- LP
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- New Release
Jessica Pratt
Quiet Signs
City Slang
- Cat No.: Slang50190LP
- 2026-02-18
ノスタルジック∞エターナル・独特の時間感覚・異質のオーラ纏うL.A拠点のシンガー・ソングライターであるJessica Pratt登場。
〜オールド・ハリウッド、暗いカリフォルニア・ドリーム〜"といった西海岸のノスタルジックな幻影∞白昼夢を、情勢狂った2026年の世界へ。
時代が追いついた感もあります・日本でも一部で熱狂的なファンを持つ彼女。ついに入荷です。まずは大傑作の2ndから。
Track List

北カリフォルニアのレディング育ちで、母親は占星術師という生い立ちを持ち、デビュー前の彼女の音源を聴いた人物が、その音源をリリースするためにレーベルを設立したというエピソードもあります。
歌とギター、テープ録音によるローファイな音作りが基本。
今作ではさらにプロデューサーやベース、キーボードのサポートが加わったが、それは拡張するためというよりむしろ彼女のサウンドの“曖昧さ”を守るためのアンサンブルと呼ぶべきミニマルなもの。さらに霞んだガットの響きが、室内楽のような親密さをまとわせています。
引き合いに出されるヴァシティ・ブンヤンのトラディショナル・フォークの流れも感じさせつつ、昨今のアメリカ・インディに見られるアンビエント的潮を横目に確固たる世界観を確立。
個人 ...もっと読む (Shhhhh)的には英米トラッド / アシッド・フォークよりも、カエターノ・ヴェローソ&ガル・コスタのようなブラジル / 南米サイケの暗さと優しさ共存するサイケデリアを想起しました。何故かひっそり土着感も。
登場は2010年代ですが、その纏った空気感はむしろ時代を先取りしていたとも。最近もPitchforkで旧作レビューが再掲されたりしてました。
“現実と幻想を溶かす”という彼女自身の言葉も世界観を物語っています。
危うさと儚さ漂う麗しき歌声ですが、情感を垂れ流すわけでもなく情感に音楽を委ねるわけでもなく芯の通った凛々しさと親しみやすさをも携え、一度入ると不思議とリピート。
大名曲”This Time Around”(sample1)、Here My Love(sample2)、Crossing(sample3)。全曲素晴らしすぎる。
春を待ちましょう。
危うさと儚さ漂う麗しき歌声ですが、情感を垂れ流すわけでもなく芯の通った凛々しさも携え、不思議とリピート。 (Shhhhh)