- 12inch
The Players Union
PRIME CUTS
White
- Cat No.: PLAY666
- 2020-03-26
「DJ BANG」「MR.SNIPPY」などの覆面名義で、MUSIC BOXの興奮を今に甦らせる素晴らしいエディット集!まずカナディアン・プロデューサーGINO SOCCIOの81年作のモダンなシンセ・ディスコ"Try It Out"をスムースで飽きさせない展開にエディットしたB1(sample1)はMR.SNIPPY名義のエディット!誰かが2枚使いもしてましたが、こちらも程よい引っ張り具合でハマリ度高めな仕上がり!そして〈SALSOUL〉からの83年作、WEEKS & CO.の"KNOCK KNOCK"のインストゥルメンタル・エディット(sample2)、さらには絶妙のタイミングでかかると超盛り上がりそうな飛び道具、オランダのシンセポップ・バンドTIME BANDITSのデヴュー作"Live It UP"(sample3)まで(!!)。あらゆる場面で重宝しそうな1枚です。
クウェシmeetsディスコ!!最近、Long Weekend Recordsというレーベルも始動したトロントのリエディット・ガイTHE NOODLEMANが、ジャマイカの詩人LINTON KWESI JOHNSONをエディット&ダブワイズ!両面共に、タイトにキックを打ち込んだ強力なダンスホール・ディスコにミューテイション、後半にあらわれるハウシーなフローティング・シンセが気持ちいいA面、"Making History"を引用したジャングルetc.とも相性良さげなロッキン・スカティックなB面。光くんプレイ!!!
詳細不明ながら、シカゴの大物プロデューサーが手掛けたとも云われるこのエディット。タイトなビートに新しくガヤを重ねてディレイなど施し、展開もうまく仕上げたナイス・エディット!ですが、このB面が危険!トリビュート・トゥ・ロンハーディーとも言える狂気のヴォーカル逆再生に、理性は崩壊寸前。オモシロイ!
〈SKYLAX〉から"313.4 Ever"のアルバムや、傘下〈Wax Classic〉から"LOST CUTS"を3タイトルリリースしていた、デトロイトの謎のベテランJASON GROVE a.k.a J.M.F.G(Jason 'Mutha Fuckin' Groove)の手によって、MOODYMANNの名曲及びリミックス作品等が、フロアでもいい具合に映えるモダンハウスに強化された非正規盤がリプレスされた模様。ルイ・ヴェガをはじめとする多数のNY勢からもリミックスされ、大ヒットした美声ラヴソング、KEM"Without you"のアナザーヴァージョンが嬉しい。
オススメはAサイド、80's好きには堪らないEurythmics"Put The Blame On Me"をフロア向けに強化したピークタイム・ボム、UKブラック・ソウルのGeoffrey Williamsの88年作、甘酸っぱさが滴る、スリリングな恋の駆け引き"Cinderella"あたりが最高!それに加えて、もはや説明要らずのブルーアイドソウル、Marvin Gaye"I Want You"まで収録の限定マーブル仕様のグッドスタッフ!これはゴージャス。
いまは解散しそれぞれソロ活動中のブルックリンのヒップホップ・デュオ・LOED TARIQとPETER GUNZの'96年デヴュー・ヒット”Deja Vu (Uptown Baby)”に、時折、STEELY DANの”Black Cow”の一節をブレンドした、ベルリンのMARC HYPEによるAサイド”Uptown (Marc Hype & Naughty NMX Edit)”、そして、NASの”You're Da Man”でもサンプリングされていた、デトロイトの在米メキシカン2世のシンガーソングライター・RODRIGUEZの'70年ファースト・アルバム”Cold Fact”の冒頭に収録されている代表曲”Sugar Man”にビートをのっけた、JIM SHARPによるBサイド”Sugar Man (Jim Sharp Edit)”、今回もB-BOYマナーに忠実なエディット・チョイスを披露しております。
ソウルフルな女性Vo.のリフレインとベースラインで散々ボディージャックされてから、中盤あたりからリズムが走り出すA1"If You Believe"(sample1)、コズミックシンセが浮かぶシカゴトラックから低く重たいドゥーミーな鳴りのベースが蠢くB1"Wise Root"(sample3)は、WBEEZAらしい癖も効いている、オーセンティックなハウスグルーヴ。そしてTHEO PARRISHも好んで使いそうな屈折のディスコ・ワンフィルターでグイグイ引きずり込まれるA2"Wacky Racers"(sample2)や、ライブ感あふれるなタイトルトラックB2"Mo Bella"などの、シンプルであってハマると危険なループがヤバし!
