- LP
Arthur Verocai
Encore
Far Out
- Cat No.: FARO122LPX
- 2023-03-21
人気の高いレアアルバム「Festa Para Um Novo Rei」はじめ多くのセッションでも知られるキーボード奏者MARCOS RESENDEとバンドINDEXによる素晴らしい音源が発掘されました!初回プレスのアナログ盤。確保しています!6/8 変拍子で展開していく、プログレッシヴ・ジャズロック「Nergal」(SAMPLE3)筆頭に圧巻の素晴らしさ。 (サイトウ)
Track List
バーデン・パウエル、ジョアン・ジルベルトの影響下とはいえ、アルゼンチン人のボッサって少し陰がありながら独特の湿り気と親しみやすさがあり、いうならばサイケ/アシッド・フォーク的な陰影にトロピカルなMPBのメロディ・コード感のバランスがなんとも美しい。そして密林サイケデリック・パーカッショニストであるナナバスと共作も出しているという経歴からも瞑想感を携えたただのボッサではないとこがわかります。特にラストの15分にもわたるサイケデリック・ボッサ組曲、 "Encuentro De Sombras"(sample 3)の美しさ!タイトル曲の"LA LANA"(sample 1)もすごい。同じくアルゼンチン人のRubén Izaurraldeのフルートも軽やかで素晴らし。ノルウェーはオスロの録音。野外とかでかけたいですね、これもずっと聴けそうです。個人的にも愛聴してる、Vampisoulからの再発も素晴らしかった SEBASTIAO TAPAJOSと並べても。エルメート・パスコアル好きな人にもさらに一歩踏み込んでこちらから?大推薦。本人によるイラストも可愛いですね。 (Shhhhh)
Track List
70年代から活動する南米スペース・フュージョン/ファンクの代名詞というか既に一つのジャンルと言っても過言ではないAzymuthサウンドの最新型。グアナバラとリオデジャネイロの自然を見渡すブラジルのニテロイで録音。ALEXの娘であるSabrina Malheirosをフィーチャーした 、"Prece"(sample 1)、 密林系グルーヴ"Kuarup"(sample 2)。そして、オリジナルメンバーでキーボーディストだった故Jose Roberto BertamiがFender Rhodesを弾いた95年のデモを作り直したTempos Futuros(sample 3)など、どれもハイクオリティの貫禄の出来。Nick the RecordがAzymuthをフロアでプレイし皆で踊り狂ってた光景も思い出す。ブラジル好きはもちろんDJにもバッチリ。アダルト・オリエンティッド・グルーヴ。 (Shhhhh)
このJosé Roberto Bertamiは、10代後半にして既に定期的に列車でサンパウロに出かけナイトクラブで演奏。弟のクラウディオやタトゥイの新興ジャズ/ボサノヴァ・シーンから集まった他のミュージシャンと共に、こちらのグループ名"OS TATUIS"で最初のアルバムを録音が今作です。あのアジムスサウンドの原点を感じさせるスムースさが随所に散りばめられた良質すぎのインスト。演奏力に裏打ちされたイージーリスニング的愉しみ方もいけますね〜気持ち良し。とにかく良質!10代で既にブラジル音楽巨匠と肩をを並べる才能があったという証明だと書いてありますが、果たしてその通りに21世紀になってもこうして再発。もちろんFAR OUTから! (Shhhhh)
これも凄すぎますね。ブラジル北東部ノルデスチ地方の奴隷サトウキビ農場から生まれた歌と打楽器の音楽マラカトゥから、バイアーノ、フレーヴォといったカーニバル音楽までをピアノに落とし込む鬼才。12歳で教会でピアノの演奏を始め、もちろん高額なピアノを持てずベッドルームに架空の鍵盤を敷いて練習していたというエピソードからも只者じゃない。昨年に初聴きした時はフロアには少々難解かなと思ったんですが、ようやく染み付いてきた瞬間にこりゃただものではないと気づきました。Chano DominguesやKip Hanrahanを初めて聴いた感動を思い出すし、若き才能ということでロウレイロにも比肩しうるかと。すごいのが出てきましたね。ジャズ周辺には昨年大絶賛された本作、入荷です。 (Shhhhh)
