くかどうかはお楽しみ。 (中村)
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70年代UKのジャズ・ロック界をSoft Machineとともに開拓したバンド Nucleus のトランペット奏者でありジャズ評論家(「マイルス・デイビス物語」や「キース・ジャレット 人と音楽」という著書も執筆)でもあるIan Carrのソロ作。このアルバムを Nucleus の作品だという方も多いくらい、参加メンバーを見る限りほぼ Nucleus のメンバー。そんな中、天才ギタリストAllan Holdsworth参加は控えめなソロパートながら注目です。マイルスが電化しだした69年作『In A Silent Way』の影響溢れるプレイと、それに負けないくらいのエレピの透明感と程良いインプロ、洗練されたサウンドには、時を忘れて聴き込ませる魔力を秘めています。美しき名作。 (AYAM)