- 12inch
Seb Wildblood
vitara 3000
Oath
- Cat No.: OATH008
- 2023-10-02
Seb WildbloodのOathからのEP「vitara 3000」。デンマーク、オーフスシーンのCentralのリミックスを収録しています。
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パンデミック中にゲリラ的なケア・キャンペーンとして愛する仲間へ送った作品『I Hope You Are Well』が、後に〈Leaving Records〉からカセットでリリースする運びとなり現在の人気に至るLionmilk。ロバート・グラスパーらを輩出したNYの名門ニュースクール大学でジャズ・ピアノを学び、ジャズ・シーンとビート・シーンの両面で表現するLAらしいアーティストで、美しい旋律やメロディ作りが魅力。ループ、スケッチ、即興、そして1本のカセットテープに直接録音されたボイスメモで構成された本作は、彼は自分にささやかな慰めを与えてくれるような"気分が落ち込まないための音楽 "を制作しているとのこと。慈愛溢れる人柄による暖かさだけでなく、LAビートシーンの洗練された音像がミックスされれています。一曲ずつの尺は非常にタイトですが、アルバムを通してムードやトーンが一貫していおり、是非通しで聴いてほしい作品。トラックリストからご試聴ください。ライブラリーミュージック・ファンにもお勧めします。
ビート色が前面に出ている、カセットリリースのみであった前作『Visions in Paraíso』もNEWTONEのデジタルで発売中です! (AYAM)
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民族音楽複合拍子リズムをにインスパイアされた様なビートサイエンスと、シンセ・ベースラインを軸にしたグルーヴ、ダブワイズ、奥行きのある世界観、モダン・テクノ・ソウル「Penny Universities」。デジタルでのリードシングルだった「Late At Night」は、〈UNO NYC〉や〈AD 93〉からもリリースしているJames Kが参加。彼女もDJ RichardたちとのFunky Doodleで〈ANNO〉から、ソロで〈Incienso〉からもリリース、ヴィジュアル・アーチストでコスプレイヤーとしての側面もあるブルックリンのアンダーグラウンドの個性。アートワークは写真家でもあるレーベルのJenny Slattery。〈Incienso〉周辺も良いリリースが続きます。 (サイトウ)
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前衛アプローチでセンス溢れる作品を残してきた〈MAL〉より。『圧力』というタイトルが示す通り英国社会政治情勢に対する抵抗も示唆、音楽でその圧迫を吹き飛ばす意図で始動した新シリーズから早くも新作です。キングストンのダンスホールクリエイターズ ”EQUIKNOXX”の中核アーティストTIME COW手掛けるナイヤビンギなベースハウス「Real Pirates Don't Say Okie Dokie Then」(sample1)から、シカゴのレジェンドDJ JANA RUSHが重さをカットした官能的フットワーク「Pink Guava」(sample2)まで。収益は生活費の危機に苦しんでいる人々を助けるために寄付されます。 (Akie)
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2 Many DJ'SのDewaele兄弟によるレーベル〈Deewee〉のニューリリース。キュビスムやポップアートに影響を受けたカトゥーンニストの父と、中国人の母をルーツに持つベルギーのミュージシャンBolis Pupul。カリビアンのCharlotte Adigéryとのアルバムは、人種差別、性差別などもテーマに据えた傑作で当店でも人気の一枚。アジアのラスベガスともいわれるマカオや香港のバブリーな世界に宿るサイケデリック瞑想、スローダンス。Y.M.Oがかつて打ち出したシンセサイザー・エレクトロニクスと中国をテーマにした感じも彷彿させます。カルマ(業)、人間のミステリアス。B-Sideもサイケデリック・エレクトニック、op-art内側のアートワークも含めて〈Deewee〉面白いリリースが続きます。狂ってる。 (サイトウ)
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2013年にソロ活動を始め、この『くまちゃんシール』は、彼女にとって初のCD/LPアルバムであり、全曲おじまが作曲・プロデュースし、Le MakeupとTakaoのサポートを得て作り込んだ楽曲群は大きな発展と飛躍を遂げている。おじまの個性であるDIYな音を軸に、Le Makeupのヴィヴィッドでカラフルなギターとサウンドメイク、Takaoのアンビエントポップシンセとキーボードが刺繍され、素地のロウファイさと精妙なハイファイさが躍動的に重なった音の層を堪能できる。全11曲中10曲でLe Makeupがミキシングを行い、「CHINA珊都異知」はTakaoが担当。おじまの音楽的アイデンティティの中心は透明感のある声で、インスト曲「カヌーで火を焚く」を除くすべての曲でそのピュアな声が使われているが、歌詞のある曲は半分のみ。アルバム全体で彼女のワードレス・ヴォイスがメロディやテクスチャーの要素として使われている。『くまちゃんシール』はテクノやアンビエントやニューエイジ・リバイバルのフィルターを通したベッドルーム・ポップと呼べるかもしれないが、終盤に収録された四つ打ちリズムに歪んだ音が被さったお宅ディスコ「羹(あつもの)」、英のブレンダ・レイを少し思わせるドゥーワップ風味の似非レゲエ「TINYCELL」(sample_3)という2曲に、お約束を逸脱してしまうおじまの世界観が披露されている。