前作にてマヌ・チャオをネタにしていたK.Gですが、今回も強力です!スペインはカタラーナ・ルンバ・ミクスチャーの元祖とでも言うべきLOS AMAYAの"Zapatero Remendon"のハイブリッドなエディットは、ひとまず置いて、B面。〈TICO〉からの68年作のRAFAEL CORTIJO Y SU BONCHEのブーガルー代表曲"Sorongo"(sample1)をファンキーなブレイクビーツに仕上げていて、オススメ!そして、言わずもがなDOM UM ROMAOによるブラジリアン・クラシック"Ginga Gingou"をチョップ&キックを加えダンサブルにしたB2(sample2)も、ブラス・アンサンブルも最高な古典クンビア"Mochilla No Mas"のエディット(sample3)もデリシャス!いいチョイスしてますね〜。
〈Wah Wah 45s〉から2004年にデヴューし活躍してきた、UKのDJ/プロデューサーJONNY MILLERの「JM EDITS」の新作エディット。ハウス・ファンなら一度は耳にしたことがある、TEN CITYによる大名曲・古典ナンバー”That’s The Way Love Is”の、あまり知られていないドイツのソウル系シンガーXAVIER NAIDOOによるヴァージョンをスムースなビートダウン・ハウスにアップデイトしたA1(sample1)(※元曲はドラマ「プリズンブレイク」に挿入されていました。動画参照。)を筆頭に、カール・クレイグによるリミックスも引き金となってその名を世界中に響かせたカーポヴェルデの女性歌手・セザリア・エヴォラのファースト・シングルでもあった”Angola”のエディット(sample2)も、バンドネオンが挿入されつつ、いなたくもいい塩梅でオススメ!Bサイド、キャロリン・ハーディングが在籍していたエレクトロ・グループ、WARP 9のファンキーチューン”Light Years Away”(sample3)、ほか全4トラック。オススメです!
まずエディター不明のA面は、FELA RANSOME-KUTI AND HIS AFRICA 70結成当初のツアー中、LAで録音されたセッション・アルバム『FELA FELA FELA』('69/EMI)から、若く勢いのあるヴォーカルや演奏がいい感じの"Ode(stew)"をユースフルに捌き、ダビィなアレンジを加えたグルーヴィー・エディットがオススメ!!そしてB面、現在のNYのハウスシーンの最深部で注目を一手に集めたDJ QUによるかなりレアだと思われるディスコ・エディット収録!!奇しくも、自身のルーツとなったであろう音楽体験が窺い知れる、ファンキーでぶっ飛んだピークタイム映えしそうな気合いのリエディット2発、共に最高デス。Let'sFreak!!!
今回のネタは、『A.W.B & B.E.K』とのインフォ。いわずもがな、DJ HARVEYやCOSMOらがこよなく愛するA.O.R古典、NED DOHENYの"Get It Up For Love"のカヴァーで、77年リリースのAVERAGE WHITE BANDとBEN E KINGとのダブルネームアルバム「BENNY And US」に収録されていたヴァージョンを料理したという極上の光りモノ!歯切れよくヘヴィーに打ち込まれるビートに、情感たっぷりな歌い回しとエヴァーグリーンなコーラスがキラキラと眩しいこちらもナイスですね。そして、Bサイドもそのアルバムからシングルカットされていた、ポジティヴなブルーアイドソウルナンバー"Star Of The Ghetto"に涙を禁じえません。渋すぎです。
TBDデュオによるGOLF CHANNELの9番"Try To Find Me / Get To My Baby"と同ネタ、リズム&ブルースの殿堂〈STAX〉の最盛期に活躍したシンガーJOHNNIE TAYLORが、〈Colombia〉に移籍した3年後の'79年に残した"(Ooh-Wee) She's Killing Me"のファットなエクステンデッドを収録したA面は、すでに各所でパワープレイされている模様。それに勝るとも劣らないBサイドも'79年の名曲、サザンソウルの歌姫CANDY STANTONが、PHREEKのメンバーとして知られたKENNY MORRIS & PATRICK ADAMSらと共に創り上げたエモーショナル・ディスコ"When You Wake Up Tomorrow"のエディット、マンハッタンのアリーム兄弟のTHE FANTASTIC ALEEMSによる自主制作にてリリースされたデヴューシングル、その当時からの盟友でもあるブラザーLEROY BURGESSの若々しい美声が味わえる"Hooked On Your Love"も絶品!
Vol.4がセオ・パリッシュの手に渡りヘヴィープレイされ注目を集める、イタリア発、上質のリエディットを送り出す〈BLEND IT!〉の第5弾!まずナイジェリアのTVスターであり女優でもあった、シンガーTHEADORA IFUDUの歌い上げる、ソウルフル・ブギー"Hello There"を巧みに捌いたA1、原曲の素晴らしさはもちろんのこと、さりげなくボーカルのフックを反復しており効果覿面、後半のビートダウンするパートもお聞き逃しなく。BRASS CONSTRUCTIONによるアーバンなスペーシーファンク"Dangerous"、クラシックス"Mesopotamia"も収録されているアルバムからThe B-52'sの"Cake"あたりは定番使い出来そう。ラストには、英国のジャニス・ジョプリンと呼ばれたMAGGIE BELLのヒット、セカンドアルバムの表題曲"Suicide Sal"も。時代を問わずフロアのご機嫌を熟知したような審美眼が冴えておりますね!ナイス。
THEO PARRISHやSADAR BAHARも御用達のエディットシリーズ「SJNRL」のカタログもついに10番!そこらのリエディット・マナーとは一線を画す、ジャズファンク、フュージョン、ブラジリアンからグルーヴを抽出したクロスオーバーなセレクトが素晴らしい、5エディッツを収録!一歩踏み込んだプレイ、大きくはみ出したストーリーを創るのにうってつけの先鋭ハイセンスなジャズ・カッツ、是非どうぞ!