元々は地元であるブラジル東北部ペルナンブーコの教会でピアノを弾いていて、その教会では讃美歌にブラジルの伝統リズムが自然に混ざって演奏されていた(!)というのが原風景。フォホー、バイアォンといったブラジル東北部のあらゆる伝統のポリリズムを複雑にダイナミックに、そして今USジャズをも取り込み完璧に新しいサウンドになりました。鳥の声と森の音を思わせる Cazumbá(sample3)は同じペルナンブーコ出身のナナ・ヴァスコンセロスに捧げられているあたり、ダンス耳・サイケデリック好きにも響くはず。インタビューでは今作のことを、忘れ去られた物語、古代の哲学、ブラック・ブラジルのインスピレーションスピリチュアルな探求であり、そして自然讃歌だと答えてます。アフロ・ブラジリアン・カルチャーの一つの結晶とまで言ってしまいたい!凄すぎる。 (Shhhhh)
Track List
ブラジリアン・グルーヴの至宝AZYMUTHの大名作。まだAZIMÜTH(ポルトガル語訓みでアジムチ、方位角を意味する)と綴っていた1STアルバム。アープシンセやムーグを導入したJOSÉ ROBERTO BERTRAMI、マドリブも敬愛する「ママオ」を愛称に持つIVAN CONTIのドラムやベースから生まれる極上のリズム&グルーヴ。数々の名作に携わったエンジニア陣のパーフェクトな仕事も素晴らしい。エバーグリーンな一枚! (サイトウ)
自分で笛を作り奏で鳥やカエルとコール&レスポンスで遊び、祖父の鍛冶場で廃品利用した楽器を作り、湖畔に座って何時間も自然の音に耳を傾けていた少年時代。しかし今作のプラネタリオ・ダ・ガベアのレコーディングでは、エルメトは「魔術師」あるいは「宇宙の使者」(ブラジルの偉大なギタリスト、ギンガがかつてそう呼んだ)として、我々の世界を超えたハーモニーとメロディーの直感的センスを発揮。
これを機に11年不動のメンバーに固定されたという圧巻のグルーヴが誕生した夜(ミルトン・ナシメントも見にきていたとか)。もちろんそこにはサンバやブラジル東北部音楽といった様々なブラジリアン・フォークが内蔵されたエルメート節が炸裂。。やはり圧倒的と言わざるを得ない、、エルメート諸作は色々聴いてますが、この時代もあったであろう緊張感溢れるグルーヴにちょっと"怖さ"も感じてしまった、、なかなか凄いとこまできてます。2LPですが20枚分くらいの熱量、、30分以上のブラジリアン・サイケデリック・ジャム"Paz Amor e Esperança / Homônimo Sintróvio"(sample 1)、コール&レスポンスに驚"Bombardino"(sample 2)、美しいピアノからフルートまで流麗なジャム"São Jorge / Ilza na Feijoada"(sample 3)そこをとってもエルメート節。名門FAR OUTからのリリース、ジャケも最高すね。
****入荷時より、ジャケットに僅かな背割れのある商品です。予めご了承願います。**** (Shhhhh)
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Alex Malheiros、Hyldon、Robertinho Silvaらレーベルにゆかりのミュージシャン達が集結し、リオデジャネイロの気鋭のミュージシャン達と共に奏でられたFriends From Rioプロジェクトの、懐かしのロンドン・クラブ・ジャズ的なブラジリアン・フュージョン・クロスオーバー・ニュージャズな爽やかで心地よすぎる風が贅沢に駆け抜けていく。サンバなリズムのパーカッション・トラックA5「Batucada Bidu」もうれしい!!!ジャザノヴァはもちろん、インコグニートやブラン・ニュー・ヘヴィーズらニュージャズ、クラブ・ジャズ・ファンはお見逃し無く。180g高音質重量盤アナログ。トラックリストからもぜひ。全9曲すべて最高。 (コンピューマ)
自分で笛を作り奏で鳥やカエルとコール&レスポンスで遊び、祖父の鍛冶場で廃品利用した楽器を作り、湖畔に座って何時間も自然の音に耳を傾けていた少年時代。しかし今作のプラネタリオ・ダ・ガベアのレコーディングでは、エルメトは「魔術師」あるいは「宇宙の使者」(ブラジルの偉大なギタリスト、ギンガがかつてそう呼んだ)として、我々の世界を超えたハーモニーとメロディーの直感的センスを発揮。
