QUICKLY, QUICKLY
Over Skies
823
LP // 823R002
---- yen (税込)
自然との調和、共存、メランコリック・アンビエント内省的フォーキーでオーガニック柔らかなジャジー・ヒップホップR&
823
LP // 823R002
---- yen (税込)
自然との調和、共存、メランコリック・アンビエント内省的フォーキーでオーガニック柔らかなジャジー・ヒップホップR&
GHOSTLY INTERNATIONAL
LP // GI383LP-C2
---- yen (税込)
JAKARTA内に設立されたTa-kuによるクリエイティヴ・プロジェクト期待のレーベル823やドイツDDVのレーベルRadio JuicyとUrban Waves Recordsのダブルネームでリリースしたアルバムで注目されたUSオレゴン州の若き才能QUICKLY,
GHOSTLY INTERNATIONAL
LP // GI383lp
---- yen (税込)
JAKARTA内に設立されたTa-kuによるクリエイティヴ・プロジェクト期待のレーベル823やドイツDDVのレーベルRadio JuicyとUrban Waves Recordsのダブルネームでリリースしたアルバムで注目されたUSオレゴン州の若き才能QUICKLY,
PLANCHA /
CD // ARTPL-156
2200 yen (税込)
凄い新人出てきましたね。2000~2010年代の西海岸以降、故マック・ミラーの影も感じます、眩き新しいポップさ。ジャケットアートワークはex Gang Gang DanceのBrian Degrawで、この辺にピンときた方もぜひ。(Shhhhh)
オレゴン州ポートランドを拠点とする弱冠20歳の奇才、Graham Jonsonによるソロ・プロジェクトがGhostlyとサインしての新作を完成。
彼は幼児期にピアノを弾き始め、小学5年生のときにJディラの音楽に出会い、そして16歳までにシングルを自主リリースするという極めて早くから音楽活動を始めていた。2017年に「quickly,
GrahamはStones Throwのカタログを愛聴してようだが(お気に入りはMadlibの『Quasimoto』)、根底にあるのはリズムの探求。有機的な楽器編成とバース・コーラス構造という新しいパレットの中で自分の直感を信じており、テンポに気を配りながらトラックが滑ったり跳ねたりすることで、彼の場面構築やストーリー・テリングのコツが浮き彫りになっている。これまでの作品は、ベッドルームで制作されたビート・ミュージックのように、受動的なリスナーに適したものが多かったが、本作は、そのようなニッチな分野で培われた才能を活かして、より能動的なリスナーを求めるスタイルへと進化しており、耳に残る曲、目を見張るようなプロダクション、ジャンルを超えた真摯な曲作りで表されている。
冒頭の「Phases」では、アルバム唯一のゲスト・ヴォーカルとして、著名な詩人であり活動家でもあるSharrif Simmonsが、セッション中に即興で書いた宇宙的実存主義をテーマにしたサイケデリックな詩を披露。激しい口語表現が展開されると、Micah Hummelのドラム・グルーヴとElliot Cleverdonのストリングスが熱狂的に鳴り響き、Grahamのマイクと鍵盤をエネルギッシュにバックアップしている。曲の後半は催眠術のようなインストゥルメンタルに移行し、ギターのラインにドラムが絡み合い、ゆったりとした展開を挟んだ後、倍の力強さで再構築し、至福のカタルシスをもたらすHailey Niswangerのサックス・ソロへと続いていく。
次の曲「Come Visit Me」は、Grahamのガールフレンドのために書かれたもので、彼が密かに順応しようと努力していたロサンジェルスに彼女と一緒にいたいという、シンプルで甘いホームシックの訴え。結局、彼は11ヵ月後にポートランドに戻り、LAで作った曲の多くを破棄することになった。しかし、いくつかの曲は残しており、その中には、ベースのグルーヴの効いたスロウ・ジャムのようなこの優しい曲も含まれており、彼の2年後の視点からのヴァースも加えられている。
「Shee」は彼のガールフレンドのギターで書かれたもので、すべてのフレーズがシンプルな愛で輝いている。この白昼夢のようなサウンドのストリングスとハミングの靄の中に漂っていると続く「Leave It」のループするドラムが飛び込んでくる。小気味良いリズムの上で、ピアノとギターを重ねていき、崇高なアンビエント・サイケデリック・ジャズのアウトロへと流れていく。「I Am Close To The River」では創作のマンネリ化を解消するためにピアノに戻る。この曲は、彼がウィラメット川沿いで体験した精神的な出来事がベースになっているようで、家に帰ってすぐこの曲を紙に書き留め、時間をかけて、きらめくチャイム、飽和したパーカッション、Elliot Cleverdonによるオーケストラ・ストリングスをミックスした、牧歌的なアレンジを施完成させた。
アルバムの後半のハイライトである「Everything is Different
『The Long and Short of It』は、若いアーティストの人生における変遷、自己確認、そして大きな飛躍をまとめた作品。若干20歳のZ世代の神童、quicky,
TRACK LIST:
01. Phases
02. Come Visit Me
03. Interlude
04. Shee
05. Leave It
06. I Am Close to the River
07. Feel
08. A Conversation
09. Everything is Different
10. Wy
11. Otto’s Dance