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現在は自身が主宰を務める〈EXO RECORDINGS INTERNATIONAL〉拠点に、CIELやD.TIFFANY、PRIORIといったカナダ勢と共謀しながら活躍するドイツの人気アーティストLUDWIG A.F.の初期作!トランシーな高音シンセリフレインで覚醒を促すタイトルトラック「Xhale」(sample1)や、パーカッシブブレイクビートとサイエンティフィックシンセシスを掛け合わせた「Shiitake」(sample2)など。現在も続く根強いトランスリバイバルトレンドにも合致した嬉しいリプレスです。 (Akie)
EDWARD、ROMAN FLUGELから、新鋭UPSAMMYまでリリースする〈LIVE AT ROBERT JOHNSON〉の実験サイド〈DIE ORAKEL〉のシングルシリーズ新作!霊的アンビエンスでヘヴィなキックが誘導するブロークンビート「BBmore」 (sample1)。エコーで一層神妙にした音響にブレイクビートを躍動させた「Ectid」(sample2)。同様にデトロイトインフルエンスなシンセ空間でBLEEPとUKGを融合昇華させた「Culling Virus」(sample3)もかっこいい。リズムツールトラック2曲収録も嬉しい。 (Akie)
〈HIVERN DISCS〉のミニアルバムライン〈HVNX〉からもリリースしているブッリュッセルのLAWRENCE LE DOUX!透け感のあるシンセサイザーアンビエントとテクニカルなブレイクビーツを重ねた「Anther」 (sample1)や、愛らしいFMシンセをルーピング、ボトムは同じくリズミカルに仕上げた「Stem」(sample2)、巧妙に揺らしたコーラスシンセを軸に徐々に鍵盤をレイヤーし展開を施した「Filament」(sample3)など、レーベルカラーであるアナログギアサウンドは守りつつ、ユーフォリックなデザインに仕上げています! (Akie)
スウェーデンで活躍したナイジェリア出身アーティストDR. ALBANのメガヒットしたユーロトラッシュ90sポップハウス「No Coke」をサンプリングしたヒプノティックミニマルクンビア「No Hash Hash (Hektisch Sprengen DJ’s Dub Reworks)」(sample1)。90sトランスハウス古典51 DAYS「Paper Moon」のクンビアカバーしたという、SH101ベースラインとスペイン語サンプルでPaper Moonのそれとは全く違うものにした「Chiqui Tan」(sample2)。限定250枚 (Akie)
レバノン伝統音楽パーカッシヴ・トライバルmeetsエレクトロニック・ベース/テクノ最前線!!中東リズム感覚と旋律にエキゾチック・トリップする。BPM140、つんのめるようなリズム&ビートがパーカッシヴにエフェクティヴ・スパーク!ミニマリズムにクラッシュするタイトルトラックA1「Janoob」(sample1)、BPM138、ヨルダン・トライバル・ベース4/4グルーヴがパーカッシヴに渋み炸裂するA2「Qasf」(sample2)、BPM104、一つの主流とも言えそうなトリッピンなスローダンスホール・リディム先鋭ベーストラックA3「Eqla3」も見逃せない。BPM133、変則的リディムが催眠的ヒプノティックにスパークするB1「NH014」(sample3)も凄い。他、それぞれに完全フロアも躍動させる必殺の全6トラック。
TOUMBAは、ヨルダンで最も有名で重要なアンダーグラウンド・シーンを代表するクラブMNFAのクリエイティヴ、ブッキング/キュレイターとしてヨルダンのクラブ・シーンを牽引する重要人物としても活躍しており、BEN UFOとの交流も含めて、Hypnic Jerks、Hessle Audio、Nervous Horizonからのリリースを経て、今後の動きも非常に楽しみ。音圧音響もバッチリ重量盤的厚みと重みも説得力ヴァイナル。好調さが伝わる会心の一枚。 (コンピューマ)
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編曲家、作曲家、指揮者として、QUINCY JONESやTULLIO DE PISCOPOといった著名アーティストとも共に仕事をした名匠PINO PRESTIを中核にして集まった”PINO PRESTI & GARDEN PLANET”によるアルバムをストック!スペーシーアンビエントの導入からモダールジャズへと移行する「Janie」(sample1)や、地中海の哀愁ムードが漂うラウンジーミュージック「Flying」(sample2)、ベースのアシッドグルーヴに個性が出たコズミックジャム「Invisible Light」(sample3)など。夏の暑い夜のチルアウトやムード。 (Akie)
