- LP
- Digital
Bell Towers
Advanced Style
Public Possession
- Cat No.: PP073
- 2022-11-26
メルボルンシーンの個性Bell Towersが〈Public Possession〉から新作アルバムリリース。「Advanced Style」。またしてもファンを増やしそう。アートワークも謎です。
Track List
Track List
80年代初頭、NYでサウンドプロダクションを学んでいたミュージシャン・DEJAN KOSTIĆを中心に、アヴァンロック・グループ・KATARINA IIや前身となるGRUPA Iのメンバーらで結成された、レゲエやスカ、ラップなどの雑多な音楽性を吸収し、いわゆるNYのノーウェイブの影響をダイレクトに表現していたセルビアのカルトバンド・DU-DU-Aの、1984年から1989年までの音源がコンパイルされ再発!女性ヴォーカリスト・JELENA RAČIĆや、THE NEW AGE BANDのサックス奏者・ALEKSANDAR JAĆIMOVIĆほか様々なミュージシャンも参加していた時期の、フロントマン・DEJAN KOSTIĆことDU-DU VANILLAワークをAサイドに、多くのバンドにも在籍しユーゴスラヴィアで初めてムーグを演奏したという鍵盤奏者・ZORAN ZAGORČIĆことDU-DU VOODOOプロデュースによる音源をBサイドに、各5曲づつをピックアップして収録です。
アメリカの音楽産業のすそ野の広さ!現在でもLAでラジオショー等で活躍しているフュージョン・ギタリストTONY PALKOVICの自主リリースの85年作をPPUが再発した12インチ。2014年に再発されるも即売り切れていた一枚がリプレス。シンセ+エレクトリック・ドラムとTONYのギターが絶妙のバランスと展開を見せるオブスキュア奇跡の一曲「True To Yourself」と「Born With A Desire」,「Hoping For A Better World」の3曲。宇宙の神秘をシンボリックにあしらったジャケも良い。 (サイトウ)
PHILL COLLINSに影響を受けたようなコズミックな80'sロマンチズム渦巻くシンセ・オーケストレーションが歌うエモーショナルなシンセポップをキレ良く捌いた”Down”(sample1)、派手華やかな熟女コーラスにオシビサみたいなファントムなアフロ・ファンクネス、カウベルが炸裂するパーカッション・パートも美味しい”Space”(sample2)のカップリング!限定300枚プレスです。
マシュー・マーティンとのTHE JET AGE OF TOMORROWで、タイラー・ザ・クリエイターのOFWGKTAに所属、ODD FUTUREのプロデュースも手がけたことのある HAL WILLIAMS のプロジェクトPYRAMID VRITRAの1STが2011年の1STアルバムが再発!両サイド、組曲的な15分, 18分の曲+アルファで構成されている。コラージュ感覚、エレクトロニクス、シーケンスのポリフォニーも垣間見れるようなユニークなファンタジーの世界が封入されています。素晴らしき一枚。DAEDELOUSやANTICON諸作にも通じるオルタナティブでプログレッシヴなヒップホップ、インディー・サイケデリアの推薦盤です。 (サイトウ)
Axel Boman, Kornél Kovács, Petterが運営する〈STUDIO BARNHUS〉からケルンの女性DJ/プロデューサーESTHER SILEXのデビュー作。COMEMEあたりの実験的さとユニークさに、ヨーロッパの捻じれた感覚が注入されたようなミニマル・エレクトロ。面白い! (サイトウ)
イギリスの女性ポップシンガー・HAYWOODEのベストシングルでもあり、殿下・プリンスの”I Wanna Be Your Lover”のカバーを引っさげたデヴューアルバムのタイトルチューンのUK TOP 20の”Roses”(sample2)、デュラン・デュランとのスプリットも残す、RAY PARKER JR. & RAYDIOのメンバー・JERRY KNIGHT & OLLIE BROWNコンビ・OLLIE & JERRYのデヴュー大ヒット曲”Breakin'... There's No Stopping Us”(sample3)のリエディット、これはDIMITRI FROM TOKYOのチョイス!A面、J.C.G.はSYLVESTERの”You Make Me Feel (Mighty Real)”(sample1)をアシッディーにカット&ループ、こちらは問答無用のフロアフィラー!
某◯ーミンが訳詞を手掛けた小林麻美 with C-POINTによるカヴァーが和モノ・シーンでも人気、イタリアのGAZEBO の”I Like Chopin”をプロデュースしたイタロディスコのコンポーザー・JOHN BINIワークスのなかでも特に、このインストのみで聴ける驚愕のアレンジメントが味わえるEXTENDEDバージョンはDJ HARVEYのバッグに常備されているキラーなイタロ・シンセポップ、RYAN PARISの”Dolce Vita”のリエディット2ヴァージョン!巨匠・フェデリコ・フェリーニの同名映画「甘い生活」の常人ではない難解さとは一線を画したわかりやすい享楽を表現したようなトロピカルメロディーの80'sブギが炸裂です。
INTERNATIONAL FEELが送り出すドイツのミステリアスな曲者3人組!NICK STRAKER BANDやNIK KERSHAWあたりの80SのUKサウンドとCOMPASS POINTやトロピカルなUSサウンドの双方のテイストを感じさせながらユニークな個性。アーバン・ポップ・サウンド。 (サイトウ)
サンプリングの手法とシンセサイザー。エレクトロニック・ミュージックに革命を起こしたART OF NOISE。マスターピースなダンス・チューンをもつ彼らの代表曲のひとつBeat Box。Diversion One + Diversion Two。 (サイトウ)
かねてからオーストラリアの音楽にも興味をよせていたレーベル・ボス・BRADLEY ZEROが、'13年に出会って以来ファンだったという、DJのRYANことLIZARD PROMISEらと仲間による4人組シンセポップ・バンド。甘いフレッシュ・ヴォーカルが魅力のアーサー・ラッセルのようなルーズトーン・ポップがなんとも癖になるソングラインの”Gundagai”(sample1)が抜けてます!ほか、ウォーミーなホーンのエレクトロ・リズムステディーな”Heard You're Doing Well”(sample2)、いなたさで疾走するEPタイトルの”This Place”(sample3)あたりも含めてヴァラエティーにも富んで世界観を崩さず、チカラも抜けまくっていていい感じ!
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メルボルンのオルタナティヴなシーンの深部PERKS AND MINI(P.A.M.)周辺人脈から登場し、Roman WafersとしてDJでも活躍、〈Public Possession〉を拠点に、〈Internasjonal〉や〈Unknown To The Unknown〉、〈CockTail d'Amore〉などにもフックされてきたBell Towersのニューアルバム。ミドルテンポのシンセサイザーダンス、前作に引き続き自身の歌をフィーチャリングしたシンセ・ポップ。完成度高い。独特の世界観、じっくり良いです。 (サイトウ)