最高のナイジェリア・アルバムのひとつとして賞賛され、当時の多くの若手アーティストに影響を与えた名作。'70年代アフロ・ビート界のアイコニックな双子ヴォーカル・ユニット The Lijadu Sisters が '76年にリリースしたアルバム『Horizon Unlimited』が〈NUMERO〉からリイシュー!!
アフロビート、レゲエ、ソウルが取り入れられた、当時のナイジェリア音楽の中でもかなりモダンであったスタイル、政治的なメッセージ、抜群のヴォーカル・ハーモニー。ユニークなギター遊びとアフリカン・ファンキーなオープナー「Danger」(sample_1)、NASが'07年にサンプリングしたことで注目を集めた「Life's Gone Down Low」(sample_2)、レゲエ・チューン「Bobby」(sample_3)など、パワーとリズム、ハーモニーに満ちた名盤。オリジナルを再現したジャケットも飾りたくなる可愛さです。 (AYAM)
Y2Kの西海岸スローサイケデリア、ポストロックのマスターピース。カリフォルニアSan Diegoで結成されたバンドTristeza。Tiger Styleからリリースされた2000年リリースの2NDアルバム「Dream Signals In Full Circles」を〈Numero Group〉が再発。
The Album Leafとしての活動に移行していくシンガーソングライターでマルチ楽器奏者Jimmy LaValleやギタリストのTristezaも在籍していたTristezaの2NDアルバム。ニュートーン初期には2yangがプッシュしていたバンドです。 「シカゴで録音された『Dream Signals In Full Circles』は、揺らめく対位法ギター、計算された精密パーカッション、シンセ・グレーズ、ドラマチックなストリングスを織り交ぜ、トランスを誘う音のスクリーンセーバーに仕上げている。」 25年の時を経て、揺るぎのない名盤とし認知されたマスターピース。 (サイトウ)
カルフォルニアのHer Space HolidayやTiger Style周辺、US SAN DIEGOのTristezaなど2000年前後のSLOWCORE、インディーロックの発掘を推進する〈Numero Group〉が、スコットランドのTacoma Radarの再発に着手。Arab StrapやBelle and Sebastianなども存在していた2000年前後のスコットランド、グラスゴーのシーンのバンド、ドリームポップ、LO-FIスランバーポップ。同郷のCamera ObscuraやMaps Of Jupiterといったバンドの流れも汲んだメンバーによってスタートし、1996年から2004年まで活動していたバンド。Camera Obscura関連の音源をリリースしていた〈Andmor...もっと読む (サイトウ)esound Records〉からリリースされたアルバムやシングルをコンプリート、ライブ音源も追加して2LPアナログリリース。 (サイトウ)
ボストンのレジェンド・エモ/ポスト・ハードコアバンドKarateの初期の5年間の作品が、5LPボックス化で登場!フロントマンのジェフ・ファリーナによる解説付き。セルフタイトルのデビュー作『In Place of Real Insight』『The Bed Is In The Ocean』、当時の7インチ盤、そして未発表だった1993年のデモ音源を収録。
西海岸のニューエイジ・ミュージックのパイオニアIasosのコンピレーションや、電子音楽家Joanna BroukやDon Slepian、ララージの初期音源なども復刻してきたNUMERO GROUPから、NEWAGEにスポットを当てた2LPのコンピレーション「Bliss Out: For Days」がリリースされました。オリジナルは主にカセットオンリーのプライベートプレスのオブスキュアな音源、長尺の曲をエディットしたGrimpseバージョン。
BRIAN ENOの「Airport」シリーズで発掘される以前のリリース、オリジナルはララージと名乗る以前の78年の少量のプライベートプレスして知られる「Celestial Vibration」から「Bethlehem」はじめ、オリジナルは10~20分といった長尺の曲の多くをGlimpse(ショートエディット)Versionで収録、Iasos(ヤソス)、NUMEROが再発したカナダの80sシンセサイザーデュオVernal Equinox、90s Alex Johnson、ミネソタのDavid Naegele、2022年の「Valley Of The Sun - Field Guide To Inner Harmony」でも取り上げたValley Of The Sun周辺など、オリジナルは主に...もっと読む (サイトウ)カセットオンリーのプライベートプレスのオブスキュアな音源を垣間見れます。ララージの「Glimpses Of Infinity」のとき同様にちょうど良さを感じるボリュームでの2LP、見開きスリーヴ、32ページのブックレットが封入されています。 (サイトウ)
50年代のドゥーワップと70年代ソウルのブレンド、ストリングスが多用されたシカゴ・ソウルの秘宝 ヴォーカル・グループ Majestic Arrowsの唯一のアルバム『The Magic of the Majestic Arrows』('73)が〈Numero Group〉から初リイシュー!!