ベテランによるものと噂の、毎回凝った(?)スリーヴで届けられる<ENZINO>リエディットの3番。まず、DJ HARVEYもこよなくプレイしてきたイタロ・ディスコ聖典である、セルソ・ヴァリのスーパーグループAZOTOの"Anytime Or Place"('81)を、フィルター&カット・ループでタイトな展開に抑えたA2”Marziopaola”(sample1)や、THE POLICEの面々を大きくフィーチャーしたEBERHARD SCHOENERによるカルト・クラシック”Why Don't You Answer”を、歯切れの良いリズムに差し替えて原曲のディープな印象をイメチェンしたB1”Wdya (Musumeci Edit)”(sample2)やCHILLY”For Your Love”セミ・インスト化したA1など、定番ズラリ。イタリアの人気歌手の妹でもあるLORENADA BERTEのしゃがれ声が堪能できる同名のアルバムからの哀愁ブギーファンク”In Alto Mare”のコズミックなエディットのB2”Breathing (Alem Nad Edit)”(sample3)も秀逸。
〈DISCO DEVIANCE〉シリーズでRUB'n'TUGのERIC DUNCANもエディットした、ロフト古典/ガラージクラシック、CROWN HEIGHTS AFFAIR"Say A Prayer For Two"の中盤のブレイク&シャウトをフィーチャーしたディスコライクなエディットを収録!そして、Bサイドではソウル系定番の謳い文句、「Let the Sunshine In」のフレーズをカットアップ、情緒にハマるアコースティックギター交えたフォーキーなハーフビートB1、ラストは単調に奏でられるファジーなピアノの残響、ループ、そこにシンセやフィールド録音がレイヤーになったノンビート・トラックのB2。
先頃話題となった〈LUMBERJACKS IN HELL〉からの2枚組コンピ「CHICAGO SERVICE」への収録曲の中でもやはりずば抜けていた、ロレッタ・ハロウェイの"Hit'n'Run"をJAMIE3:26とのコンビで捌いたファンキーなエディットも最高だったシカゴ注目のニュー・タレント、DJ CRATEBUGが手がけたリエディットが登場!前述の"Hit It N Quit It"とも同路線、絶妙の抜き差しとカット&ループで気持ち良いツボに落とし込んでくるフロア・フレンドリーな逸品、後半でのボイスのショート・ループがキマる"Mlk Dreams (Cratebug Edit)"、ラフ&ナスティーなさじ加減でズッコケそうなドラムロール・パートも楽しいOver My Face (Cratebug Edit)の2トラック!オススメです。
老舗〈Frestyle〉からリリースを数枚残し、RECLOOSEバンドの来日でもメンバーとしてサポートする等、現在、東京を拠点にクロスオーヴァー・シーンに置いて重要なポジションにいるマルチミュージシャンAROOP ROYが〈G.A.M.M〉に登場!「Brazil Breakdown EP」と題してセットされた珠玉のブラジリアン・リエディットのカップリング。数多くカバーされたりサンプリングされて耳にしたことも多い、MPBにおける永遠のクラシックとも云える"Tudo Que Você Consegue Ser"を、その原曲のフィーリングも巧みに残しつつダンサブルにリコンストラクトした強烈なAサイド、そして、当店でも"Everybody Loves The Sunshine"のカヴァー曲がロングセラーとなった、リオ出身の歌手SEU JORGEの2007年の牧歌的なボッサ・チューン"Burguesinha"にファンキーなクラシック・ビートをエフェクティヴに挿入したBサイド!これは最高。
まもなく、盟友であるPOOYANによって立ち上げられる〈LONG WEEKEND RECORDS〉から、EDDIE Cのリミックスを搭載した第1弾シングルがアナウンスされたトロントのTHE NOODLEMANによるディスコ・スマッシュ!75年のディスコ讃歌、ARCHIE BELL & THE DRELLSの”Let's Groove”のイントロダクションを使用したA1に、キラーなロッキンドラムに飛ばされるサイファイ感もありなプログレなディスコを強化したA2ともにグレイト!これは盛り上がりそうです。そしてBサイドは、友人であるFAKE GLASSESが捌いたPETER GABRIEL/THEY CALL HIM SLEDGEHAMMERのエディットと、この両人がチームアップしたPARADISE VALLEYの名義でのROD STEWART/PASSIONをネタにした、こちらも総じて好内容!
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マンチェスターのエディット集団THE PLAYERS UNIONが放つ、秀作ディスコ・リエディット!ヴァイナルオンリーリミテッド。