これを機に11年不動のメンバーに固定されたという圧巻のグルーヴが誕生した夜(ミルトン・ナシメントも見にきていたとか)。もちろんそこにはサンバやブラジル東北部音楽といった様々なブラジリアン・フォークが内蔵されたエルメート節が炸裂。。やはり圧倒的と言わざるを得ない、、エルメート諸作は色々聴いてますが、この時代もあったであろう緊張感溢れるグルーヴにちょっと"怖さ"も感じてしまった、、なかなか凄いとこまできてます。2LPですが20枚分くらいの熱量、、30分以上のブラジリアン・サイケデリック・ジャム"Paz Amor e Esperança / Homônimo Sintróvio"(sample 1)、コール&レスポンスに驚"Bombardino"(sample 2)、美しいピアノからフルートまで流麗なジャム"São Jorge / Ilza na Feijoada"(sample 3)そこをとってもエルメート節。名門FAR OUTからのリリース、ジャケも最高すね。 (Shhhhh)
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PINK RHYTHMでも知られるJohn Rocca達のバンドFREEEZがBRIT FUNKのフィクサーだったJean-Paul Maunick(BLUEY/INCOGNITO)と出会いDIYに録音したデビューEP「Keep In Touch」と、2nd「Stay / Hot Footing It」の再発。こちらは圧倒的人気の高い2ND。「Keep In Touch」でインディーながら成功を収めたFREEEZは、PYEと契約を交わしたが、この2NDでヴォーカルを取り入れたことが裏目にPYEから契約を解除されリリースされず自主のPINK RHYTHMからリリースしたとのことです。しかし、現在ではその魅力は発見され人気をあつめ、オリジナルは高値をつけるレアな一枚。 (サイトウ)
昨年FAR OUTが取り組んだ〈QUARTIN RECORDS〉の一連の再発でもハイライトの一つJOSE MAUROの「Obnoxius」。MADLIB, GILLES PETERSON, FLOATING POINTSも生涯のフェイバレット・アルバムにあげる名作で、BING,SHHHHHといったDJにもプレイされてきた「Apocalipse」や「Obnóxius」を筆頭に数珠の名曲、アレンジ。素晴らしい音、歌の世界。 (サイトウ)
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故・JOSÉ BERTRAMI亡き後、インコグニートの中心メンバーのBLUEYの息子であり、<FAR OUT>で活躍する若きプロデューサー・DANIEL MAUNICK a.k.a. DOKTA VENOMが全面サポート&プロデュースを手掛け、呪術的なコーラスチャントをリードに密林を探索するような擬態音、ユーモアたっぷりにネイチャーとの共鳴を図るオリジナル”Katmandu (Original Mix)”(sample1)を筆頭に、MOTOR CITY DRUM ENSEMBLEの側近としてレーベル運営を支えてきた仕事人・PABLO VALENTINOによるリミックス、そして名門<SONAR KOLLECTIV>代表のJAZZANOVAによる、洗練された貫禄のフュージョニック・ディープハウスに仕上げた”Katmandu (Jazzanova Remix)”(sample3)、クロアチアの男女デュオ・EDDY MEETS YANNAHによる、生音を基軸にヒプノティック・ジャジーにエレピも弾き加えたリミックス”Katmandu (Eddy Ramich Feat. Jan Kinčl & Regis Kattie Remix)”(sample3)共にも素晴らしい。