シカゴはサウスサイド出身の作家、プロデューサーArrow Brownが率いたヴォーカルグループ Majestic Arrows 。オリジナルは〈Bandit Records〉という自主レーベルからのリリースで、残されたアルバムはこの1枚のみ。愛好家たちが探し求める超レア盤です。ブロンズヴィルのハーレム兼本拠地の地下室で構想された本作は、彼らがシカゴの伝説的レコード街 Record Row の周辺で長年活動をしてきた中での副産物的な作品だと語られています。ストリングスを携えた豪華なバックバンド、Arrow Brownの17歳の娘Tridiaと、ファルセット歌手Larry Brown(The Moroccos)による混声ヴォーカル、絶妙にシュールなアートワーク、自主制作盤ならではのほのかな歪さが...もっと読む (AYAM)魅力を放つ一枚。サバンナバンド的な豪華でグルーヴィーな演奏と、伸びやかなヴォーカルが気持ちいい「One More Time Around」(sample 1)、スウィート・ソウルのファンに人気の「The Magic Of Your Love」(sample 2)、恋をタイムマシーンに例えて歌う、音効が楽しい「Going To Make A Time Machine」(sample 3)など、50年代のドゥーワップと70年代ソウルのブレンドが独特のグルーヴを生み出している全12曲。「One More Time Around」と「Going To Make A Time Machine」はインストゥルメンタルのヴァージョンが収録されています。 (AYAM)
オハイオ州クリーブランドの最もピュアで甘いゴスペル・レア音源を収録。フォレスト・シティからのファンキーなゴスペルの逸品が溢れんばかりに収録。ヌメロのコメント 'これ1枚で教会が作れそうだ。説教壇は付属しません。 'も最高。魂を揺さぶるヴォーカル&コーラスのJuanita Ellis「Make A Joyful Noise」(sample_2)をオープナーに、ハート・ウォーミングなSounds Of Soul「Gospel Train」(sample_1)、コレクター人気の高い、男声コーラスが迫り来るファンキー・ゴスペル Preacher & The Saints「Jesus Rhapsody, Pt. 1」(sample_3)など、一度に集めるとなると気が遠くなる逸品揃いなコンピレーション。推薦! (AYAM)
オハイオ州コロンバスのローカル・シーン、CAPSOULやPRIXといったマイナーレーベルの発掘を進めてきたNUMERO GROUPから、コロンバスのもうひとつの奇跡、ジャンキーや売春婦にまぎれて生活し、ミュージシャンとしては短命ながらローカルシーンに身を置いたNORMAN WHITESIDE、WEEのレア音源を再発。77年のオリジナルアルバムの9曲と未発表音源を加えた2LP。JAZZMANのジェラルドが7インチ再発した「Try Me」。「Trying to Tell You How I Feel」。サイケデリックなグルーヴ。歌、アレンジの美しさ。ユニークで愛溢れるピュア人情。臆面もなく、まばゆい世界。ソウル・ミュージック。心を打つ。 (サイトウ)
オハイオの謎のソウルシンガー Ron Harrington が創設者Bill Moss向けに録音されたデモ音源で、彼の作品はこのシングルのみ。歯切れの良いカッティング・ギター、脱力・ハーモニック・コーラス&ヴォーカルが軽快な「It Happened To Me Again」と、ハートフルな「Because You're Mine」。ローファイ、オブスキュアなこのEccentric Soul 45シリーズの真髄に満ちた1枚。 (AYAM)
1970年のリリース時にわずかな反響を呼んだものの、その後世界中のプレミアムTV番組や自動車CMのサウンドトラックとして独自の存在感を確立し、65年を経てついにゴールドディスクを獲得した2曲をダブルサイダーで復刻。タイトルからも泣けてくるバラード「Go On Fool(行けよ馬鹿野郎)」と、哀愁ブルース「Who Knows(知るかよ)」。これでカタログ100番を飾るとは。渋すぎます。
2017年に〈Notes On A Journey〉からLPと、翌年には国内で〈P-Vine〉からCDでのリイシューが大変話題になり、昨年2022年にはTravis Scott とDior によるコレクションのファッションショーにもセレクトされるなど、常にマニアたちの心の片隅にあるあの宅録SSW/AORレア名盤がついにヌメロから再リイシュー。この機会に是非。
大統領候補や未来の宇宙飛行士たちを輩出する、アフリカ系アメリカ人を対象とした大学 ノースカロライナ農工科州立大学。1950~60年代の公民権運動の時代を経験した者たちが集うその大学は、黒人の卓越性、活動家精神に溢れた未開の才能の温床でした。〈Linco Records〉を筆頭に〈Cobra Records〉や〈Witch's Brew〉など6つのレーベルを運営していた、グリーンズボロ出身の Walter Grady によって見出された才能たちが2LP/24曲の大ボリュームでコンパイルされています。rawとゴージャスのバランスが絶妙な甘バラード The Opells「You Know I Love You」('71)(sample_1)。ヴォーカルのハーモニー、各パートのソロプレイ・パートが最...もっと読む (AYAM)高なグルーヴィーなディスコ True Transfusion「No Communication」(sample_2)は、昨年ソウル/ブギー・再発レーベル〈Miles Away〉のコンピレーションにもセレクトされ高騰している目玉トラック。〈Graytom Records〉から'77年にリリースされた、テクニカルなドラムとカッティングギターが超ファンキーなBridge「Stick Your Finger In The Ground (And Turn The World Around)」(sample_3)など、60年代ソウルから'70年代ディスコに至るまでがぎっしり詰め込まれた圧巻の2LP。 (AYAM)
〈NUMERO〉からのアルバム再発によって名盤/名バンドとの知見が広く確固となったスロウコアバンドDusterのニュー・コレクション。LAのインディーSSW/マルチ奏者Nick RattiganのソロプロジェクトCurrent Joysは「Cooking」を疾走感のあるパワーポップに。00年代から活動するブルックリンのインディーロックバンドBeach Fossilsは「Inside Out」をオリジナルのローファイでルーズな気怠さに寄り添いそれぞれカバー。ご視聴はトラックリスト下のYouTubeからどうぞ。 (足立)