- LP
Motohiko Hamase(濱瀬元彦)
Technodrome
WRWTFWW
- Cat No.: WRWTFWW035
- 2024-04-07
ジャズ・ベーシストとして活躍し、日本のコンテンポラリー本命、濱瀬元彦の「レミニッセンス」「インタリヨ」に続く1988年のCDオンリーだった「#notes Of Forestry - 樹木の音階」がスイスのWe Release Whatever The Fuck We Want Recordsからアナログ再発されました。尾島由郎の「Une Collection Des Chaînons」2種でスタートした〈ESPLANADE SERIES〉から。80年代の東京の環境音楽のキーとなる青山ワコール・アート・センターに携わっていた尾島由郎との共同プロデュース。柴野サツキも録音に参加。サティーやECM、ミニマル・ミュージックにインスパイアされながら濱瀬のベースがグルーヴのうねりを産み出す唯一無二のサウンド。先立って日本でアナログ再発されるも、すでに万超えの人気となっている名作。350g。 (サイトウ)
日本の環境音楽のスペシャリストVISIBLE CLOAKSライアン監修のコンピ「Kankyō Ongaku (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)」がグラミー賞にノミネートされたニュースが駆け巡るなか、今年6月の柴野さつきと、VISIBLE CLOAKSとのジョイント・コンサートも素晴らしかった尾島由郎の1985年から1988年にかけて製作され1988年にリリースされた音源が初のアナログ化。サティやパスカル・コムラード、ECMのことなど話されていましたが、ミニマル、コンクレートやジャズ、当時の先鋭のエッセンスを吸収して、昇華した魅惑の音世界です。実際の空間で体験するのがベストだろうけれど、空間と音をイメージするだけでぐっと世界が広がります。アンビエント。レーベルはエンビロンメントという単語も使っています。日本で産まれた環境音楽の魅力。素晴らしいので是非。 (サイトウ)
Track List
日本の環境音楽のスペシャリストVISIBLE CLOAKSライアン監修のコンピ「Kankyō Ongaku (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)」がグラミー賞にノミネートされたニュースが駆け巡る中、今年6月の柴野さつきと、VISIBLE CLOAKSとのジョイント・コンサートも素晴らしかった尾島由郎氏の1985年から1988年にかけて製作され1988年にリリースされた音源が初のアナログ化され再発されました。オルゴールみたいな音色でミニマルに変化を遂げ反復する「Les Trois Grâces」で幕開ける。透明感、優しい音色、デジタル。ヒーリング的でありながら都会的で、驚きの音世界でもあります。日本産音楽の魅力。 (サイトウ)
Track List
「レミニッセンス」,「インタリオ」,「樹木の音階」といった重要 作品からの曲を含むワコール・アートセンター、スパイラルガーデンでの1987年7月12日の録音。93年にCDオンリーでリリースされた「Anecdote」。当時のJOHN HASSELにも通じるような民族音楽とシンセサイザーのアプローチも聴けるような幻想的な音世界。そして痺れるベースプレイ。 (サイトウ)
こちらはテクノの登場以降となる93年の作品。ジョン・ケージ、ブライアン・イーノや、ジョン・ハッセル、テクノや当時のハウスとドラッグの関係性にも言及している自身のライナーノーツが興味深いので単体ページで引用しています。このアルバムも尾島由郎氏との共同プロデュース。オリジナルはワコール・アート・センターのリリース。よりシンセサイザーの比重濃いサウンド、ラストはサックスのカルテットのための「Lattice」。デジパック仕様、ステッカー、ライナーノーツ付き。 (サイトウ)
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こちらはテクノの登場以降となる93年の作品。ジョン・ケージ、ブライアン・イーノや、ジョン・ハッセル、テクノや当時のハウスとドラッグの関係性にも言及している自身のライナーノーツが興味深いので単体ページで引用しています。このアルバムも尾島由郎氏との共同プロデュース。オリジナルはワコール・アート・センターのリリース。よりシンセサイザーの比重濃いサウンド、ラストはサックスのカルテットのための「Lattice」。 (サイトウ)