2017年にはじめてアナログ化され話題となったヴェロカイの本格的なカムバック・アルバム『ENCORE』(2007)。そのなかでも一番人気の曲だったアジムスの鍵盤奏者ジョゼ・ホベルト・ベルトラミをフィーチャーした「BIS」7インチでリリースとなりました。多幸感あふれるコーラスとホーンズにヴェロカイ印ともいえるストリングス、心地よくもスイング感あふれるミッド・グルーヴが最高に心地よいこのトラックが、このたびRECORD STORE DAY 2021 対象商品として7INCHリイシューされることになった。
実はこの曲、2007年当時にもごく少量7INCHプレスされていたのだが、アルバム自体がアナログ化されたあとも 7INCH の人気は落ちず、中古市場でも極めて入手困難な状態であった。それ以来となる今回の 7INCH化では、当時B面に収録されていたリミックスに代わり、未発表となる「BIS」のインスト・バージョンを収録。コレクターはもちろん、DJにとっても嬉しすぎる仕様でのリイシューとなっている。
メキシコシティ生まれでアメリカで音楽を学んだ後、一時的にメキシコに戻っていた時にSun Ra Arkestraと邂逅してそのまま7年間メンバーになったという奇妙な音楽人生ののち、デトロイトに戻ってデトロイト・ジャズのStrata Recordsの創始者Ken Coxらと制作したアルバムがこれです。アフロ・キューバン、サンバのバトゥカーダ、ハイチ、アフリカのメロディ/リズムがふんだんに鳴り響くパーカッシヴなラテン・スピリチュアル・ジャズのスーパー良盤!彼はその後、カール・クレイグのINNERZONE ORCHESTRAのメンバーとしてよりアフロ・フュチャーのエレクトリック方面をも追求するのですが、そのオリジナルな過程にこんな凄いアルバムがあったんですね。ここまでストレートなスピリチュアル・ジャズの演奏を久々に体感、デトロイト産のストイックでコズミックな音魂も感じます。 (Shhhhh)
この74年の「Ninguem Vai Me Segurar」と、77年の「S/T」とライヴアルバムを一枚残し、30代で短命に終わったANA MAZZOTTI。彼女のパートナーでドラマーでもあるROMILDO T. SANTOS、そしてAZIMÜTHの1STアルバムを録音と同じ時期のJOSÉ ROBERTO BERTRAMIが前面に参加、ベース/ギターALEX MALHEIROSやARIOVALDO CONTESINIも参加したバッキングの魔法のようなテクニック、リズム、高いレベルで、調和した演奏(歌も含めて)が素晴らしい。ファンクビートとサンバビートを行き来するダンスチューン「Eu Sou Mais Eu」、テクニカルな鮮やか際立つ「Agora Ou Nunca Mais」、「Feel like Making love」のカバーなど。 (サイトウ)
ジャイルス・ピーターソンやパトリック・フォージといったジャズDJ達はもちろん、近年でもFLOATING POINTSやMR SCRUFF、ANDREW ASHONG達はじめ多くのDJがプレイしてきた、79年の名作アルバム「Viralata」。アフロ・ブラジリアン・サウンドとジャズ、ジャズ・ファンク/フュージョンがクロスした色褪せることのない名盤です。洗練された演奏のすばらしさ、高度な音響構築のミキシングはフロアでアメイジングさを発揮します。ロンドンのアンダーグラウンド・ダンス・ミュージックを育んだ今はなき伝説のクラブPLASTIC PEOPLEのクロージング最後の一曲はこの「Cascavel」だったそう。 (サイトウ)
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現在の音楽シーンに再発見され、ブラジル音楽指折りの名作として知られるようになった72年のアルバム「ARTHUR VEROCAI」や、数多くのプロデュース、オーケストラ・アレンジャー・ワークシンガーソング・ライティングで、ブラジル音楽ファンに愛され、神格化していた中リリースされた復活アルバム「Encore」。IVAN CONTIたちAZYMUTHや、IVAN LINSとのコラヴォレーションを含む2007年のリリースで、ファンを驚かせ絶賛される。〈FAR OUT Recorings〉からCDオンリーだった名作で、後に10周年を記念してアナログリリースされた一枚。レコードスリーヴは、SWIFTYのデザイン。こちらもアナログで再プレスされてます。 (サイトウ)