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SUSUMU YOKOTAの作品復刻手がけたロンドン拠点〈COSMIC SOUP〉から新録リリースも果たし話題となったANOESISによるニューレーベル〈KRANQ〉を立ち上げ作品リリース!ウッドブロック×スネアの有機的な響きがユニークな「Formations 09」(sample1)に始まり、ブーストさせたサブベースにうっとりするジャズキーを重ねた2ステップガラージ「Hawassa」や、90年代エレクトロニカ〜トリップホップを折衷する「Cargo Cult」(sample3)など。 (Akie)
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疾走する連打ドラム、幻想的に抑揚するパッドが合わさったハイピッチハウス「Scenes from a Marriage」(sample2)。共作もリリースしているデトロイトのALI BERGERがリミックスを手がけたドリーミーディープハウス「El Califa」(sample1)など、アシッドベースのパンピンなグルーヴも至極。ここ最近はユニットプロジェクトなどでエッジ鋭いリリースが続いていたCIELですが、ここに来て活動初期を思い出させる素晴らしい一枚。 (Akie)
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M. Sageは、音楽家、インターメディア・アーティスト、レコーディングエンジニア(であり、プロデューサー、パブリッシャー、教師、パートナー、そして親である)。2010年代初頭からコロラドとシカゴの間で実験的なスタジオ録音作の広大で特異なカタログを作成し、最近のハイライトは、友人達と結成した即興アンビエント・ジャズ・カルテットのFuubutsushi (風物詩)の4枚のシーズン・アルバム 2021年作『The Wind of Things』で、トータスの『TNT』とも比較されるなど注目をお集めました。完成したら終わりという完全主義的な感性で突き進む彼が、本作『Paradise Crick』は、多作家の彼にしては異例ともいえる5年の歳月をかけて辛抱強くデザインされたもので、魅力的な異色作にして実に説得力のある、自然界と人工の世界を一体化させたファンタジーのような作品を完成させました。傑作です (AYAM)
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電子音楽の発掘前線〈SEANCE CENTRE〉にてJOSEPH SHABASONとの共作もリリースしているオールラウンダーVIBRANT MATTER。メカニックなリズム構築にシンセシス、友人からの音声メモを断片化しサンプル使いしたオープナー「DeJohnette」(sample1)。リズムメロディックなIDMカット「Swoop」(sample2)や、妖しい加工ヴォイスとヘヴィサブが特徴的な「Ultra-Lettrist」(sample3)など。変幻自在、曲がりくねったリズムグルーヴでのダンス実験。 (Akie)
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Anderson .Paakのアルバム『Ventura』のプロデュースで最優秀R&Bアルバムのグラミー賞を受賞、Carrtoons や Theo CrokerといったLAのジャズや即興音楽のコミュニティの活性、同じくジャズとビート・シーンの架け橋的アーティストTerrace Martinとの共演など、目覚ましい活躍を見せるKiefer。ジャズのアプローチがメインであった前回の三部作から、鍵盤を弾きながらビートを作るという原点に立ち返った本作。深いディレイが滴るドラムブレイクや、コズミックなシンセ使いはキーファー作の中では非常に新鮮。何かが吹っ切れた感が良い。アルバムも楽しみです。 (AYAM)
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昨年〈INVISIBLE, INC.〉からリリースしたデビューアルバムはすでに海外でも高値をつけているDOUBLE GEOGRAPHYのニューリリース。アブストラクトかつ、色彩の濃いサウンド・テクスチャーの環境音楽、空想的なアンビエント、サウンド・トリップ。BGMとしてでなく、音自身、強度をももち、空間、人を震わせることができる。45回転で刻み込まれたアナログ・サウンド。素晴らしい!再評価された日本の環境音楽やVISIBLE CLOAKSあたりのファンも是非。 (サイトウ)
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10年代のネクスト・ジェネレーションの象徴的なレーベルの一つだった〈Chruch〉を運営しながらリリースをしてきたSeb Wildbloodが、イスタンブールの〈Oath〉から12インチリリース。ブレイクビート、レイヴ、プログレッシヴを下敷きにしながら、ジャケットのアートワークにも通じる、自然、太古の神秘と、バーチャルな世界感が表現されたような。疾走する開放感、ハイエナジーなサイケデリック。A2「floor science」、B1のEPタイトル曲「vitara 3000」のオリジナル3曲。 REGARBAU、CENTRALの不思議なリズムの感覚、素晴らしいリミックスを提供しています。 (サイトウ)