- LP
Duval Timothy
Meeting with a Judas Tree
Carrying Colour
- Cat No.: CC008LP
- 2023-10-27
多くの人が2020年ベストアルバムに選んだ本作が再プレスを経て入荷。ブルックリンのTwin Shadow、Night SlugsからのリリースのグライムアーティストLil Silva、ユニークな黒人女性ギタリストMelanie Faye、Planet Muからのリリースで知られるMr. Mitchなど参加。ご本人は音楽だけじゃなく、ファッションブランドや写真、絵本までやるという経歴の持ち主からか、トレンドをすっ飛ばした孤高のサウンドデザイン。サンプリングのアイデアなど外から来てる感じ。Solangeがサンプリングしたことでも有名らしいですが、ケンドリック・ラマーといいsolangeといい、ドメジャーと繋がってる超越感はJohn Carroll Kirbyを思い出しますね。個人的にはこの突拍子のなさはシャソルの登場も懐かしい。先にアップしたYu Su参加の最新作"Meeting with a Judas Tree"も好評でしたが、聴いているうちにこれもとんでもない作品だとジワジワと来てます。すごい。 (Shhhhh)
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湿気のためにハンマーのフェルトを失い生木が弦を叩くとハープシコードのような音をするという、シアラレオネのフリータウンの自身のアップライト・ピアノとエレキギター&シンセ、コラージュ。サウスロンドンやバース、ガーナやシエラレオネの自然公園の散歩がインスピレーション。2020年に少し話題になってて気になってたアーティスト。Solangeまで届いてしまう才能。新規なポストクラシカルやアンビエントとしてもいいですが、個人的にはエレクトロニカの質感/ルールのリバイバルと、どこかにOPNのネクストも感じます。YU SUが参加しているのも面白い動き、彼女参加の"WOOD"(sample1)。アートワーク通りの美しい作品です。今後も期待。テクノ方面のエクスペリメンタル好きにも。 (Shhhhh)