- 12inch
Takaaki Itoh
Killing All Anarchists
Oaks
- Cat No.: OAKS10
- 2019-04-04
歪なエフェクト・レイヤーや繊細に伸びるフィラメントを纏った低空ワームホールを搔い潜っていく”Wisher”(sample1)、そして、トランシーな高周波ループの緩急でリフトするダウンビートなブロークン・テクノ”オフビートオフビート”Obliger”(sample2)や、より混沌としたアトモスフェリック・フロートにリズム立ちの良いグルーヴで扇動する”Boyscouter”(sample3)など、全4トラックを収録!
1990年代より、日本の地下に横たわるテクノ・アンダーグラウンド、その東北を、それのみならず海外での活動を含めて、この国のシーン担うアーティスト、TAKAAKI ITOH。盛岡や仙台のシーンにて活躍、またどちらかといえばDJ偏重しがちな、この国のテクノ・シーンにおいて彼はトラック・メイカーとしてもその揺るぎない電子音のグルーヴの美学も追求、これまで世界中のレーベルから数々のEPやリミックスもリリースしている。本作は、 そんなどう考えてもテクノ・ミュージックのあるサイドの、すべてを知っている男のテクニック、感性、そしてサウンド・コントロールがにじみ出ているミックスCDだ。それはこの狭い島国の基準のソレではなく、もっとユニヴァーサルなソレだ。疾走するマシン・ ビートは、電子音とともにイマジネーションを刺激しながら、強烈なグルーヴとともに迫り、そしてストーリーを紡いでいく。夢想する機械のリズムは強烈だ。これぞ「テクノ」 なミックスCDの登場。(河村祐介)
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SURGEONの<COUNTERBALANCE>やFUNCTIONの<INFRASTRUCTURE NEW YORK>を流通させていたバーミンガムのレコード・カンパニー「INTEGRALE MUZIQUE」傘下レーベル、REGISやPORTION REFORM、REEKOらがりりーすをのこし約2年で幕を閉じたサブレーベル<IMI RECORDS>から、'03年にリリースされたTAKAAKI ITOH氏のディスコグラフィーには記載のない12インチ・シングル”Killing All Anarchists”が、デザイン装丁もあらたにリマスター再発!”DIN DA DA”使いのブロークン・インダストリアルな”Anarchists”(sample3)を収録です。